オープンカントリーRTで冬は越せる?スタッドレス代用の条件とチェーン規制の罠

オープンカントリーRTで冬は越せる?スタッドレス代用の条件とチェーン規制の罠

ジムニーやデリカD:5、RAV4、そしてランドクルーザープラドなどのSUVに乗っていると、タイヤの見た目ってクルマ全体の印象を左右するすごく大事な要素ですよね。ゴツゴツとしたホワイトレターの「オープンカントリーRT」を履いて、足元をワイルドに飾りたい。けれど、冬のシーズンが来るたびに、機能重視で少し丸みを帯びた純正サイズのスタッドレスタイヤに戻すのは面倒だし、なにより愛車の「武骨なカッコよさ」が損なわれてしまうのが嫌だという気持ち、痛いほどよく分かります。

特に都市部のマンションにお住まいの方にとっては、外した大きな夏タイヤ4本の保管場所を確保するのは至難の業です。ベランダは狭くなるし、レンタル倉庫はお金がかかる。「できればこのカッコいいオープンカントリーRT一本で、冬もそのまま越せたら最高なのに……」と考えるのは、コスト面でも利便性でも非常に合理的な願いです。

しかし、タイヤは自分だけでなく、大切な家族や周囲のクルマの安全をも預かる最重要パーツです。「ネットで大丈夫って見たから」という曖昧な情報のまま雪道に突っ込み、止まり切れずに追突事故を起こしてしまっては、後悔してもしきれません。実際に、雪道での制動距離はどうなのか、凍結路面(アイスバーン)で本当に止まれるのか、そして高速道路の冬用タイヤ規制はクリアできるのか。これらの「限界点」を正確に知っておくことが、賢いSUVオーナーの条件です。

今回は、実際に多くのユーザーが気にしているリアルな雪上性能や寿命、そしてスタッドレスタイヤとの決定的な違いについて、私なりの視点と具体的なデータを交えて徹底的に解説していきます。

記事のポイント
  • オープンカントリーRTが「走れる雪道」と「走れない凍結路」の明確な境界線
  • 高速道路の「冬用タイヤ規制」はクリアできるが「チェーン規制」はNGという罠
  • 履きっぱなしで運用する場合の寿命への影響と、浮くコストの試算
  • もし冬を越すなら絶対に準備しなければならない「命を守る装備」
目次

オープンカントリーRTはスタッドレス代用可能?

オープンカントリーRTはスタッドレス代用可能?

「見た目が気に入っているから、冬もこのまま履き続けたい」。私の運営するブログやSNSにも、冬の初めになるとこうした相談がたくさん届きます。この問いに対する答えは、YESでもありNOでもあります。つまり、「あなたの住んでいる地域と、走る道による」というのが唯一の正解です。

オープンカントリーRTは、スタッドレスタイヤの代用品として完全に機能するわけではありませんが、条件付きであれば十分に冬の路面に対応できるポテンシャルを秘めています。ここでは、具体的に「どの程度の雪なら走れて、どんな状況だと危険なのか」、その境界線をエンジニアリングの視点も交えながらはっきりさせていきましょう。

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雪道性能は意外と高い評価

雪道性能は意外と高い評価

まず、良いニュースからお伝えしましょう。オープンカントリーRTは、「雪道(Snow)」に関しては、多くのユーザーが予想している以上にしっかりと走ることができます。実際に雪国へ遊びに行ったユーザーの口コミや、YouTubeでの検証動画を見ても、「新雪や圧雪された道ならガンガン行ける」「4WDとの組み合わせなら、少々の深雪でもスタックする気がしない」といった驚きの声が多く上がっています。

なぜ、専用の冬タイヤではないのに雪道を走れるのでしょうか? その秘密は、このタイヤのユニークなトレッドパターンにあります。オープンカントリーRTは、舗装路での快適性を重視した「オールテレーン(A/T)」と、泥道でのトラクションを重視した「マッドテレーン(M/T)」のハイブリッド(R/T:ラギッドテレーン)として設計されています。

特にタイヤのショルダー部分(角の部分)に配置されたM/T由来のゴツゴツしたブロックと、深く刻まれた溝が重要な役割を果たします。タイヤが回転して雪の上に乗ると、この深い溝に雪が入り込み、ギュッと踏み固められます。そしてタイヤが蹴り出す瞬間に、その踏み固められた「雪の柱」を断ち切る力、専門用語で「雪柱剪断力(せっちゅうせんだんりょく)」が発生し、これが強力な駆動力(トラクション)となるのです。

4WD車との相性は抜群

特にジムニーやRAV4のような4WD車に装着した場合、4本のタイヤ全てでこの雪柱剪断力が働くため、平坦な雪道や緩やかな坂道であれば、スタッドレスタイヤと遜色ないほど力強く進んでいきます。「降り始めの雪」や「踏み固められた白い雪道」であれば、法定速度内で走る分には十分な実用性があると言えるでしょう。

M+S(マッド&スノー)とは?
タイヤの側面に刻印されている「M+S」マーク。これはメーカーが「泥(Mud)と雪(Snow)を走行できるように設計しました」と公言している証です。公的機関の厳密な試験をクリアした証ではありませんが、溝とタイヤ表面の比率(ボイドレシオ)などの基準を満たしており、浅い雪道での走行性能があることを示しています。
(出典:TOYO TIRES『OPEN COUNTRY R/T 製品情報』

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凍結路面で滑る致命的弱点

凍結路面で滑る致命的弱点

さて、ここからが本記事で最も重要な「警告」のパートです。雪道性能が高いからといって、「じゃあスタッドレスはいらないね」と判断するのは早計であり、極めて危険です。 なぜなら、「雪(Snow)」と「氷(Ice)」は、タイヤにとって全く異なる物理現象だからです。

結論をはっきり言います。オープンカントリーRTは、凍結した路面(アイスバーン)では全くと言っていいほど止まりません。 「滑る」というレベルを超えて、「氷の上を滑走するソリ」のような状態になるリスクがあります。

なぜ氷の上では無力なのか?

スタッドレスタイヤが氷の上で止まれる最大の理由は、「ゴムの柔らかさ」と「サイプ(細かい切り込み)」にあります。スタッドレスには、特殊な発泡ゴムやシリカが配合されており、マイナス20度の極寒でもモチモチとした柔らかさを保ちます。これが氷の微細な凹凸に密着し、さらに無数のサイプがエッジとなって氷を引っ掻くことでブレーキが効くのです。

対して、オープンカントリーRTのゴムは、岩場や泥道でもカット(傷)がつかないよう、耐久性を重視した「硬めのコンパウンド」で作られています。ゴムには「低温になると硬くなる」という性質(ガラス転移)があるため、氷点下になるとR/Tのゴムはプラスチックのようにカチカチに硬化してしまいます。硬くなったゴムは氷の表面に密着できず、摩擦力がほぼゼロに近い状態まで低下します。

「交差点の手前がテカテカに凍っていて、ブレーキを優しく踏んだのに、そのままABS(アンチロック・ブレーキ・システム)がガガガと作動し、車が横滑りして対向車線にはみ出しそうになった」……これはネット上の怖い話ではなく、R/Tタイヤで冬を越そうとしたユーザーが現実に体験した事例です。

特に危険なシチュエーション

  • 交差点の手前:車の発進・停止で雪が磨かれ、鏡のようになったミラーバーン。
  • 橋の上・トンネルの出入り口:地熱が伝わらず、空気に冷やされて急速に凍結する場所。
  • 日陰のカーブ:日中は溶けていても、夕方以降に再凍結(ブラックアイスバーン)している箇所。

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雨の日のウェット性能比較

雨の日のウェット性能比較

冬の性能だけでなく、一年中履きっぱなしにするなら「雨の日」の性能も気になりますよね。梅雨の時期やゲリラ豪雨の際、オープンカントリーRTは安心して走れるのでしょうか。

構造的に見ると、オープンカントリーRTは溝が太く広いため、タイヤと路面の間の水を外に書き出す「排水性」は比較的良好です。水たまりに入ったときにハンドルを取られる「ハイドロプレーニング現象」に対する耐性は、極端に低いわけではありません。

しかし、ここで再び「ゴムの質」が顔を出します。一般的なサマータイヤ(夏タイヤ)や、ウェットグリップ性能「a」や「b」を取得している高性能タイヤに比べると、濡れたアスファルトに食いつく力(ウェットグリップ)は、正直なところ「そこそこ」です。

マンホールや白線には要注意

特に注意が必要なのが、雨の日のマンホール、工事現場の鉄板、そして横断歩道の白線の上です。R/Tタイヤのブロック剛性は高いものの、接地面のゴムが硬めであるため、こうした滑りやすい素材の上ではツルッと滑る感覚(スリップ)を感じることがあります。

もちろん、法定速度で普通に運転している分には全く問題ありませんし、危険を感じることは少ないでしょう。ただ、スポーツタイヤのような感覚で雨の日のカーブに突っ込んだり、急ブレーキを踏んだりすると、制動距離が予想以上に伸びることがあるため、「自分はオフロードタイヤを履いているんだ」という意識を常に頭の片隅に置いておくことが大切です。

履きっぱなしでの寿命と摩耗

履きっぱなしでの寿命と摩耗

性能面での制約はいくつかありますが、それを補って余りあるメリットが「経済性」と「タフさ」です。ここが、多くのユーザーがオープンカントリーRTを通年使用(履きっぱなし)したがる最大の理由でしょう。

スタッドレスタイヤは、氷の上で性能を発揮するために非常に柔らかいゴムを使っています。そのため、乾燥したアスファルト、特に夏場の熱い路面を走ると、消しゴムのように恐ろしいスピードで摩耗していきます。春に交換し忘れて夏まで履いてしまうと、次の冬にはもうプラットホーム(使用限度サイン)が出て使い物にならない、なんてことも珍しくありません。

一方、オープンカントリーRTは、もともと「道なき道」を走るために開発されたタイヤです。耐摩耗性(すり減りにくさ)や耐カット性(傷つきにくさ)に優れたコンパウンドを採用しているため、夏のアスファルトをガンガン走っても驚くほど減りません。

コストパフォーマンスの試算

もしスタッドレスタイヤと夏タイヤを使い分ける場合、以下のようなコストがかかります。

項目費用の目安(年間)
タイヤ交換工賃(年2回)6,000円 〜 12,000円
タイヤ保管サービス15,000円 〜 25,000円
合計コスト約 21,000円 〜 37,000円

オープンカントリーRTを履きっぱなしにすれば、この年間数万円の維持費が丸ごと浮く計算になります。さらに、タイヤ自体の寿命も長く、一般的な走行距離(年間1万km程度)であれば、3〜4年、あるいはそれ以上持つことも珍しくありません。「手間をお金で買う」「浮いたお金をカスタムパーツに回す」と考えれば、コストパフォーマンスは最強クラスと言えるでしょう。

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ロードノイズはうるさい?

ロードノイズはうるさい?

購入前の最後の懸念点としてよく挙がるのが、「ゴツゴツしたタイヤ特有の騒音(ロードノイズ)」です。「高速道路で会話ができないほどうるさいのでは?」「家族からクレームが来るのでは?」と心配される方も多いですよね。

結論から言うと、「見た目の割にはかなり静か」というのが、実際に使用しているユーザーの共通認識です。

本格的なマッドテレーン(M/T)タイヤの場合、低速走行時でも「ゴロン、ゴロン」という振動が伝わり、速度を上げると「ゴーッ!!」という爆音が響き渡ることがあります。しかし、オープンカントリーRTは、タイヤのセンター部分(真ん中)に、接地面積を多く取った「オールテレーン(A/T)」のパターンを採用しています。これにより、舗装路での連続した接地が可能になり、不快な振動やノイズが大幅に抑えられているのです。

快適性のリアルな感覚

もちろん、プリウスやセダンに履くような静粛性重視のタイヤ(コンフォートタイヤ)と比べれば、「コーッ」や「サーッ」という音は大きめに聞こえます。しかし、最近のSUV(RAV4やデリカD:5など)は車体自体の遮音性が高いため、窓を閉めていればオーディオのボリュームを1〜2メモリ上げる程度で気にならなくなります。

「家族を乗せてドライブに行っても、タイヤの音について文句を言われたことは一度もない」というレビューも多く、普段使いでストレスを感じるレベルではないと断言できます。むしろ、その微かなロードノイズさえも「四駆に乗っている感」としてポジティブに捉えるユーザーが多いのも事実です。

見た目以上の静粛性!「オープンカントリーR/T」の口コミ・レビューをもっと見る

オープンカントリーRTとスタッドレスの規制比較

オープンカントリーRTとスタッドレスの規制比較

「近所の買い物なら気をつけて走ればいいけれど、高速道路はどうなの?」
ここからは、より実用的な運用面、特に法律や道路規制との関係について深掘りしていきます。冬のレジャーでスキー場に向かう際や、帰省で高速道路を利用する際、オープンカントリーRTは「通行許可」を得られるのでしょうか。

高速道路の冬用タイヤ規制

高速道路の冬用タイヤ規制

冬の高速道路や一般国道では、降雪や凍結の恐れがある場合に「冬用タイヤ規制(滑り止め装置装着規制)」が発令されます。NEXCOなどの道路管理者が実施するこの規制下では、ノーマルタイヤ(夏タイヤ)での走行は法律で禁止されており、検問でUターンを命じられます。

ここで重要なのが、オープンカントリーRTのサイドウォールにある「M+S」の刻印です。
結論として、オープンカントリーRTはこの「冬用タイヤ規制」をクリアし、問題なく通行することが可能です。

検問所の係員は、タイヤの銘柄やすり減り具合と同時に、サイドウォールの表記を目視で確認します。「STUDLESS(スタッドレス)」または「SNOW(スノー)」、そして「M+S(マッド&スノー)」のいずれかの表記があれば、冬用タイヤとして認められます。つまり、法的な扱いとしてはスタッドレスタイヤと同じ土俵に立つことができるのです。

チェーン規制時の走行不可

チェーン規制時の走行不可

しかし、ここで多くのドライバーが陥りやすい「最大の落とし穴」があります。それが、大雪などの非常時に発令される「チェーン規制(緊急脱出用滑り止め装置装着規制)」です。

2018年に国土交通省によってルールが改正され、特定の大雪特別警報レベルの降雪が予想される区間では、従来よりも厳しい規制が敷かれるようになりました。この「チェーン規制」が発令された場合、どのような高性能なスタッドレスタイヤを履いていようと、そしてもちろん「M+S」マーク付きのオープンカントリーRTを履いていようと、タイヤチェーンを装着していない車両は一切の通行が禁止されます。

これは、大規模な立ち往生(スタック)による致命的な交通麻痺を防ぐための措置です。「俺のタイヤは四駆用のM+Sだから大丈夫」という理屈は、現場の警察官や係員には通用しません。チェーンを持っていなければ、その場でUターンを命じられるか、規制が解除されるまで数時間から数十時間、極寒の車内で待機することになります。

オープンカントリーRTユーザーにとってのリスクは、スタッドレスユーザーよりも深刻です。なぜなら、スタッドレスユーザーの多くは「万が一のために」チェーンを携行していることが多いのに対し、R/Tユーザーは「タイヤだけでいけるだろう」と過信して、チェーンを準備していないケースが圧倒的に多いからです。冬の高速道路を利用する可能性があるなら、トランクの奥底に「お守り」としてチェーンを積んでおくことは、マナーではなく義務だと考えてください。

チェーン規制について詳しく知る
どの区間で規制が行われるか、どのようなチェーンが必要かは、国土交通省の公式サイトで詳細に定義されています。冬のドライブ前には必ず確認しておきましょう。
(出典:国土交通省『チェーン規制Q&A』)

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燃費への影響と維持費

燃費への影響と維持費

「カッコいいタイヤを履きたいけど、お財布事情も気になる……」。そんな方のために、オープンカントリーRTを通年使用した場合のリアルな経済性について、包み隠さずお話しします。

まずデメリットから言うと、燃費は確実に悪化します。
オープンカントリーRTは、一般的なサマータイヤに比べてゴムのブロックが厚く、タイヤ自体の重量(バネ下重量)が重くなります。また、ゴツゴツした形状は転がり抵抗(タイヤが転がるのを妨げる力)が大きいため、アクセルを離したときに車がスゥーッと進む距離が短くなります。

車種や運転の仕方にもよりますが、純正タイヤと比較して、燃費がリッターあたり「0.5km〜1.5km」程度落ちる覚悟は必要です。ガソリン代が高騰している昨今、この数字は地味に痛いかもしれません。

しかし、ここで電卓を叩いてみましょう。燃費悪化によるガソリン代の増加分と、スタッドレスタイヤを運用した場合にかかるコストを天秤にかけると、実は「履きっぱなし」の方がトータルコストは安く済むケースがほとんどです。

スクロールできます
コストの種類スタッドレス併用の場合R/T履きっぱなしの場合
タイヤ購入費夏・冬 2セット必要
(高額)
1セットでOK
(安価)
交換工賃年2回発生
(約8,000円〜)
0円
タイヤ保管料発生する可能性大
(約15,000円〜)
0円
燃費(ガソリン代)夏タイヤ時は良い年間通して少し悪い

こうして見ると、燃費の悪化分(年間数千円〜1万円程度)は、タイヤ交換工賃や保管料が浮くことで十分に相殺、あるいはお釣りが来ることが分かります。「手間をお金で買う」だけでなく、実質的な維持費も抑えられる点は、家計を預かるパートナーを説得する際の強力な武器になるはずです。

車検対応とサイズ選びの注意

車検対応とサイズ選びの注意

オープンカントリーRTを選ぶ際、多くの方が「せっかくだから少し大きくして迫力を出したい」と考え、純正サイズよりも外径が大きいサイズ(インチアップ)や、幅が広いサイズを検討します。特に人気の「ホワイトレター(白い文字)」の設定があるサイズは、純正よりも一回り大きいケースが多いですよね。

ここで絶対に注意してほしいのが、「車検」と「チェーンのクリアランス」です。

まず車検についてですが、タイヤがフェンダー(車体)からハミ出していると不合格になります。最近の法改正で「タイヤのゴム部分なら10mm未満のハミ出しはOK」となりましたが、ホイールやホワイトレターの文字部分はハミ出しNGとされることが多く、検査員の判断によっては入庫拒否されるリスクがあります。ギリギリのサイズを攻める場合は、ディーラーやショップとよく相談する必要があります。

そして、もっと怖いのが「チェーンが巻けない問題」です。
タイヤを大きくすると、タイヤと車体(タイヤハウス内側)の隙間が狭くなります。夏場は問題なくても、いざ雪道でチェーンを巻こうとした時、その狭くなった隙間にチェーンを通す手が入りません。無理やり装着しても、ハンドルを切った瞬間にチェーンが車体の内側やサスペンションに干渉し、ブレーキホースを引きちぎるなどの大事故に繋がる可能性があります。

購入前の必須チェック
インチアップをする場合は、必ず「薄型の金属チェーン」や「布製チェーン(オートソックなど)」が装着できるだけの隙間(クリアランス)が確保できるかを確認してください。カッコよさを優先するあまり、緊急時の安全性を犠牲にしてはいけません。

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オープンカントリータイヤ購入のおすすめ店舗

安心のおすすめタイヤ販売ってどこ?

安心で評判の良いところを紹介しますね!

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取り扱いメーカー価格・工賃交換・予約
日本、海外
有名メーカー多数
多少高め
廃タイヤ料、バルブ交換料込
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店舗数保証・アフター口コミ・評判
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オープンカントリーRTはスタッドレス兼用不可

オープンカントリーRTはスタッドレス兼用不可

ここまで、オープンカントリーRTのメリットとデメリット、そして物理的な限界について詳しく解説してきました。最後に、この記事の結論として、「あなたはこのタイヤで冬を越すべきか?」という問いに対する答えをまとめます。

もしあなたが、北海道・東北・北陸・山間部などの「豪雪地帯」にお住まいであれば、迷わずスタッドレスタイヤを購入してください。 オープンカントリーRTで毎日の凍結路面を通勤するのは、ロシアンルーレットをするようなものです。命の危険があります。

一方で、あなたが関東・東海・関西の平野部など「雪が積もるのは年に数回」という地域にお住まいであれば、オープンカントリーRTは最強の選択肢になり得ます。 スタッドレスへの交換や保管の手間から解放され、一年中カッコいい愛車と共に過ごせる喜びは、何物にも代えがたいものです。

ただし、その場合でも以下の「冬のサバイバル3ヶ条」を絶対に守ってください。

オープンカントリーRTで冬を越すための3ヶ条

  • ① 氷を恐れる:「雪は行けるが氷はダメ」と肝に銘じ、凍結の恐れがある朝晩は運転を控える。
  • ② 武器を持つ:自分はスタッドレスではないという自覚を持ち、適合するチェーンを必ず常備する。
  • ③ 距離を取る:制動距離はスタッドレスより伸びるため、前車との車間距離を普段の2倍以上空ける。

オープンカントリーRTは、ファッション性と実用性を高い次元でバランスさせた素晴らしいタイヤです。しかし、万能ではありません。その限界(特にアイスバーンでの弱さ)を正しく理解し、適切な装備と慎重な運転でカバーできる賢いドライバーだけが、このタイヤの真価を引き出すことができるのです。どうぞ、安全で楽しいカーライフを!

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