オフロードタイヤで雪道は止まれない?制動距離8倍の衝撃データと高速規制の罠

オフロードタイヤで雪道は止まれない?制動距離8倍の衝撃データと高速規制の罠

SUVに乗っていると、ゴツゴツしたかっこいいオフロードタイヤのまま冬も走りたくなりますよね。でも、これって雪道では滑るんじゃないかとか、高速道路の規制に引っかかるのかといった不安も尽きません。オールテレーンやマッドテレーンなど種類も多く、スタッドレスタイヤなしでどこまでいけるのか気になっている方も多いはずです。タイヤの性能や表記に関する正しい知識がないと、思わぬ事故に繋がったり違反になったりするリスクもゼロではありません。今回は私の経験も踏まえつつ、安全性やルールについて詳しくお話しします。

記事のポイント
  • オフロードタイヤの雪道における物理的な制動距離と危険性
  • マッド&スノー(M+S)とスノーフレークマークの決定的な違い
  • 高速道路の冬用タイヤ規制やチェーン規制への対応可否
  • どうしてもオフロードタイヤで冬を越すための必須装備
目次

オフロードタイヤでの雪道走行は危険?限界とリスク

オフロードタイヤでの雪道走行は危険?限界とリスク

愛車のワイルドなスタイルを崩したくない気持ち、すごくわかります。ただ、見た目のかっこよさと雪道での安全性は、残念ながらイコールではありません。まずは物理的に「止まれるのかどうか」という一番重要なポイントから見ていきましょう。

オフロードタイヤは雪道で滑るのか?制動距離の真実

オフロードタイヤは雪道で滑るのか?制動距離の真実

結論から言うと、オフロードタイヤは雪道、特に凍結した路面(アイスバーン)では非常に滑りやすいです。これは脅しでもなんでもなく、物理的な事実として受け止める必要があります。

「4WDだから大丈夫」と思っている方もいるかもしれませんが、これは大きな誤解です。4WD(四輪駆動)は、4つのタイヤすべてにエンジンの力を伝えることで「進む力(トラクション)」を稼ぐシステムです。しかし、ブレーキをかけて「止まる力」に関しては、2WDも4WDも関係ありません。車を止めるのは、あくまでタイヤと路面の間に発生する「摩擦力」だけだからです。どんなに高性能な4WDシステムを積んでいても、タイヤが氷の上でツルツル滑ってしまえば、車は単なる重たい鉄の塊になってしまいます。

ここで、JAF(日本自動車連盟)が行ったユーザーテストのデータをご紹介します。時速40kmで走行している際、氷盤路(凍結した路面)で急ブレーキをかけてから完全に停止するまでの距離(制動距離)を比較した衝撃的な結果があります。

スクロールできます
路面状況タイヤの種類制動距離の目安
ドライ(乾燥)ノーマル/オフロード約10m
氷盤(凍結)スタッドレス約78.5m
氷盤(凍結)ノーマル/オフロード約105.4m

出典:JAF『走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤ(JAFユーザーテスト)』

サッカーコートの縦幅を超える距離まで止まりません
乾燥した道路なら10メートル程度で止まれるスピードでも、氷の上で専用タイヤでないものを使用すると、止まるまでに100メートル以上も滑走してしまう可能性があるのです。これは、目の前に歩行者や停止車両が見えてからブレーキを踏んでも、衝突を回避することは物理的に不可能であることを意味しています。

オフロードタイヤは、基本的に「夏用タイヤ」に近いゴム質で作られています。スタッドレスタイヤのように低温でも柔らかさを保つ工夫がされていないため、氷点下になるとゴムが硬化し、氷の表面をキャッチできずに滑り続けてしまうのです。「オールテレーンだから少しはマシだろう」という期待も、磨き上げられたアイスバーンの前では無力化されると考えておいた方が安全です。

▶【結論】やっぱりスタッドレスが最強。今の愛車に合う最安値をチェックする

マッドテレーンタイヤは雪道走行に向かない理由

マッドテレーンタイヤは雪道走行に向かない理由

ゴツゴツした大きなブロックパターンが特徴的で、ドレスアップ派にも大人気の「マッドテレーン(M/T)タイヤ」。泥(マッド)や岩場(ロック)では最強の走破性を誇りますが、雪道、特に凍結路面においては構造的に全く向いていません。なぜM/Tタイヤが雪道で危険なのか、その理由は大きく分けて2つあります。

1つ目の理由は「接地面積の圧倒的な少なさ」です。
M/Tタイヤは、泥詰まりを防ぎ、泥を掻き出すために、ブロックとブロックの間の溝(ボイド)が非常に広く、深く設計されています。泥道ではこの隙間が武器になりますが、氷の上では致命的な弱点になります。氷の上でタイヤがグリップするためには、タイヤのゴムが路面に密着する「接地面積(コンタクトパッチ)」が広ければ広いほど有利です。しかし、スカスカのM/Tタイヤは路面に接しているゴムの面積が極端に少ないため、摩擦力を十分に発生させることができません。イメージとしては、スパイクシューズのピンがない状態で、底が平らでない靴を履いてスケートリンクに立つようなものです。

2つ目の理由は「コンパウンド(ゴム)の硬さ」です。
M/Tタイヤは、鋭利な岩場や木の根の上を走ってもブロックが欠けたりパンクしたりしないよう、非常に硬く頑丈なゴム(コンパウンド)を採用しています。ゴムには「ガラス転移点」という性質があり、ある一定の温度を下回ると急激に硬くなり、プラスチックのような状態に変化します。M/Tタイヤのゴムはこの変化が起きやすく、雪道の低温環境下ではカチカチに硬化してしまいます。柔軟性を失ったゴムは、路面の微細な凹凸に食い込むことができず、ただ氷の上を滑るだけの物体と化してしまいます。

新雪なら走れる?
確かに、ふかふかの新雪(深雪)であれば、M/Tタイヤの大きな溝が雪を掻く効果(トラクション)を発揮し、前に進むことはできるかもしれません。しかし、その下のアスファルトが凍結していたり、踏み固められた圧雪路に出たりした瞬間、突然コントロールを失うリスクが常に潜んでいます。

▶マッドテレーンは危険かも…雪道も走れる「オールテレーンタイヤ」の人気ランキングを見る

オールテレーンタイヤの雪道性能と限界点

オールテレーンタイヤの雪道性能と限界点

では、舗装路からオフロードまで幅広くカバーする「オールテレーン(A/T)タイヤ」ならどうでしょうか。M/Tタイヤよりも溝が細かく、サイプ(細かい切り込み)も入っているため、雪道性能は多少マシだと言われています。実際に、メーカー側も「M+S(マッド&スノー)」という表記を付けて、ある程度の雪道走行が可能であることをアピールしています。

最近のA/Tタイヤ、例えばBFGoodrichのKO2やTOYOのオープンカントリーR/Tなどは、雪道でのトラクション性能を意識した設計になっており、新雪やシャーベット状の雪、あるいは踏み固められた圧雪路であれば、慎重な運転操作で走行できるケースも多いです。4WDシステムの電子制御と相まって、意外とグイグイ進んでくれるため、「これなら冬もいけるじゃん!」と感じるドライバーも少なくありません。

しかし、ここで強調しておきたいのが「凍結路面(アイスバーン)に対する絶対的な弱さ」です。
スタッドレスタイヤのトレッド面をよく見ると、ブロックの中に無数の細かい波状の切れ込み(サイプ)が入っているのが分かります。このサイプが、氷の上に発生するミクロの水膜を吸い上げ、除去することで、タイヤを氷に密着させています。A/Tタイヤにも多少のサイプはありますが、スタッドレスタイヤのそれとは密度も深さも桁違いです。

また、A/Tタイヤのゴムは、夏場のドライ路面での耐久性や高速走行時の安定性を確保するために、スタッドレスタイヤよりも硬めの配合になっています。そのため、気温が氷点下に達するような厳しい冷え込みの朝や、日陰の凍結路面では、スタッドレスタイヤのような「吸い付くようなグリップ」は期待できません。「進めるけれど、止まれない」「曲がろうとしても、そのまま真っ直ぐ滑っていく」という現象が、A/Tタイヤの限界点なのです。

▶雪道もOKな「オールテレーンタイヤ」を探すならこちら(オートウェイ公式サイト)

▶大人気!BFグッドリッチ「All-Terrain T/A KO2」の最安値をチェックする

圧雪や凍結路面で事故を防ぐための運転技術

圧雪や凍結路面で事故を防ぐための運転技術

もし、予期せぬ降雪などでオフロードタイヤのまま雪道を走らなければならない状況に遭遇した場合、あるいは「少しくらいなら大丈夫」と判断して出かける場合、運転操作ですべてのリスクをカバーする覚悟が必要です。オフロードタイヤで雪道を走る際の鉄則は、「急」のつく操作を徹底的に排除することに尽きます。

具体的なリスク管理として、以下の3点を脳裏に焼き付けてください。

  • 急発進しない(アクセルをじわりと踏む)
    4WD車は発進性能が高いため、ラフにアクセルを踏んでもタイヤが空転しながら車体を前に押し出してしまいます。しかし、これは「車が進める=安全に走れる」という錯覚を生む最大の罠です。スムーズに発進できたからといって、次の交差点で止まれる保証はどこにもありません。「進んでしまうこと」自体がリスクだと認識し、クリープ現象を使うような繊細なアクセルワークを心がけてください。
  • 急ブレーキを踏まない(エンジンブレーキの活用)
    最近の車にはABS(アンチロック・ブレーキ・システム)がついていますが、これはタイヤのロックを防いでハンドル操作を可能にするための装置であり、制動距離を短くする魔法の装置ではありません。むしろ、氷の上ではABSが作動することで制動距離が伸びることさえあります。フットブレーキに頼る前に、早めにアクセルを離してエンジンブレーキで減速し、最後の停止時だけ優しくブレーキを踏む予測運転が必要です。
  • 急ハンドルを切らない(摩擦円の管理)
    タイヤが持っているグリップ力(摩擦円)には限界があります。このグリップ力は、縦方向(加速・減速)と横方向(旋回)で奪い合う関係にあります。ブレーキを残しながらハンドルを切るような操作をすると、タイヤの能力の限界を超えやすく、簡単にスピンモードに入ってしまいます。カーブの手前で十分に減速を終わらせ、ハンドルを切っている間はブレーキもアクセルも踏まない「パーシャル」な状態で曲がることが、スピンを防ぐ唯一の方法です。

「自分は運転がうまいから大丈夫」という過信が、雪道事故の最大の原因です。常に「今の路面は止まれないかもしれない」という健全な恐怖心を持って、慎重すぎるほど慎重にハンドルを握ることが大切ですね。

ブラックアイスバーンの恐怖と回避方法

ブラックアイスバーンの恐怖と回避方法

雪道運転において、私が最も恐れているのが「ブラックアイスバーン」です。これは、アスファルトの表面が極めて薄い氷の膜でコーティングされた状態のことを指します。雪が白く積もっている圧雪路なら「滑りそうだ」と警戒できますが、ブラックアイスバーンはその名の通り、アスファルトの黒色が透けて見えるため、ドライバーからは単なる「濡れた路面(ウェット)」にしか見えません。この視覚的な誤認が、致命的な事故を引き起こします。

特に、オフロードタイヤは氷の上の水膜除去能力が低いため、ブラックアイスバーンに乗った瞬間、まるでオイルの上を走っているかのようにグリップを失います。前触れもなく車が横を向き、対向車線に飛び出したり、ガードレールに激突したりする事故が後を絶ちません。

ここが危ない!凍結しやすい「コールドスポット」
ブラックアイスバーンはどこにでも発生しますが、特に以下の場所は局所的に凍結している可能性が高いため、最大限の警戒が必要です。

・橋の上・高架下: 地面からの地熱が伝わらず、橋の上と下の両面から冷たい風に吹きさらされるため、周囲の道路よりも早く凍結し、遅くまで氷が残ります。
・トンネルの出入り口: トンネル内は比較的暖かいですが、出口付近は風の通り道となりやすく、急激な温度変化が起きます。また、日向から日陰への変化点で路面状況が一変します。
・日陰のカーブ・交差点: 建物の影や山間部など、直射日光が当たらない場所は、日中でも路面温度が上がりません。乾燥路面を快適に走っていたドライバーが、カーブに入った瞬間に凍結路面に遭遇するパターンです。

回避方法としては、まず外気温計をチェックすることです。気温が3℃以下を表示していたら、路面温度は氷点下になっている可能性があります。「濡れている=凍っている」と最悪のケースを想定してください。また、夜間であれば、対向車のヘッドライトの反射を確認します。路面が鏡のようにキラキラと反射している場合は、ブラックアイスバーンである可能性が非常に高いです。その場合は、アクセルもブレーキも踏まず、ハンドルもしっかり固定して、慣性でやり過ごすのが最も安全な対処法になります。

▶ブラックアイスバーン対策に。今売れている「非金属タイヤチェーン」ランキング

オフロードタイヤの雪道規制と高速道路のルール

オフロードタイヤの雪道規制と高速道路のルール

次に、物理的な話だけでなく「法律やルールの話」をしましょう。いくら運転技術に自信があっても、高速道路の規制基準を満たしていなければ、検問で止められてしまい目的地にはたどり着けません。また、規制に違反して走行することは法令違反となり、反則金が科せられるだけでなく、事故を起こした際の過失割合でも極めて不利な立場に立たされます。

高速道路のチェーン規制はオフロードタイヤで通れるか

高速道路のチェーン規制はオフロードタイヤで通れるか

ここが多くのドライバーが勘違いしやすい最大のポイントなのですが、高速道路の雪道規制には、明確に異なる2つの段階が存在します。これを混同していると、現場で立ち往生することになります。

1つ目は、降雪や路面凍結が確認された場合に日常的に発令される「冬用タイヤ規制(滑り止め装置装着規制)」です。この段階では、後述する条件を満たした「冬用タイヤ」を装着しているか、あるいはチェーンを装着していれば通行可能です。多くのオフロードタイヤユーザーが気にしているのは、主にこちらの規制でしょう。

しかし、2つ目の規制である「チェーン規制(緊急脱出用滑り止め装置装着規制)」は全くの別物です。これは、大雪特別警報が出されるような異例の降雪時や、過去に大規模な立ち往生が発生した特定の難所区間で発令される「緊急避難的」な規制です。

このチェーン規制が発令された区間では、たとえ最高級のスタッドレスタイヤを履いていようが、最強の3PMSF付きオフロードタイヤを履いていようが、物理的なチェーンを巻いていない車は絶対に通行できません。

「俺のタイヤは四駆用の最強タイヤだから大丈夫だ」という言い訳は、現場の係員には一切通用しません。チェーンを持っていなければ、そこで高速道路を強制的に降ろされるか、最悪の場合はUターンもできずに立ち往生の原因を作ってしまうことになります。オフロードタイヤで冬の高速道路を利用するなら、タイヤの性能に関わらず、チェーンの携行は絶対条件であると認識してください。

▶チェーン規制は絶対厳守!女性でも取り付けやすい「簡単装着チェーン」を探す

冬用タイヤ規制とM+S表記の落とし穴

冬用タイヤ規制とM+S表記の落とし穴

では、日常的によくある第一段階の「冬用タイヤ規制」についてはどうでしょうか。ここで問題の種となるのが、多くのSUV用タイヤのサイドウォールに刻印されている「M+S(マッド&スノー)」という文字です。

「SNOW(雪)って書いてあるんだから、これは冬用タイヤとして認められるんでしょ?」と解釈したくなりますが、実はこれ、現在の日本の高速道路の厳しい規制運用においては、「冬用タイヤ」として認められないケースが増えているのが実情です。

M+Sという規格は、米国マニュファクチャラーズ協会(RMA)のガイドラインに基づくもので、「溝の比率が25%以上あること」など、主に形状的な特徴を定義したものです。実際に雪道でのブレーキ性能やトラクション性能を厳密にテストして保証したものではありません。あくまでメーカーが自主的に「泥道や、ちょっとした浅い雪道なら、溝が詰まらずに走れる設計ですよ」とアピールしている程度の意味合いなのです。

かつてはM+Sタイヤでも冬用タイヤ規制を通行できた時代もありましたが、近年は安全基準が厳格化されています。NEXCOの現場判断や、都道府県の道路交通法施行細則において、「M+S単独では冬用タイヤとみなさない(=スタッドレスタイヤまたはチェーンが必要)」とされる可能性が高いです。「M+Sだから高速に乗れる」と安易に考えるのは、立ち往生や検問での足止めのリスクが高すぎるため、避けるべきです。

▶規制で止められる前に!即納可能なスタッドレスタイヤをタイヤフッドで検索

スノーフレークマーク付きタイヤなら規制対象外?

ノーフレークマーク付きタイヤなら規制対象外?

では、スタッドレスタイヤ以外で「冬用タイヤ規制」を堂々とクリアできるオフロードタイヤはあるのでしょうか? その答えとなるのが、「3PMSF(スリーピーク・マウンテン・スノーフレーク)」という認証マークです。

3PMSF(スノーフレークマーク)とは?
タイヤの側面に刻印された、3つの山の中に雪の結晶が描かれたマークのことです。これはASTM(米国試験材料協会)の公的な試験法に基づき、極めて厳しい寒冷地・積雪路面でのトラクションテスト(加速性能試験)を実施し、所定の性能基準をクリアしたタイヤにのみ刻印が許される、信頼の証です。

例えば、BFGoodrichの「All-Terrain T/A KO2」や、TOYO TIRESの「Open Country R/T(一部サイズ)」、YOKOHAMAの「Geolandar A/T G015」などには、このスノーフレークマークが付与されています。このマークがあるタイヤであれば、日本の高速道路における冬用タイヤ規制下でも、スタッドレスタイヤと同様に「冬用タイヤ」として認められ、チェーンなしで通行することが可能です。

ただし、ここで一つ重大な注意点があります。3PMSFの認定試験は、あくまで「雪道での加速力(トラクション)」を測定するものであり、「氷の上でのブレーキ性能」を保証するものではないということです。「規制に通る=絶対に滑らない」ではありません。規制をクリアできる法的効力はありますが、アイスバーンでの制動性能はスタッドレスタイヤに劣るという物理的な事実は変わりませんので、過信は禁物です。

▶規制もクリア!スノーフレークマーク付き「オープンカントリーR/T」の在庫を見る

オフロードタイヤにチェーン装着が必要なケース

オフロードタイヤにチェーン装着が必要なケース

結論として、オフロードタイヤを履いたまま冬を過ごすのであれば、タイヤチェーンの携行は「推奨」ではなく「必須」です。

「持ってはいるけど、一度も使ったことがない」「つけ方がわからない」という方も多いですが、以下のシチュエーションに陥ったとき、チェーンだけが唯一の命綱になります。

  • 大雪特別警報クラスの「チェーン規制」が発令されたとき: 前述の通り、これがないと通行できません。
  • 深い新雪でスタックしたとき: オフロードタイヤの溝でも排雪しきれないほどの深雪や、重たい湿雪で溝が埋まってしまった場合、タイヤは空転するだけです。チェーンの金属や樹脂の爪が物理的に雪を噛むことで、脱出のきっかけを作れます。
  • ミラーバーンで坂道を登れないとき: 交通量が多く、鏡のように磨き上げられた坂道のアイスバーンでは、スタッドレスタイヤですらグリップを失うことがあります。この状況で数トンのSUVを支え、前に進めるのは、氷に物理的に食い込むチェーンのスパイクだけです。

スタッドレスタイヤがゴムの摩擦という「面」で止まるのに対し、チェーンは金属やスパイクという「点」で物理的に路面に食い込みます。このメカニズムの違いが、極限状態での生死を分けます。シーズン前の晴れた日に、一度は装着練習をしておくことを強くお勧めします。

▶オートバックスやイエローハットよりも安い?ネット通販の「タイヤチェーン」価格比較

オフロードタイヤ・ホイールセット購入のおすすめ店舗

安心のおすすめタイヤ販売ってどこ?

安心で評判の良いところを紹介しますね!

タイヤワールド館ベスト・タイヤも格安、ホイール選択が豊富

タイヤワールド館ベスト
取り扱いメーカー価格・工賃交換・予約
国内・海外
アジアン少量
2,200円~
廃タイヤ料、バルブ交換料別
直営店舗
全国4,000店
店舗数保証・アフター口コミ・評判
東北地方に8店舗パンク保証(有料)
無料で6ヶ月
有料で最大2年保証
他店より安い
アジアンタイヤもある
ヤフー、楽天でも購入可
Good point
  • 楽天・Yahoo!連携による圧倒的な価格とポイント還元力
  • 約4,800店の取付ネットワークがもたらす究極の利便性
  • アジア系ブランドまで網羅する幅広い品揃え

「タイヤ交換って、高くて面倒…」その常識、今日で終わりにしませんか?

タイヤワールド館ベストなら、驚きの激安価格でタイヤをネット注文し、取り付けは【あなたの街のガソリンスタンド】でOK!

重いタイヤを運ぶ必要も、高額な工賃に悩む必要もありません。
全国4,800店のネットワークが、あなたのタイヤ交換を驚くほど「安く、ラクに」変えてみせます。

オートウェイ・アジアンオフロードタイヤも充実

取り扱いメーカー価格・工賃交換・予約
輸入サイト専門低価格
廃タイヤ料、バルブ交換料別
全国3500店舗以上
タイヤピット加盟店可
予約がしやすい
店舗数保証・アフター口コミ・評判
3500店舗以上
タイヤピット加盟店と提携
提供なし何と言っても安い
梱包が簡易的
Good point
  • アジアンタイヤを格安販売(国産タイヤの約1/4の価格
  • 国産タイヤも取り扱い、選択肢が豊富
  • 最短翌日配送でスピーディーな対応

オートウェイは、圧倒的な低価格とスピード配送が魅力のタイヤ通販サイトです。アジアンタイヤを中心に、国産タイヤも取り扱っているため、コスパ重視の方にぴったり

全国3,500以上の提携店舗「タイヤピット」での取付サービスも充実しており、オンラインで購入後すぐに交換予約が可能。安く・早く・手軽にタイヤ交換をしたいなら、オートウェイがおすすめです!

タイヤのフジ・ホイール装着シミュレーションあり

取り扱いメーカー価格・工賃交換・予約
国内・海外
アジアン少量
良心的な価格設定
廃タイヤ料、バルブ交換料別
フジ直営店舗
取付協力店
ガソリンスタンド宇佐美
店舗数保証・アフター口コミ・評判
フジ48店舗+
提携店
パンク保証(有料)保証・アフターサービスも充実
Good point
  • 最強の接客ツール・フィッティングシミュレーター
  • 価格と専門性の両立、圧倒的な品揃え
  • 多数の取付店舗とパンク保証

愛車のホイール、「もし交換したら…?」と想像したことはありませんか?

その理想の姿、フジ・コーポレーションなら【買う前に】完璧に確認できます。

業界No.1の「リアルフィッティングシミュレーター」を使えば、あなたの愛車が憧れのホイールを履いた姿を、スマホ一つで何通りでも試着可能。

「失敗したくない」を「最高の満足」に変える、後悔しないホイール選びは、ここから始まります。

オフロードタイヤで雪道を安全に走るための結論

オフロードタイヤで雪道を安全に走るための結論

最後に、今回のテーマ「オフロードタイヤで雪道は走れるか」についての結論をまとめます。私の経験と、ここまで解説してきた法規制・物理特性を踏まえると、以下のような運用が現実的な解となります。

  • タイヤ選びの最低ライン:
    もし冬も履き替えないのであれば、必ず「3PMSF(スノーフレークマーク)」が付いているタイヤを選ぶこと。M+Sのみのタイヤで冬を迎えるのはリスクが高すぎます。
  • 必須装備:
    どんなに高性能なタイヤを履いていても、必ず適合する「タイヤチェーン」を車に積んでおくこと。これが最後の砦です。
  • ドライバーの心構え:
    「規制に通るから安全」だと思わないこと。アイスバーンでは夏タイヤの8倍以上滑る可能性があると自覚し、路面凍結が予想される日や大雪の日は、勇気を持って「運転しない」という選択肢を持つこと。

かっこいいオフロードタイヤで冬のアウトドアシーンを楽しむのは、SUVオーナーの特権であり、とても素敵なスタイルです。しかし、そのスタイルの裏には、物理的な限界とリスクが潜んでいることを忘れてはいけません。事故を起こして愛車を傷つけたり、他人を巻き込んだりしてしまっては、せっかくのカーライフが台無しです。「止まれないかもしれない」というリスクを正しく理解し、チェーンという保険を持って、安全第一で冬のドライブを楽しんでくださいね。

※本記事の情報は執筆時点の一般的な見解に基づきます。道路状況や気象条件は刻々と変化するため、最終的な判断はドライバーの責任において、安全を最優先に行動してください。

▶【最大25%OFF】タイヤを安く買うなら「オートウェイ」がおすすめ

▶冬のトラブルは突然に。入会していないと損をする「JAF」の詳細はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次