スタッドレスタイヤを選ぶとき、「ダンロップとヨコハマは結局どっちがいい?」と迷う方は多いでしょう。
結論からいうと、どちらか一方がすべての面で上というわけではありません。2026年現在、ダンロップには氷上性能を重視した「WINTER MAXX ICE Pro」、ヨコハマには「iceGUARD 8(IG80)」があり、走る地域や重視する性能によって選び方が変わります。
この記事では、ダンロップとヨコハマのスタッドレスタイヤを、氷上・雪上性能、寿命、価格、コスパの違いから比較します。
「凍結路を重視したい」「長く使いたい」「価格も抑えたい」など、自分の使い方ならどちらを選ぶべきか分かるように整理しているので、購入前の比較に役立ててください。
ダンロップとヨコハマ、結局どっちが自分に合ってるんだろう?
- ダンロップとヨコハマのスタッドレスタイヤの性能や特徴の違い
- スタッドレスタイヤの選び方やランキングの活用方法
- ダンロップとヨコハマの信頼性やコスパの比較ポイント
- 使用環境や目的に応じた最適なタイヤの選択基準
\ 工賃込み総額もチェック /
スタッドレスタイヤ・ダンロップとヨコハマの性能を徹底比較


ダンロップとヨコハマは、どちらも国内大手メーカーのスタッドレスタイヤです。ただし、現行モデルは性能の伸ばし方に違いがあります。
まずは「結局どっちがいいのか」という結論から確認し、そのあとに2026年の現行モデルや氷上・雪上性能、寿命などを比較していきます。
ダンロップとヨコハマ どっちがいい?


ダンロップとヨコハマのどちらがいいかは、メーカー名だけで決めるよりも、最新モデルの特徴と普段走る冬道に合わせて選ぶのが基本です。
2026年現在、ダンロップの注目モデルは「WINTER MAXX ICE Pro」です。ダンロップ自身が「氷上性能に振り切ったスタッドレス」と位置づけており、従来のWINTER MAXX 03と比較した自社試験では、氷上制動性能25%向上、氷上コーナリング性能9%向上としています。
一方、ヨコハマの現行モデル「iceGUARD 8(IG80)」は、新開発の「冬ピタ吸水ゴム」を採用。従来のiceGUARD 7と比較した自社試験では氷上制動性能14%向上、氷上旋回性能13%向上としており、雪上性能や経年後の氷上性能にも配慮されています。
そのため、選び方の目安としては、凍結路での性能を特に重視した設計思想ならダンロップのICE Pro、氷上・雪上・長期使用までバランスよく確認したいならヨコハマのiceGUARD 8という違いがあります。
ただし、両メーカーが公表している性能向上率は、それぞれ旧モデルとの比較であり、試験条件も同一ではありません。「25%と14%だからダンロップの方が性能が上」といった単純比較はできない点には注意してください。
どちらも国内メーカーの上位スタッドレスなので、最終的には「凍結路をどれだけ走るか」「雪道も多いか」「何シーズン使いたいか」「予算はいくらか」の4点で選ぶと判断しやすくなります。
2026年の現行モデル|ICE ProとiceGUARD 8
2026年にダンロップとヨコハマのスタッドレスタイヤを比較するなら、まず確認したいのがダンロップ「WINTER MAXX ICE Pro」とヨコハマ「iceGUARD 8(IG80)」です。
どちらも氷上性能を大きく進化させたモデルですが、メーカーが打ち出している方向性には違いがあります。
| 比較項目 | ダンロップ WINTER MAXX ICE Pro | ヨコハマ iceGUARD 8 |
|---|---|---|
| 位置づけ | 氷上性能を最優先したプレミアムモデル | 氷上・雪上・長期性能を高めた最新世代 |
| 前モデル | WINTER MAXX 03 | iceGUARD 7(iG70) |
| 氷上制動 | WM03比25%向上※ | iG70比14%向上※ |
| 氷上旋回 | WM03比9%向上※ | iG70比13%向上※ |
| 経年性能 | 4年先まで氷上性能の維持を重視 | 約4年後まで氷上グリップ維持を訴求 |
| 特徴 | 氷上性能に振り切った設計 | 氷上・雪上・長期性能のバランス |
※各メーカーが自社の従来モデルと比較した試験結果です。試験条件が異なるため、25%と14%などの数値をそのままメーカー間で比較することはできません。
ダンロップのICE Proは、メーカー自身が**「氷上性能に振り切ったスタッドレス」**と位置づけています。WINTER MAXX 03と比べて氷上制動性能25%、氷上コーナリング性能9%向上としており、凍結路・ブラックアイスバーンを頻繁に走る人を主な対象としています。
また、ICE Proの登場後もWINTER MAXX 03は販売ラインナップに残っています。そのため、氷上性能を最優先するならICE Pro、価格や性能のバランスを見ながら選ぶならWM03も候補になります。
ヨコハマのiceGUARD 8は、冬用タイヤ技術コンセプト「冬テック」を採用したモデルです。従来のiceGUARD 7と比較して、メーカー試験では氷上制動性能14%、氷上旋回性能13%向上としています。2026年もヨコハマの乗用車向けスタッドレスの中心モデルです。
さらにSUV向けには、2026年9月から「iceGUARD 8 SUV」も順次発売されています。SUVユーザーは通常のIG80だけでなく、車種・サイズによってこちらも比較するとよいでしょう。
つまり、2026年の選び方を簡単に整理すると、凍結路での性能を最優先するならICE Pro、氷上・雪上・長期使用まで含めてバランスよく選びたいならiceGUARD 8が比較の軸になります。
なお、ブリヂストンも含めて3メーカーを比較したい場合は、別記事の「ブリヂストン・ヨコハマ・ダンロップ比較」で詳しく確認できます。
ダンロップとヨコハマの性能比較表


ダンロップとヨコハマを比較するときは、メーカー全体のイメージだけでなく、2026年の主力モデルである「WINTER MAXX ICE Pro」と「iceGUARD 8」それぞれの設計思想を見ることが重要です。
両モデルの違いを簡単に整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | ダンロップ ICE Pro | ヨコハマ iceGUARD 8 |
|---|---|---|
| 氷上性能 | ◎ 氷上性能を最優先した設計 | ◎ 氷上性能を大幅強化 |
| 雪上性能 | ○ 冬道全般に対応 | ◎ 雪上性能も従来品から強化 |
| 経年後の性能 | ◎ 4年先まで氷上性能維持を重視 | ◎ 約4年後まで氷上グリップ維持 |
| 設計の方向性 | 氷上性能特化 | 氷上・雪上・長期性能のバランス |
※「◎・○」はメーカーが公表している製品特性を整理した目安です。両メーカーを同一条件で直接比較した試験結果ではありません。
1. 氷上性能
氷上性能を最優先して選ぶなら、ダンロップのICE Proは特に注目したいモデルです。
ICE Proは、ダンロップ自身が「氷上性能に振り切ったスタッドレス」と位置づけています。新開発の「ふんばり吸水ゴム」により、水膜を取り除くだけでなく、氷への密着を持続させる設計を採用しています。
メーカー試験では、従来のWINTER MAXX 03と比較して氷上制動性能25%、氷上コーナリング性能9%向上としています。
ヨコハマのiceGUARD 8も、氷上性能を大きく進化させています。
新開発の「冬ピタ吸水ゴム」により、氷上で滑る原因となる水膜を除去しながら、氷とゴムの接触点を増やす設計です。メーカー試験では、従来のiceGUARD 7と比較して氷上制動性能や氷上旋回性能を向上させています。
ただし、それぞれ旧モデルとの比較試験なので、向上率だけを見て「ICE Proの方がiceGUARD 8より止まる」と判断することはできません。
2. 雪上性能
雪上性能については、ヨコハマのiceGUARD 8が「より雪に効く」ことも明確に打ち出しています。
iceGUARD 8では溝やサイプのエッジ量を増やし、圧雪路で雪を捉えやすいトレッドパターンを採用。従来のiceGUARD 7から雪上性能も進化させています。
一方、ICE Proは雪上性能よりも氷上性能を優先した設計です。ダンロップも「氷上性能と相反する一部の性能を犠牲にした」と説明しているため、雪道・乾燥路を含めた総合バランスを重視する場合は、ICE Proだけでなく継続販売されているWINTER MAXX 03も比較対象になります。
そのため、圧雪路や積雪路を含めて幅広く走る方はiceGUARD 8、凍結路面への備えを特に重視する方はICE Proという見方をすると違いが分かりやすいでしょう。
3. 寿命・耐摩耗性
スタッドレスタイヤの寿命は、単純に「溝が減りにくいか」だけで判断できません。ゴムが経年で硬くなり、氷上性能が低下していないかも重要です。
ICE Proは、「うるおいポリマー」によりゴムの柔らかさを維持し、4年経っても氷上性能が落ちにくい設計とされています。
iceGUARD 8も「オレンジオイルS+」を配合し、ゴムの劣化を抑えることで、約4年後まで氷上グリップを維持する設計です。
そのため、2026年の現行モデル同士では「ダンロップの方が明確に長持ちする」とは言い切れません。どちらも経年後の氷上性能維持を重視しており、実際の寿命は走行距離、保管環境、空気圧、乾燥路を走る割合などでも変わります。
4. 静粛性と快適性
静粛性や乗り心地についても、メーカーだけで一方が上とは断定しにくい項目です。
スタッドレスタイヤは柔らかいゴムと多数のサイプを使うため、サマータイヤとは乗り味やロードノイズが異なります。また、同じモデルでも車種やタイヤサイズ、空気圧によって感じ方は変わります。
ICE Proは氷上性能を最優先したモデルなので、静粛性や乾燥路での快適性まで重視する場合はWINTER MAXX 03も比較した方が選びやすくなります。
iceGUARD 8も氷上性能だけでなく雪上性能や経年性能まで含めて設計されているため、冬道全体のバランスを重視する方には検討しやすいモデルです。
最終的には、凍結路を最優先するならICE Pro、雪道を含めた冬道全体のバランスを重視するならiceGUARD 8を軸にし、価格や対応サイズまで確認して選ぶとよいでしょう。
価格を抑えるなら型落ちモデルも選択肢


ダンロップとヨコハマのスタッドレスは、最新モデルだけでなく、1〜2世代前の継続販売モデルまで比較すると購入費用を抑えやすくなります。
最新モデルの性能が必要か、それとも価格とのバランスを優先するかで選び分けるとよいでしょう。
なお、ここでいう「型落ち」は必ずしも生産終了品という意味ではありません。2026年現在も両メーカーの公式サイトには複数世代のスタッドレスが掲載されています。
1. ダンロップの型落ちモデル
ダンロップで価格を抑えたい場合は、WINTER MAXX 03とWINTER MAXX 02が候補になります。
WINTER MAXX 03はICE Pro登場後も販売されているスタンダードモデルです。ICE Proのように氷上性能へ特化するのではなく、冬道で必要な性能をバランスよく求めたい方に選びやすい位置づけになっています。
さらに価格を抑えたい場合は、WINTER MAXX 02も候補です。ダンロップ公式では、WM02を走行性能・ライフ性能・経済性のバランスを重視したモデルとして案内しており、2026年現在もラインナップに掲載されています。
そのため、
- 氷上性能を最優先:ICE Pro
- 性能と価格のバランス:WM03
- 購入価格・経済性を重視:WM02
という考え方をすると選びやすいでしょう。
ただし、同じWM02でもサイズや製造時期、在庫状況によって価格は変わります。「旧モデルだから必ず安い」と決めつけず、購入時の実売価格を比較してください。
\ 価格差をチェック /
2. ヨコハマの型落ちモデル
ヨコハマで価格を抑えたい場合は、iceGUARD 7(IG70)とiceGUARD 6(IG60)が候補になります。
最新のiceGUARD 8が登場した後も、ヨコハマ公式ではiceGUARD 7とiceGUARD 6を製品ラインナップに掲載しています。
iceGUARD 7は、氷上・雪上性能だけでなく、ゴムの柔らかさを長期間維持することも重視したモデルです。ヨコハマの試験では、従来のiceGUARD 6と同様に約4年後も摩擦力の低下が少ないとされています。
さらに価格を抑えたい場合はiceGUARD 6も比較対象になります。IG60も現在公式ページが残っており、氷上性能だけでなく、燃費・ウェット・静粛性まで考慮したモデルです。
そのため、
- 最新性能を重視:iceGUARD 8
- 性能と価格のバランス:iceGUARD 7
- 購入価格をさらに抑えたい:iceGUARD 6
という順番で価格を比較すると分かりやすいでしょう。
\ 旧モデルも含めて比較 /
型落ち・旧世代モデルは、性能だけでなく実売価格と在庫を見て判断することが重要です。最新モデルとの価格差が小さければ新しいモデルを選び、価格差が大きければWM02やIG60などを選ぶことで、購入費用を抑えられる可能性があります。
また、ネット通販ではタイヤ本体価格だけでなく、送料・取付工賃・廃タイヤ処分料などを含めた総額まで確認して比較しましょう。
ダンロップとヨコハマの主要モデル比較


ダンロップとヨコハマは、最新モデルだけでなく、性能と価格のバランスを重視した継続モデルも販売しています。
「最新モデルが一番いい」と決めるのではなく、走行環境と予算に合うグレードを選ぶことが重要です。
| メーカー | モデル | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ダンロップ | WINTER MAXX ICE Pro | 氷上性能を最優先 | 凍結路を頻繁に走る |
| ダンロップ | WINTER MAXX 03 | 冬道性能のバランス型 | 性能と価格を両立したい |
| ダンロップ | WINTER MAXX 02 | 経済性を重視 | 購入費用を抑えたい |
| ヨコハマ | iceGUARD 8(IG80) | 氷上・雪上・長期性能を強化 | 最新性能を重視 |
| ヨコハマ | iceGUARD 7(IG70) | 氷上・雪上・長期性能のバランス | 性能と価格を両立したい |
| ヨコハマ | iceGUARD 6(IG60) | 継続販売される旧世代モデル | 購入費用を抑えたい |
※対応サイズや在庫はモデルによって異なります。購入前に自分の車の適合サイズを確認してください。
1. ダンロップの主要モデル
ダンロップで氷上性能を最優先するなら、WINTER MAXX ICE Proが第一候補です。
ICE Proは、WINTER MAXX 03の単純な置き換えではなく、氷上性能を重視したプレミアムモデルです。ダンロップはICE Proについて、WM03と比較して氷上制動性能25%、氷上コーナリング性能9%向上としています。
一方、WINTER MAXX 03も継続販売されています。ダンロップ自身も、WM03は氷雪上性能を中心にライフ性能なども含めてバランスよく向上させたモデル、ICE Proは氷上性能に振り切ったモデルと説明しています。
さらに購入価格を抑えたい場合は、WINTER MAXX 02も比較対象です。WM02には、ゴムのしなやかさを長期間維持する技術が採用されています。
選び方を簡単に整理すると、
- 凍結路・ブラックアイスバーン重視:ICE Pro
- 性能全体のバランス重視:WM03
- 購入費用・経済性重視:WM02
という分け方が分かりやすいでしょう。
SUVではWINTER MAXX SJ8+も現在の選択肢です。SUVユーザーは、乗用車向けモデルだけでなく、対応サイズも含めて比較してください。
2. ヨコハマの主要モデル
ヨコハマの乗用車向け最新モデルは、iceGUARD 8(IG80)です。
iceGUARD 8は「冬テック」を採用し、従来のiceGUARD 7から氷上・雪上性能を高めながら、約4年後まで氷上グリップを維持することも重視しています。
iceGUARD 7(IG70)とiceGUARD 6(IG60)も2026年現在、公式ラインナップに残っています。 そのため、最新性能が必要な方はIG80、価格とのバランスを重視する方はIG70やIG60まで含めて実売価格を比較できます。
選び方を整理すると、
- 最新の氷上・雪上性能を重視:iceGUARD 8
- 性能と価格のバランス重視:iceGUARD 7
- 購入費用を抑えたい:iceGUARD 6
という考え方ができます。
SUVでは新しいiceGUARD 8 SUVに加えて、iceGUARD SUV G075も公式ラインナップに残っています。G075は16~23インチまで幅広いサイズが掲載されているため、車種とサイズによって比較するとよいでしょう。
ダンロップ・ヨコハマともに、最新モデルだけが正解ではありません。最新性能を必要とするならICE ProやiceGUARD 8、価格差が大きければWM03・WM02やIG70・IG60まで比較するのが、失敗しにくい選び方です。
ダンロップとヨコハマのスタッドレスを選ぶポイント


ダンロップとヨコハマのどちらを選ぶか迷ったら、メーカー名だけで決めるのではなく、普段どのような冬道を走ることが多いかを基準にすると選びやすくなります。
凍結路・圧雪路・乾燥路ではタイヤに求められる性能が異なるため、走行環境、寿命、価格の順に確認していきましょう。
凍結路・雪道・乾燥路で選ぶ
ダンロップとヨコハマのスタッドレスを選ぶときは、メーカーの知名度やランキングよりも、冬にどのような路面を走ることが多いかを優先した方が選びやすくなります。
| よく走る路面 | 比較したいモデル | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| 凍結路・ブラックアイスバーンが多い | ICE Pro・iceGUARD 8 | 氷上制動・旋回性能を重視 |
| 圧雪路・積雪路も多い | iceGUARD 8・WM03 | 雪上性能を含めたバランスを確認 |
| 乾燥路も多い | WM03・IG80・旧世代モデル | 氷上性能だけでなく価格・摩耗・日常走行も比較 |
| 雪が少ない都市部 | WM03・WM02・IG70・IG60なども候補 | 最新性能と価格差が見合うか確認 |
凍結路を頻繁に走る場合は、ダンロップのWINTER MAXX ICE Proが有力な候補です。
ダンロップはICE Proを「氷上性能に振り切ったスタッドレス」と明確に位置づけており、凍結路面やブラックアイスバーンを走る頻度が高い人に推奨しています。WINTER MAXX 03比で、メーカー試験では氷上制動性能25%、氷上コーナリング性能9%向上としています。
積雪路や圧雪路も含めて冬道全体を走る場合は、ヨコハマのiceGUARD 8も比較したいモデルです。
iceGUARD 8は氷上性能だけでなく、「より雪に効く」「より永く効く」ことも製品特長として掲げています。氷上だけに性能を集中させるというより、冬道全体を考えて選びたい人に比較しやすいモデルです。
乾燥路を走る割合が多い場合は、最新のプレミアムモデルだけに絞る必要はありません。
ICE Proは、ダンロップ自身が「氷と相反する一部の性能を犠牲にして氷上に振り切った」と説明しています。一方、WINTER MAXX 03は氷雪上性能を中心に、ライフ性能なども含めてバランスを取ったモデルとして継続販売されています。
そのため、雪や凍結が少なく乾燥路を走る日が多い地域では、ICE ProだけでなくWM03や旧世代モデル、ヨコハマのIG70・IG60まで含めて価格差を比較する価値があります。
「どちらのメーカーが上か」ではなく、「自分が最も走る路面にどのモデルが合うか」で選ぶことがポイントです。
凍結路を最優先するならICE Pro、氷上・雪上を含めたバランスを見るならiceGUARD 8、最新モデルほどの性能が必要なければWM03や旧世代モデルまで比較すると、予算に合わせて選びやすくなります。
寿命・耐摩耗性で選ぶ
スタッドレスタイヤを長く使いたい場合は、「何年使えるか」だけでなく、摩耗とゴムの劣化の両方を確認することが重要です。
スタッドレスタイヤは、溝が残っていても新品時から50%摩耗してプラットホームが露出すると、冬用タイヤとして使用できません。これはダンロップ・ヨコハマのどちらを選んでも同じです。(tyre.dunlop.co.jp) (y-yokohama.com)
そのため、寿命を考えるときは次の3点を確認しましょう。
- プラットホームが露出していないか
- ゴムが硬くなっていないか
- ひび割れや偏摩耗などがないか
ダンロップのWINTER MAXX ICE Proは、経年によるゴムの硬化を抑える設計を採用しており、メーカーは4年使用しても氷上性能が落ちにくいと説明しています。「うるおいポリマー」の配合を増やし、4年後まで氷上での効きを維持することを重視したモデルです。
ヨコハマのiceGUARD 8も、寿命面では同じく長期性能を重視しています。「オレンジオイルS+」によってゴムの劣化を抑え、メーカーは約4年後まで氷上グリップを維持するとしています。
つまり、2026年の最新モデル同士を比べる場合、「ダンロップの方が長持ち」「ヨコハマの方が寿命が短い」とメーカー単位で決めることはできません。
どちらも経年後の氷上性能維持を重視しており、実際に何年使えるかは走行距離や保管環境、乾燥路を走る割合、空気圧管理などによって変わります。
特に注意したいのが、「4年効く=必ず4年間使える」という意味ではないことです。
例えば年間走行距離が多く、プラットホームまで摩耗すれば、4年経っていなくても冬用タイヤとしては使用できません。反対に走行距離が少なくても、保管環境などによってゴムの状態が悪化することがあります。
寿命を重視する場合は、
- 走行距離が多い:摩耗状態を優先して確認
- 年間走行距離が少ない:ゴムの硬化やひび割れも確認
- 乾燥路を走る割合が多い:最新モデルだけでなくWM03や旧世代モデルも価格と比較
という考え方が分かりやすいでしょう。
ダンロップとヨコハマのどちらを選ぶ場合でも、購入価格だけでなく「何シーズン安全に使える状態を維持できるか」まで含めて考えることが、本当の意味でのコストパフォーマンスにつながります。
価格・コスパで選ぶ
ダンロップとヨコハマのどちらがコスパに優れているかは、メーカー名だけでは決められません。
同じメーカーでも、最新モデルと旧世代モデルでは価格が大きく異なることがあります。また、同じタイヤでもサイズや在庫、販売店、購入時期によって実売価格は変わります。
そのため、コスパを比較するときは、「ダンロップとヨコハマのどちらが安いか」ではなく、自分の車に合う同サイズのタイヤを同じ条件で比較することが重要です。
1. ダンロップのコスパ
ダンロップは、ICE Pro・WINTER MAXX 03・WINTER MAXX 02と、性能や価格帯の異なるモデルから選べます。
凍結路での性能を最優先するならICE Proが候補になりますが、最新モデルほど購入価格は高くなりやすいため、走行環境によってはWM03やWM02の方が費用とのバランスを取りやすい場合があります。
特に、雪や凍結が少ない地域で乾燥路を走る割合が多い場合は、ICE Proだけに絞らず、WM03・WM02まで価格を確認すると選択肢が広がります。
つまりダンロップは、必要な性能に合わせてグレードを下げることで購入費用を調整しやすいのがポイントです。
2. ヨコハマのコスパ
ヨコハマも、iceGUARD 8・iceGUARD 7・iceGUARD 6を比較できます。
最新の氷上・雪上性能を求めるならiceGUARD 8が第一候補ですが、最新性能が必須でなければIG70やIG60まで含めて比較すると、購入価格を抑えられる可能性があります。
iceGUARDシリーズは経年後の氷上性能維持も重視しているため、単純な購入価格だけではなく、何シーズン使用する予定なのかも考えて選ぶとよいでしょう。
ただし、「ヨコハマはダンロップより高い」「ダンロップの方が必ずコスパがいい」とは言い切れません。
サイズや販売店によって価格関係が逆転することもあるため、購入時点の実売価格で確認してください。
3. 本体価格だけでなく工賃込みで比較する
スタッドレスタイヤを安く買うときに最も注意したいのが、タイヤ本体だけの価格で判断しないことです。
ネット通販ではタイヤ本体が安く見えても、購入先によって送料や取付工賃などの条件が異なります。
最終的には、次の費用を含めた総額で比較します。
- タイヤ4本の価格
- 送料
- 組み換え・脱着工賃
- バランス調整
- ゴムバルブ交換料
- 廃タイヤ処分料
例えば、タイヤ本体が数千円安くても、送料や持ち込み工賃が高ければ、最終的な支払額では逆転することがあります。
反対に、タイヤ購入と取付予約をまとめて行えるサービスなら、表示価格が少し高くても、工賃や交換まで含めると総額を比較しやすくなります。
ダンロップとヨコハマで迷った場合は、まず自分の車のタイヤサイズを確認し、同じサイズ・同じグレード・工賃込み総額で比較してください。
最新性能を重視するならICE ProやiceGUARD 8、価格を抑えたいならWM03・WM02やIG70・IG60まで候補を広げることで、自分にとってコスパの良いスタッドレスを見つけやすくなります。
タイヤ本体だけでなく、店舗・通販・取付工賃まで含めて比較したい方は、「タイヤ交換はどこが安い?工賃込み総額を比較」も参考にしてください。
両メーカーのスタッドレスを安く買える店舗
ダンロップやヨコハマのスタッドレスタイヤをネットで購入する場合は、タイヤ本体価格だけでなく、取付工賃まで含めた総額で比較することが重要です。
この2メーカーを探すなら、まず比較したいのがTIREHOODとタイヤワールド館ベストです。
| 購入先 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| TIREHOOD | タイヤ購入から取付予約までネットで完結 | 工賃込み総額を分かりやすくしたい |
| タイヤワールド館ベスト | 国産タイヤを幅広く掲載し、全国取付にも対応 | タイヤ本体価格も比較したい |
タイヤフッド
TIREHOODは、タイヤを購入するときに取付店舗と交換日時までまとめて予約できるタイヤ通販サービスです。
ダンロップ・ヨコハマを含む国内外の主要ブランドを扱っており、オートバックスを含む全国4,300店以上の提携店舗から交換先を選べます。
購入したタイヤは取付店舗へ直接配送されるため、自宅で受け取って車に積み込む必要もありません。
また、TIREHOODの取付料金には、
- 車体からの脱着
- タイヤの組み換え
- バランス調整
- ゴムバルブ交換
- 廃タイヤ処分
が含まれています。
そのため、「タイヤは安かったのに、交換時に追加料金が増えた」という失敗を避けやすいのがメリットです。
さらに、購入したタイヤには6か月の無料パンク保証が付帯します。
ダンロップとヨコハマで迷っていて、タイヤ価格だけでなく交換まで含めた総額を比較したい方は、まずTIREHOODで自分のサイズを確認すると分かりやすいでしょう。
\ 工賃込みで比較 /
タイヤワールド館ベスト
タイヤ本体の価格も比較したい場合は、タイヤワールド館ベストも候補です。
ダンロップ・ヨコハマのスタッドレスを幅広く扱っており、最新モデルだけでなく、サイズによってはWM02やiceGUARD 7などの旧世代モデルも掲載されています。
4本購入時は取付予約にも対応しており、全国約4,000店の取付ネットワークを利用できます。
また、タイヤ単品だけでなくスタッドレスタイヤ+ホイールセットも探せるため、冬用ホイールもまとめて購入したい方には比較しやすい通販サイトです。
ただし、TIREHOODとは工賃に含まれる内容が異なるため、タイヤ本体価格だけを比較するのではなく、取付費用や廃タイヤ処分料なども確認してください。
\ 国産タイヤを比較 /
どちらを利用する場合も、価格はタイヤサイズや在庫、時期によって変わります。
手間を減らして工賃込み総額で比較するならTIREHOOD、タイヤ本体価格やホイールセットまで比較するならタイヤワールド館ベストという使い分けが分かりやすいでしょう。
スタッドレスタイヤ・ダンロップとヨコハマ比較まとめ
ダンロップとヨコハマのスタッドレスタイヤは、どちらか一方がすべての性能で優れているわけではありません。2026年は、メーカー名ではなく現行モデルの特徴と走行環境を合わせて選ぶことが重要です。
- ダンロップの最新モデルは「WINTER MAXX ICE Pro」
- ヨコハマの最新モデルは「iceGUARD 8(IG80)」
- ICE Proは氷上性能を最優先したプレミアムモデル
- iceGUARD 8は氷上・雪上・長期性能を総合的に高めたモデル
- 凍結路やブラックアイスバーンを頻繁に走るならICE Proを比較
- 氷上・雪上を含めた冬道全体のバランスならiceGUARD 8を比較
- ダンロップはWM03・WM02も価格次第で候補になる
- ヨコハマはIG70・IG60も価格次第で候補になる
- 両社とも経年後の氷上性能維持を重視している
- 「ダンロップの方が長持ち」などメーカーだけで寿命は決められない
- 価格はメーカーだけでなくサイズ・モデル・在庫・購入時期で変わる
- 購入時はタイヤ本体だけでなく取付工賃を含めた総額で比較する
ICE Proは、ダンロップが「氷上性能に振り切ったスタッドレス」と位置づけており、WM03も用途の異なるスタンダードモデルとして継続販売されています。
一方、iceGUARD 8は2026年現在のヨコハマの主力モデルで、氷上性能だけでなくスタッドレスタイヤに求められる性能全体を進化させています。
そのため、「ダンロップとヨコハマは結局どっちがいい?」と迷った場合は、凍結路を特に重視するならICE Pro、冬道全体のバランスを重視するならiceGUARD 8を起点に比較すると選びやすいでしょう。
ただし、両モデルのメーカー公表テストは、それぞれ自社の従来モデルとの比較です。数値だけを使ってICE ProとiceGUARD 8の優劣を直接判断することはできません。
最後は、自分のタイヤサイズで最新モデルと旧世代モデルの価格差、取付工賃込み総額まで確認して選んでください。



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