初代ノートであるE11型は、コンパクトながら室内が広くて使い勝手が良く、今でも街中でよく見かける名車ですよね。このショート&トールなパッケージングは本当に革命的だったと思います。長く大切に乗っていると必ず直面するのがタイヤ交換のタイミングですが、いざ交換しようとしたときに純正サイズやホイールの選び方で迷ってしまうことはありませんか。
特にノートE11のタイヤサイズやホイールナットの規格には日産独自のクセがあり、うっかり間違えるとタイヤが取り付けられないこともあるので注意が必要です。中古車市場でもまだまだ現役のE11型ですが、年式が経っているからこそ、足回りのメンテナンスは安全に直結する非常に重要なポイントになります。
今回は、そんなタイヤ選びの悩みを解決するために、タイヤとホイールに関する情報を私の経験も踏まえて分かりやすくまとめました。
- ノートE11の純正タイヤサイズと失敗しない選び方
- 見落としがちな適正空気圧とインチアップ時の管理方法
- 日産車特有のハブ径やナットサイズに関する重大な注意点
- 燃費や乗り心地を考慮した最適なインチアップサイズ
ノートE11のタイヤサイズと純正スペック詳細
まずは基本となる純正仕様について、しっかりと押さえておきましょう。E11型ノートはグレードによってタイヤサイズが異なりますが、ここを間違えるとスピードメーターの誤差が出たり、車検に通らなくなったりする可能性があります。また、純正ホイールのスペックを知ることは、社外ホイールを選ぶ際の基礎知識としても非常に重要です。
純正タイヤサイズと14インチ標準設定の理由
E11型ノートの多くのグレード(15S、15Xなど)で採用されている標準タイヤサイズは、175/65R14です。このサイズ、実はこのクラスのコンパクトカーにとっては「黄金比」とも言えるバランスの良い設定なんです。
なぜこのサイズが選ばれているのか、少し深掘りしてみましょう。まず、タイヤ幅の175mmという数値ですが、これは車両重量が約1,100kg前後のノートにとって、燃費性能とグリップ力のバランスが絶妙な太さです。これより細いとブレーキ性能やコーナーでの安定感が不安になりますし、逆に太すぎると転がり抵抗が増えて燃費が悪化してしまいます。街乗りでの軽快なハンドリングと、お財布に優しい経済性を両立させるための最適解がこの175mmなんですね。
そして、偏平率65%という点も見逃せません。最近の車はデザイン重視で大径ホイールを履く傾向にありますが、E11型が現役だった当時は実用性が重視されていました。65%という厚みのあるサイドウォール(タイヤの側面)は、空気の層が厚いため、路面からの衝撃をマイルドに吸収してくれます。これがサスペンションの一部として機能し、E11型特有の「角の取れた穏やかな乗り心地」を生み出しているんです。

純正オプションの15インチについて
上級グレードでは175/60R15が設定されています。こちらはホイール径が大きくなる分、少しスポーティな見た目になりますが、実はタイヤの外径(直径)が標準の14インチよりも約8mmほど大きくなっているのが特徴です。通常、インチアップは外径を揃えるのがセオリーですが、メーカー純正でこれだけの外径差が許容されているのは少し珍しいケースですね。この外径アップにより、巡航時の回転数がわずかに下がり、静粛性に貢献しているとも言われています。
タイヤ選びで迷ったら、基本的にはこの純正サイズ(175/65R14)を選んでおけば間違いありません。各タイヤメーカーから、低燃費タイヤ(エコタイヤ)からベーシックタイヤまで幅広いラインナップが用意されているので、予算や好みに合わせて選び放題なのも、この普及サイズの大きなメリットです。
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ノートE11の適正空気圧と確認方法
タイヤの性能を100%発揮させるためには、空気圧管理が命です。「とりあえずガソリンスタンドで少し高めに入れておけばいいや」なんて考えていませんか?実は、空気圧は車種やタイヤの規格によって適正値が細かく決められており、これを守らないとタイヤの寿命を縮めるだけでなく、燃費の悪化やバースト(破裂)のリスクまで高めてしまいます。
E11型ノートの指定空気圧は、運転席のドアを開けたところ(Bピラー付近)に貼ってある「空気圧ラベル」で確認できます。年式やグレードによって多少異なる場合がありますが、一般的な基準値は以下の通りです。
一般的な指定空気圧(175/65R14装着車)
- フロント:230 kPa (2.3 kgf/cm²)
- リア:210 ~ 230 kPa
ここで一つ、非常に重要なポイントがあります。この数値はあくまで「純正タイヤ」または「JATMA規格(日本規格)のタイヤ」を履いている場合の数値です。もし、インチアップをして海外メーカーのタイヤや「XL(エクストラロード)規格」のタイヤを履く場合は、この数値のままだと空気圧不足になる可能性が高いのです。
XL規格のタイヤは、内部構造を強化して高い空気圧に耐えられるように作られており、その分、高い空気圧を入れることで初めて必要な負荷能力(重さを支える力)を発揮します。純正指定が230kPaだとしても、XL規格のタイヤを履く場合は、概ね250kPa〜280kPa程度まで高める必要があるケースがほとんどです。

空気圧不足の状態で走行を続けると、タイヤがたわみすぎて発熱し、内部構造が破壊される「ヒートセパレーション」を引き起こす危険性があります。逆に高すぎると、タイヤの中央部分だけが摩耗したり、乗り心地が跳ねるような硬さになったりします。
タイヤの空気圧は自然に抜けていくものですので、最低でも月に一度は点検することをおすすめします。特に気温が下がる冬場は空気圧も下がりやすいので要注意です。
(出典:一般社団法人 日本自動車タイヤ協会 JATMA『タイヤのおはなし』)
ホイールナットサイズと締め付けトルクの注意点
自分でタイヤ交換をする方、あるいはネットオークションやフリマアプリで中古ホイールを買おうとしている方に、声を大にしてお伝えしたいのが「ナット」の話です。ここを間違えると、最悪の場合タイヤが走行中に外れます。冗談抜きで、命に関わる部分ですので詳しく解説します。
まず、ノートE11のホイールナット規格は、M12 × P1.25です。
【危険】トヨタ・ホンダ用は使えません!
トヨタやホンダ、マツダ、三菱、ダイハツなどの多くのメーカーは「P1.5(ネジのピッチが1.5mm)」を採用しています。ノートE11の日産車規格は「P1.25(ネジのピッチが1.25mm)」です。
もし、P1.5のナットを無理やりノートE11のハブボルトにねじ込もうとすると、最初は少し手で回るかもしれませんが、途中から固くなります。そこで「あれ?」と思わずに工具で無理やり締め込むと、ハブボルトのネジ山が完全に潰れてしまいます。こうなると、ハブボルトの打ち替えという高額な修理が必要になります。

次に注意すべきなのが、ナットの「座面形状」です。ホイールとナットが接する部分の形のことですね。
- 日産純正および一般的な社外ホイール:60度テーパー座
- ホンダ純正ホイール:球面座
- トヨタ純正アルミホイール:平座(ストレートナット)
ノートE11の純正ホイールや、オートバックスなどで売っている社外アルミホイールは、ほとんどが「60度テーパー座」です。しかし、もし中古で買ったホイールにたまたまホンダ用のナットが付属していたりすると、それは使えません。座面の形が合っていないナットで締め付けても、点ではなく線、あるいは面で接触しないため、走行振動ですぐに緩んでしまいます。
さらに、締め付ける力(トルク)も重要です。E11型ノートの規定トルクは、概ね103N·m(約10.5kgf·m)です。プロはトルクレンチを使って管理しますが、一般の方が車載工具で締めるときは、「体重をかけずに、腕の力でグッと締める」くらいが目安です。足でレンチを踏んで締め付けるのはオーバトルク(締めすぎ)になり、ボルトが伸びたり折れたりする原因になるので絶対にやめましょう。
\ 日産車専用のナットは必須です /
ノートE11のハブ径は60mmで他社流用不可
これ、実は一番の落とし穴かもしれません。ホイールの中心にある穴のサイズ、「ハブ径」についてです。ここを見落としてホイールを買ってしまい、「取り付けられない!」と泣きを見るケースが後を絶ちません。
ノートE11のハブ径は60mmです。これはコンパクトカーとしてはかなり大きい部類に入ります。なぜこれが問題になるかというと、他メーカーのハブ径がこれより小さいからです。
| メーカー | 一般的なハブ径 | ノートE11への装着 |
| 日産(ノートなど) | 60mm | OK |
| トヨタ(ヴィッツなど) | 54mm | NG(入らない) |
| マツダ・スズキ | 54mm | NG(入らない) |
| ホンダ(フィットなど) | 56mm | NG(入らない) |

ご覧の通り、トヨタやホンダの純正ホイールは、ハブ径が54mmや56mmと小さいため、ノートE11の60mmのハブには物理的に入りません。ネットオークションなどで「コンパクトカー用!14インチ!」として売られている中古ホイールを購入する際、これら他社純正品を選んでしまうと、ホイールがハブに嵌らず装着不可能です。
逆に、社外メーカーのホイール(ウェッズやレイズなど)は、どんな車にも履けるようにハブ径を大きく(73mmや67mmなど)作ってあることがほとんどです。これをノートE11に装着すること自体は可能ですが、そのままだとハブ(60mm)とホイール(73mm)の間に大きな隙間ができてしまいます。
この隙間があると、ホイールの中心(センター)が出にくくなり、ボルトだけでホイールを支える状態になります。すると、高速道路などを走行した際にハンドルがブルブル震える「シミー現象」が発生しやすくなります。これを防ぐためには、「外径73mm/内径60mm」といったサイズのハブリングを装着することを強くおすすめします。数百円〜数千円のパーツですが、走りの質が劇的に向上しますよ。
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13インチへのインチダウンとスタッドレスのリスク
冬場になると、「スタッドレスタイヤは高いから、サイズを小さくして安く済ませたい」と考える方も多いでしょう。特に軽自動車用の13インチなどが余っていると、それを流用できないかと考えるのは自然なことかもしれません。
しかし、結論から言うと、E11型ノートでの13インチ装着は原則NGです。
理由は単純で、物理的な干渉問題です。E11型ノート(特に1.5Lモデルや4WDモデル)のフロントブレーキ周り(キャリパーやディスクローター)は、14インチ以上のホイールを装着することを前提に設計されています。13インチのホイールを装着しようとすると、ホイールの内側(リムの内面)がブレーキキャリパーにガリガリと接触してしまうのです。

仮に、奇跡的に干渉せずに装着できたとしても(一部の初期型1.3Lモデルなどでは入るという噂もありますが)、リスクは消えません。13インチタイヤでは、車両重量に対してタイヤの負荷能力(ロードインデックス)が不足する可能性が高く、車検に通らないばかりか、バーストのリスクも高まります。また、ブレーキ周りの放熱性が悪化し、フェード現象(ブレーキが効かなくなる現象)を誘発する恐れもあります。
スタッドレスタイヤであっても、コスト削減のために安全性を犠牲にするのは本末転倒です。14インチ(175/65R14)を下限として選ぶのが鉄則であり、それ以下のサイズへのインチダウンは絶対に避けてください。安く済ませたい場合は、14インチのままアジアンタイヤなどを検討する方が、はるかに安全で現実的です。
\ 14インチでも安い冬タイヤあり /
ノートE11のタイヤサイズ変更とインチアップ適合
せっかくタイヤを交換するなら、ホイールを大きくしてカッコよくしたい!という方も多いはず。足元が引き締まると、車全体の印象がガラリと変わりますからね。ここでは、車検や走行性能、そして干渉リスクを考慮した「正解」のサイズを紹介します。
15インチへの変更と乗り心地への影響
標準の14インチから1つサイズアップする15インチは、最もバランスの取れた選択肢であり、失敗の少ない「ライトチューン」と言えます。
- 推奨サイズ①:185/55R15
これは特別仕様車やライダーシリーズでも採用されているサイズで、外径が標準の14インチとほぼ同じ(584mm)です。メーター誤差も極めて少なく、タイヤ幅が10mm広がることで接地面積が増え、走行安定性がアップします。「メーカーが認めたインチアップサイズ」と言えるので、安心感は抜群です。 - 推奨サイズ②:175/60R15
こちらはメーカーオプション設定のサイズ。タイヤ幅は14インチと同じ175mmのままなので、燃費性能を維持したい場合に適しています。タイヤの銘柄も豊富で、比較的安価に手に入るのも魅力ですね。
15インチにすると、タイヤのゴム部分(扁平率)が65%から55%〜60%へと薄くなります。これにより、サイドウォールの剛性が高まり、ハンドルを切ったときの「グニャッ」とした感覚が減って、キビキビとした反応が得られるようになります。
気になる乗り心地ですが、14インチに比べればわずかにコツコツとした路面の感触が伝わってきますが、決して不快になるレベルではありません。むしろ、高速道路の継ぎ目などでは収まりが良くなり、フワフワ感が減るため、同乗者にとっても快適に感じる場合があるくらいです。初めてのインチアップで、家族からのクレーム(乗り心地悪化など)を避けたいなら、この15インチが最適解だと思います。
\ ぼ乗り心地そのまま見た目UP/
ノートE11に最適な16インチのタイヤサイズ
「15インチじゃ物足りない!」「もっと足元をビシッと引き締めたい!」という方にとって、16インチはまさに王道のインチアップサイズです。E11型ノートのボディサイズに対して、見た目のカッコよさと走行性能のバランスが最も高次元でまとまるのが、この16インチだと私は確信しています。
ここで私が自信を持っておすすめする「ゴールデンサイズ」があります。
【E11型ノート専用】16インチの最適解:195/45R16

なぜこのサイズが最強なのか、数字で証明しましょう。
標準タイヤ(175/65R14)の外径は583mmです。
対して、この195/45R16の外径は582mmです。
その差、なんとわずか-1mm!
ここまで外径が完全に一致するサイズは、他の車種を見渡してもそうそうありません。これはつまり、スピードメーターの誤差がほぼゼロで、車検も全く問題なく通ることを意味します。
さらに、タイヤ幅が195mmになることで、路面を掴む力がグッと増します。高速道路のジャンクションや山道のカーブなどで、車がレールに乗ったようにピタッと安定する感覚は、一度味わうと病みつきになりますよ。タイヤの銘柄も、このサイズはコンパクトスポーツカー向けに各社からラインナップが豊富に出ているので、グリップ重視のタイヤから静粛性重視のタイヤまで、選び放題なのも嬉しいポイントです。
一方で、よくある失敗例として挙げられるのが「205/45R16」や「205/50R16」を選んでしまうケースです。「太い方がカッコいいから」という気持ちは痛いほど分かりますが、E11型ノートのタイヤハウスはそこまで広くありません。205幅を入れると、ハンドルを全開に切ったときに内側のインナーフェンダーにザザッと擦れてしまったり、段差でサスペンションが縮んだときにフェンダーの爪に当たったりするリスクが格段に上がります。
また、外径が大きくなりすぎると加速が鈍くなったり、燃費が悪化したりするデメリットも無視できません。無用なトラブルを避けて、スマートにカッコよく乗りこなすなら、迷わず195/45R16を選ぶのが正解です。
\ メーター誤差なしの黄金サイズ /
ライダー仕様のタイヤサイズと専用設定
E11型ノートを語る上で外せないのが、オーテックジャパンが手掛けたカスタムカー「ライダー(Rider)」シリーズの存在です。特に「ライダー ハイパフォーマンススペック」というグレードは、メーカー直系のチューニングカーとして、非常に興味深いタイヤ選びをしています。
このモデルで採用されているタイヤサイズは、185/55R15です。
「えっ、ハイパフォーマンスなのに16インチじゃないの?」と思われた方もいるかもしれません。しかし、ここにこそ日産とオーテックのエンジニアたちの深いこだわりが隠されています。
インチアップをしてタイヤを薄くすれば(低扁平化)、確かにハンドリングはシャープになります。しかし、その代償として路面からの衝撃をダイレクトに拾うようになり、ボディへの入力が大きくなってしまいます。E11型ノートのボディ剛性やサスペンションのストローク量を考慮したとき、「車体全体でバランス良く性能を発揮できる限界点」が、この15インチの55扁平だったのではないかと私は推測しています。

185/55R15というサイズは、標準の14インチよりもタイヤ幅が10mm広く、グリップ力は確実に向上しています。それでいて、適度なエアボリューム(空気の層)を残しているため、路面の追従性が良く、荒れた路面でもタイヤが跳ねにくいというメリットがあります。これは、サーキットのような平らな路面だけでなく、一般道のマンホールや継ぎ目もスムーズにいなして走るための「大人のチューニング」と言えるでしょう。
もしあなたが、「見た目だけのインチアップはしたくない」「乗り心地を犠牲にせずに、走りの質を一段階上げたい」と考えているなら、このライダー仕様と同じ185/55R15を選ぶのが、最も賢い選択肢になるはずです。メーカーがテストを重ねて導き出した答えに、間違いはありませんからね。
17インチへのインチアップとフェンダー干渉
さて、ここからは少し上級者向け、あるいは「茨の道」とも言える17インチの世界についてお話しします。「とにかく見た目のインパクト重視!」「ホイールの存在感を最大化したい!」という方は、17インチを検討されることでしょう。
E11型ノートに17インチを履く場合の候補サイズは、195/40R17になります。
このサイズであれば外径は587mmとなり、標準サイズ(583mm)との差は+4mm程度なので、スピードメーターの誤差範囲内に収まります。しかし、ここで問題になるのは「タイヤの薄さ」と「クリアランス」です。
17インチ化の重大なリスク
- 乗り心地の激変:
扁平率が40%になると、タイヤはもうゴムの板のような薄さです。路面の砂利一つ一つの感触がハンドルに伝わってくるほどダイレクトになりますが、同時に突き上げ感も強烈になります。同乗者からは不満が出る覚悟が必要です。 - リム打ちパンクの危険:
タイヤが薄すぎてクッション性がほとんどないため、キャッツアイや少し深い穴に勢いよく乗ってしまうと、衝撃でホイールが歪んだり、タイヤのサイドウォールが裂けたりするリスクが非常に高くなります。 - フェンダーへの干渉:
17インチのホイールは幅も太くなる傾向があります(7Jなど)。そのまま装着すると、フロントフェンダーからはみ出してしまったり、ハンドルを切ったときに内側に当たったりすることが多々あります。
また、このサイズのタイヤは「XL(エクストラロード)規格」であることがほとんどですが、それでもロードインデックス(負荷能力)がギリギリになるケースがあります。車検の検査官によっては、「負荷能力不足」としてNGを出される可能性もゼロではありません。
17インチを履きこなすには、単にタイヤ交換をするだけでなく、車高調を入れて車高を下げたり、キャンバーボルトを使ってタイヤを少し斜めに寝かせたりといった、足回り全体のセッティングが必要になることが多いです。ポン付けで気軽に楽しめるサイズではない、ということを十分に理解した上で挑戦してくださいね。
オフセットやインセット選びのポイント
タイヤサイズが決まっても、まだ安心はできません。ホイール選びで最も難しく、そして最も重要なのが「インセット(昔でいうオフセット)」の数値です。これを間違えると、せっかく買ったホイールが車体に当たって回らなかったり、フェンダーからはみ出して警察に止められたりすることになります。
E11型ノートの純正ホイールのインセットは、グレードにもよりますが概ね「+45」前後です。
社外ホイールを選ぶ際、この数値を基準に選ぶわけですが、私が推奨する安全圏は以下の通りです。

E11型ノートの推奨インセット範囲(リム幅5.5J〜6.5Jの場合)
+42 〜 +45
なぜこの範囲なのか、理由を解説します。
まず、数値が小さくなる(例:+35や+38)と、ホイールは外側にせり出してきます。見た目はツライチ(フェンダーとホイール面が揃うこと)に近づいてカッコよくなりますが、E11型ノートはフェンダーの余裕があまりありません。インセット+38あたりまでいくと、タイヤの銘柄や個体差によってはフェンダーからはみ出す「ハミタイ」状態になり、車検NGとなるリスクが非常に高くなります。
逆に、数値が大きくなる(例:+50以上)と、ホイールは車体の内側に引っ込みます。そうすると今度は、サスペンションのストラット(ショックアブソーバー)やブレーキキャリパーにホイールの内側が接触してしまう恐れがあります。特にインチアップをしてホイールの幅(リム幅)が太くなっている場合は、内側のクリアランスが数ミリしかないことも珍しくありません。
「攻めたサイズでツライチを狙いたい!」という気持ちも分かりますが、そのためには現車合わせでの実測や、フェンダーの爪折り加工といった専門的な作業が必要になります。基本的には、純正に近い「インセット+45」を選んでおくのが、干渉トラブルを避けるための鉄則です。どうしても不安な場合は、ホイールショップで「仮当て」をさせてもらうことを強くおすすめします。
ノートE11のタイヤ購入のおすすめ店舗

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ノートE11のタイヤサイズ選び総まとめ
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。E11型ノートのタイヤ選びについて、純正サイズからインチアップ、そしてホイールの注意点まで網羅的に解説してきました。
最後に、これまでのポイントを分かりやすい一覧表にまとめましたので、タイヤ選びの際のカンニングペーパーとして使ってください。
| 目的・スタイル | 推奨タイヤサイズ | 特徴・メリット |
|---|---|---|
| 基本・コスパ重視 | 175/65R14 | 純正標準サイズ。燃費、乗り心地、経済性のバランスが最強。迷ったらコレ。 |
| 純正+αの走り | 175/60R15 | メーカーオプションサイズ。燃費を落とさずに少しだけスポーティに。 |
| 走りの質を追求 | 185/55R15 | ライダー仕様。グリップと乗り心地を両立した「大人のチューニング」サイズ。 |
| 見た目と性能の両立 | 195/45R16 | 外径誤差ほぼゼロのゴールデンサイズ。コーナリング性能と見た目が劇的に向上。 |
| ド派手なカスタム | 195/40R17 | ※上級者向け。乗り心地悪化や干渉リスクあり。覚悟が必要なサイズ。 |
| 冬用・スタッドレス | 175/65R14 | ※13インチへのインチダウンは絶対NG!ブレーキ干渉の危険あり。 |


【最終確認!購入前のチェックリスト】
- ホイールの穴数は「4穴」、P.C.Dは「100mm」ですか?
- ハブ径は「60mm」以上ですか?(他社純正流用は注意!)
- ホイールナットは「M12×P1.25」を用意しましたか?
- 社外ホイールを履くなら「ハブリング」の準備はOKですか?
タイヤは、あなたの愛車であるノートと地面をつなぐ唯一のパーツです。見た目のカッコよさを追求するのも車いじりの醍醐味ですが、まずは「安全に走れること」が何よりも大切です。
特にE11型ノートは、ハブ径やナットサイズに日産独自の規格が採用されているため、少しの知識不足が大きなトラブルに繋がることがあります。今回ご紹介したポイントさえ押さえておけば、失敗することなく、あなたのノートを理想のスタイルに仕上げることができるはずです。
この記事が、あなたのタイヤ選びの助けになり、これからのカーライフがより安全で楽しいものになることを願っています!
\ 愛車に合うタイヤが見つかる /







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