愛車のハスラーで週末のキャンプやドライブを楽しもうと思った矢先、ふと「あれ、この車のスペアタイヤってどこにあるんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか。あるいは、納車されたばかりのハスラーのトランクを開けて探してみたものの見当たらず、万が一のパンクに備えて不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、近年の軽自動車の多くがそうであるように、ハスラーにも標準ではスペアタイヤが搭載されていません。
その代わりに何が用意されているのか、そしてもしもの時のためにどのような準備をしておくべきなのか、今回はハスラーの緊急対応装備とスペアタイヤの追加方法について、私の視点で徹底的に深掘りしてお話しします。
- パンク修理キットの正確な収納場所と使い方がわかる
- 純正スペアタイヤを後付けする際の費用と品番が明確になる
- スペアタイヤを積むことで生じる車内スペースへの影響を知る
- 車検に通らない危険な背面タイヤカスタムのリスクを理解する
ハスラーのスペアタイヤの場所と標準装備の確認

「ハスラーのスペアタイヤの場所はどこ?」とラゲッジルームのカーペットをめくり、あちこち探し回っても見つからないのは当然のことです。なぜなら、現行のMR52S/MR92S型も、先代のMR31S/MR41S型も、工場出荷時点ではスペアタイヤが積まれていないからです。では、私たちは無防備な状態で道路を走っているのでしょうか? いえ、タイヤの代わりとなる「標準装備」がちゃんと用意されています。まずはその居場所と、実際に使えるかどうかの確認から始めていきましょう。
パンク修理キットの収納場所と使い方

ハスラーにはスペアタイヤの代わりに「タイヤパンク応急修理セット」が標準装備されています。「修理キットなんて使ったことがないし、見たこともない」という方も多いかもしれませんが、まずはこの場所を確実に把握しておくことが防災の第一歩です。
ラゲッジアンダーボックスへのアクセス方法
具体的な場所は、リアハッチ(バックドア)を開けたその足元にあります。荷室の床板(ラゲッジボード)にある取っ手を持って持ち上げると、その下に黒やグレーの発泡スチロール製トレイ、または樹脂製のボックスが現れます。これが「ラゲッジアンダーボックス」と呼ばれる床下収納スペースです。パンク修理キットは、このボックス内の専用スペースにきっちりと格納されています。中には、シガーソケットから電源を取る「エアコンプレッサー(電動空気入れ)」と、白い液体の入った「修理剤ボトル」がセットで入っています。
注意点:荷物の積み下ろしシミュレーション
ここで少し想像してみてください。もし雨が降りしきる夜の山道でパンクしてしまったとします。トランクにはキャンプ道具や大量の買い物袋が満載です。
修理キットを取り出すためには、これら全ての荷物を一度、泥だらけの路面に降ろさなければなりません。床下の収納は普段使いには便利ですが、緊急時のアクセス性という点では、こうした致命的な弱点があることを覚えておいてください。
失敗しないための使用手順とコツ
いざという時に説明書を読んでいる余裕はないかもしれません。基本的な流れを頭に入れておきましょう。ただし、これはあくまで「応急処置」であり、恒久的な修理ではない点に注意が必要です。
- 安全確保と準備:まずは安全な平坦地に停車し、ハザードを点滅させます。修理キットを取り出し、薬剤ボトルをよく振って成分を均一にします。
- 接続:付属のホースを使って、エアコンプレッサー本体、薬剤ボトル、そしてタイヤの空気バルブを繋ぎます。この時、しっかりと奥までねじ込まないと、加圧時に薬剤が漏れ出して悲惨なことになります。
- 注入:車のエンジンをかけ、コンプレッサーの電源プラグを車内のアクセサリーソケットに差し込みます。スイッチを入れると大きな音と共に空気が送り込まれ、その圧力でボトル内の薬剤がタイヤ内部へと押し込まれていきます。
- 慣らし走行:指定の空気圧まで入ったら、すぐに片付けをして走行を開始します。これを「慣らし走行」と呼びます。タイヤを回転させる遠心力で、液体の薬剤をタイヤの内側全体に行き渡らせ、穴を塞ぐ膜を作るためです。時速80km以下で、約10分または5km程度走るのが目安です。
重要:釘は抜かないで!
タイヤに刺さっている釘やネジを見つけると、つい抜きたくなりますが、絶対に抜かないでください。抜くと穴が開放されてしまい、修理剤では塞ぎきれなくなります。異物はそのままで、隙間を薬剤で埋めるのがこのキットの仕組みです。
\ いざという時に使えないかも /
車載ジャッキや工具の格納場所を特定する

タイヤ交換や修理に必要なジャッキやホイールナットレンチなどの工具類。これらも「車のどこかにあるはず」と思い込んで放置しがちですが、ハスラーの場合は車種や駆動方式、年式によって微妙に格納場所が異なるため、いざという時に見つけられないトラブルが多発しています。
駆動方式による格納場所の違い
現行モデル(MR52S/MR92S)の場合、基本的にはパンク修理キットと同じくラゲッジアンダーボックス内の発泡スチロールトレーに、ジャッキ本体とジャッキハンドルが綺麗に収まっています。2WD車や、マイナーチェンジ前のモデルの多くはこのパターンです。
しかし、注意が必要なのが4WD車や、一部の仕様変更後のモデルです。これらはリアのデファレンシャルギアやマイルドハイブリッド用バッテリーの配置の関係で、床下スペースが狭くなっています。そのため、ジャッキだけが「ラゲッジ右側面のトリム内部」に追いやられていることがあります。一見するとただの壁に見えますが、小さな蓋(カバー)が付いており、それを外すと奥にジャッキが固定されているのです。これは取扱説明書を読まないと気付きにくい「隠し扉」のような場所なので、必ず一度自分の目で確認しておきましょう。
ジャッキアップポイントの重要性
もしご自身でタイヤ交換やチェーン装着をする場合、ジャッキを掛ける位置(ジャッキアップポイント)を間違えると、車体に重大なダメージを与えてしまいます。
ハスラーのジャッキアップポイントは、サイドシル(ドア下の敷居部分)の下を覗き込むと見える、2つの切り欠き(ノッチ)の間にある「補強された鉄板の耳」部分です。ここ以外の場所、例えばプラスチック製のサイドガーニッシュや、フロアの平面部分にジャッキを掛けて持ち上げると、簡単にバキッと割れたり、床が凹んだりしてしまいます。特に雪道での作業など、視界が悪い時は手で触って確認するなど、慎重な作業が求められます。
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スペアタイヤは必要か?交換の判断基準

「最近の車にはスペアタイヤがないって言うけど、パンク修理キットがあれば十分なんじゃないの?」と思っている方もいるかもしれません。確かに、日本の舗装された道路環境であれば、多くの場合はロードサービスで事足ります。しかし、修理キットは「万能薬」ではありません。実は、修理キットで直せるパンクは、タイヤトラブル全体の一部でしかないのです。
修理キットが役に立たないシチュエーション
以下の表に、修理キットで対応できるケースとできないケースをまとめました。これを見ると、いかに修理キットの守備範囲が狭いかがわかると思います。
| 状況 | 修理キットの対応 | 理由と詳細 |
|---|---|---|
| トレッド面(接地面)に釘やネジが刺さった | 〇 可能 | 直径4mm程度までの小さな穴であれば、薬剤が凝固して塞ぐことができます。最も一般的なパンクのケースです。 |
| サイドウォール(側面)を縁石で擦って裂けた | × 不可 | タイヤの側面は走行中に最も激しく屈曲・変形する部分です。ここに薬剤を入れても、走行時の動きに耐えられずすぐに剥がれてしまいます。構造上、修理は不可能です。 |
| バースト(破裂)や大きな亀裂 | × 不可 | 高速道路などで起きるバーストは、タイヤがバラバラになるほどの破壊力を伴います。当然、薬剤で埋められるレベルではありません。 |
| ホイールリムの変形 | × 不可 | 大きな段差を乗り越えてホイールが歪み、そこから空気が漏れている場合、タイヤ自体に穴がなくても修理キットは無力です。 |
特に怖いのが、狭い山道でのすれ違いで路肩の石にタイヤの側面をぶつけてしまうケースです。これは即座に走行不能になります。JAFの統計データを見ても、タイヤのトラブルは出動理由の上位を占め続けています。
データで見るタイヤトラブルの多さ
JAF(日本自動車連盟)が発表しているロードサービスの出動理由において、「タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足」は常に上位(2位など)にランクインしており、年間で40万件以上も発生しています。
(出典:JAF『よくあるロードサービス出動理由』)
携帯電話の電波が届かない山奥や、猛吹雪の中でロードサービスの到着まで何時間も待たなければならない状況を想像してみてください。その時、スペアタイヤを持っていれば、自力で交換してその場を脱出できます。「自分で交換して帰れる」という安心感こそが、スペアタイヤ最大のメリットなのです。
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純正スペアタイヤ固定キットの価格と品番

「やっぱり安心のためにスペアタイヤを積みたい!」そう決断したあなたのために、スズキでは純正オプションとして「スペアタイヤ固定キット」を用意しています。しかし、カタログを見て「おっ、意外と安いじゃん」と即決するのは危険です。そこには大きな落とし穴があります。
「キット」の中身はタイヤではない
カタログに記載されている「スペアタイヤ固定キット」という商品名。これを見るとタイヤそのもののセットのように思えますが、実はこれ、「タイヤを固定するための金具と発泡スチロールの枠」だけの商品なんです。肝心のタイヤ本体とホイールは含まれていません。
購入が必要なものリスト
スペアタイヤを正規に導入するには、以下の3点を揃える必要があります。
- ①スペアタイヤ固定キット(純正部品):ブラケット、クッション、ボルト、発泡材などのセット。
- ②スペアタイヤ本体(ゴム部分):応急用テンパータイヤ(T115/70D14など)。
- ③スペアタイヤ用ホイール:黄色や黒で塗装されたスチールホイール。
導入費用の総額シミュレーション
では、実際に全て新品で揃えてディーラーにお願いした場合、いくらかかるのでしょうか。ざっくりとした試算をしてみましょう。
- スペアタイヤ固定キット:約35,000円〜47,000円(車種・年式による)
- スペアタイヤ&ホイールセット(組み込み済み):約15,000円〜25,000円
- 取り付け工賃:約8,000円〜12,000円(内装の発泡スチロールをカットしたり、ボルトを締めたりする作業)
合計すると、なんと7万円〜9万円近い出費になる可能性があります。軽自動車のオプションとしてはかなり高額な部類に入りますよね。自動車保険に付帯している無料のロードサービスで済ませるか、それとも7万円払って「究極の安心」を買うか。これはあなたのハスラーの使い方、つまり「どれだけリスクのある場所に行くか」によって判断が分かれるところです。
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スペアタイヤを後付けする際の注意点

コストの問題をクリアしても、まだ検討すべき重要なポイントがあります。それは、純正キットを使ってスペアタイヤを床下に格納することで発生する「機能的なトレードオフ」です。何かを得れば、何かを失う。ハスラーの場合、それは「広さ」です。
居住性の悪化:リアシートが狭くなる?
ハスラーの魅力の一つは、軽自動車とは思えないほど広々とした後席の足元空間ですよね。しかし、スペアタイヤ固定キットを装着すると、このメリットが一部犠牲になります。
具体的には、フロア下の限られたスペースに分厚いタイヤを収めるため、タイヤハウスの形状が変わり、リアシートのスライド位置が「最も前方」に制限されてしまう場合があります(年式やキットの仕様によりますが、スライド量が大幅に減るのは確実です)。
これにより、後席は大人が足を組んで座れるような広さではなくなり、少し窮屈な姿勢を強いられることになります。もし普段からチャイルドシートを載せたり、家族4人で移動したりすることが多いのであれば、この変化は許容できないかもしれません。
収納スペースの消滅
また、スペアタイヤを鎮座させる場所は、元々「ラゲッジアンダーボックス」があった場所です。つまり、今まで洗車道具や折り畳み傘、予備の靴などを入れていた便利な床下収納が、完全に消滅することになります。
さらに、タイヤの厚みを逃がすために荷室の床面(デッキボードの位置)全体が、標準状態よりも約3cmほど高くなります。「たかが3cm」と思うかもしれませんが、背の高い観葉植物を積む時や、自転車を積載する際にハンドルが天井に干渉するなど、ギリギリの場面でこの差が効いてくることがあるのです。
ハスラーのスペアタイヤの場所による積載の課題

ここまでは純正オプションを使った正規の方法について解説してきましたが、「もっと安く済ませたい」「居住性を犠牲にしたくない」と考える方もいるでしょう。ここからは、よりディープな技術情報や、2WDと4WDの違い、そして社外品を使ったカスタムのリスクについて、踏み込んで解説していきます。
2WDと4WDで異なる固定キットの仕様

ハスラー(MR52S/MR92S型)のスペアタイヤ固定キットを探す際、絶対に間違えてはいけないのが「駆動方式による品番の違い」です。「ハスラー用なら何でも付くだろう」と安易に中古品をポチると、痛い目を見ることになります。
フロア形状が全く違う理由
なぜ2WD用と4WD用でキットが分かれているのでしょうか。それは、車の底(フロアパン)の形状が根本的に異なるからです。
- 2WD車:リアサスペンションがシンプルなトーションビーム式で、後輪を駆動させるためのプロペラシャフトやデフがありません。そのため、リアフロアの形状が比較的平坦で深く、スペースに余裕があります。品番は一般的に「99157-59S40」などが該当します。
- 4WD車:後輪にも動力を伝えるため、床下にプロペラシャフトが通り、リア車軸には大きなデファレンシャルギア(差動装置)が存在します。さらにサスペンション形式もI.T.L.式という複雑なものになります。これによりフロアが盛り上がっており、スペアタイヤを収めるスペースを作るのが構造的に非常に難しいのです。品番は「99157-59S50」などが該当し、取り付け金具の形状も複雑になっています。
ネットオークション等で流通しているキットを購入する際は、必ず出品画像で品番を確認し、自分の車検証に記載されている型式・駆動方式と合致するかをダブルチェックしてください。4WD車に2WD用のキットを取り付けようとしても、ボルトの位置が全く合わず、どうやっても装着できません。
指定タイヤサイズと14インチの規格

ここで少しマニアックなタイヤサイズの話をしましょう。ハスラーの標準装着タイヤは「165/60R15」という15インチのサイズですが、純正指定されているスペアタイヤ(応急用タイヤ)は、これとは異なる特殊なサイズです。
ハスラー純正指定スペアタイヤサイズ
T115/70D14
なぜ14インチの「D」なのか?
「えっ、15インチの車に14インチを付けて大丈夫なの?」と驚くかもしれませんが、これはメーカーが計算の上で指定しているサイズなので問題ありません(ブレーキキャリパーへの干渉などもクリアしています)。
記号の意味を紐解くと、「T」はTemporary(一時的な)、「115」はタイヤ幅(標準より5cmも細い!)、「D」はDiagonal(バイアス構造)を意味します。現代の主流であるラジアル構造(R)ではなく、バイアス構造を採用しているのは、応急用としてコンパクトに収納でき、かつコストを抑えるためです。
このタイヤはあくまで「緊急避難用」です。グリップ力は低く、耐久性もありません。装着時は以下のルールを厳守する必要があります。
- 速度制限:時速80km以下(高速道路でも左車線をゆっくり走る必要があります)。
- 距離制限:走行距離は100km以内を目安に。
- ハンドリング:急ハンドルや急ブレーキは厳禁。特に雨の日は滑りやすいので要注意です。
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中古スペアタイヤの選び方と流通価格

「純正キットは高すぎるから、タイヤだけ中古で買ってトランクに積んでおこう」と考えるDIY派の方も多いと思います。賢い選択ですが、中古タイヤには「見えない寿命」があることを知っておいてください。
安さの裏にある「経年劣化」のリスク
メルカリやヤフオク!などのフリマアプリでは、廃車になったハスラーやワゴンRから取り外された未使用のスペアタイヤが、2,000円〜6,000円程度で取引されています。新品を買うより圧倒的に安いですね。
しかし、ここでチェックすべきは「溝の深さ」ではなく「製造年月日」です。スペアタイヤは一度も使われていなくても、トランク内の高温多湿な環境に何年も置かれることで、ゴムの油分が抜けて硬化していきます。
製造から10年以上経過したタイヤ(例えば2014年の初代ハスラー発売当時のものなど)は、ゴムがカチカチになっています。いざパンクして交換し、空気を充填して走り出した瞬間に、古いゴムが圧力に耐えきれずバーストする危険性があります。購入時はタイヤ側面のセリアル番号(4桁の数字)を確認し、できれば製造から5〜7年以内、長くても10年以内のものを選ぶのが命を守るコツです。
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背面タイヤの車検対応と法的リスク

ハスラーオーナーの中には、ジムニーのようにバックドア(リアハッチ)の外側にスペアタイヤを背負わせる「背面タイヤ」カスタムに憧れる方もいます。見た目がワイルドになり、車内スペースも犠牲にしない一石二鳥のアイデアに見えますが、これには高いハードルがあります。
軽自動車の規格という「見えない壁」
ハスラーでの背面タイヤ化は、日本の車検制度(保安基準)に抵触するリスクが極めて高いカスタマイズです。
- 全長超過:軽自動車の規格は全長3.40m以下と決められています。ハスラーはこの枠ギリギリのサイズで作られているため、背面にタイヤやブラケットを追加すると、ほぼ確実に全長オーバーとなります。この状態で公道を走ると「違法改造」となり、車検を通すためには「構造変更申請」を行い、軽自動車枠を超えた「小型乗用車(白ナンバー)」として登録し直す必要があります。税金や維持費が上がってしまうのは本末転倒ですよね。
- 外部突起物規制:2009年以降の車には、歩行者保護のための厳しい突起物規制があります。タイヤを固定するボルトやブラケットの角が鋭利だと判断されれば、即座に車検NGとなります。
- 灯火類・ナンバーの遮蔽:タイヤがハイマウントストップランプやナンバープレート、後部の反射板を少しでも隠してしまうと、これも整備不良となります。
さらに、ハスラーのリアハッチは、10kg以上あるタイヤとホイールを支え続けるようには設計されていません。走行振動でヒンジが歪み、雨漏りやドアの閉まり不良を引き起こす可能性も高いため、安易なDIYでの背面取り付けは避けた方が無難です。
\ 積載量アップならルーフへ /
積載による居住性と収納スペースの変化

純正キットを使うにせよ、単品で積むにせよ、スペアタイヤを積載することは「何かを諦めること」と同義です。最後に、具体的な使い勝手の変化を整理しておきましょう。
あなたのハスラーライフはどう変わる?
純正位置(床下)に格納した場合:
- メリット:荷室の見た目はスッキリ。荷物が散乱しない。
- デメリット:床面が約3cm上がり、荷室高が減る。リアシートが一番後ろまで下がらず、後席の足元が狭くなる。床下収納がゼロになる。
単品で荷室に置く場合(固定なし):
- メリット:コスト最安。普段は降ろしておけるので、街乗りでは広さを維持できる。
- デメリット:積載時はとにかく邪魔。しっかりとラッシングベルト等で固定しないと、万が一の衝突事故の際にタイヤが車内を飛び回り、乗員を襲う凶器になる恐れがある。
sakuからの提案:ハイブリッドな運用法
私が個人的におすすめしたいのは、「スペアタイヤ単品(中古良品)をガレージに保管しておく」というスタイルです。
普段の買い物や通勤は標準のパンク修理キット+JAFで対応し、電波の届かない山奥へキャンプに行く時だけ、そのタイヤを荷室に積み込み、ベルトで固定して出かける。これなら、普段の快適性と緊急時の安心感を両立でき、お財布にも優しい運用が可能です。
ハスラータイヤ購入のおすすめ店舗
安心のおすすめタイヤ販売ってどこ?



安心で評判の良いところを紹介しますね!
タイヤフッド│オートバックス公式パートナー
- 国内外の有名ブランドタイヤを豊富にラインナップ
- タイヤ購入と交換予約がスマホで完結
- 無料パンク保証付きで安心
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オートウェイは、圧倒的な低価格とスピード配送が魅力のタイヤ通販サイトです。アジアンタイヤを中心に、国産タイヤも取り扱っているため、コスパ重視の方にぴったり。
全国3,500以上の提携店舗「タイヤピット」での取付サービスも充実しており、オンラインで購入後すぐに交換予約が可能。安く・早く・手軽にタイヤ交換をしたいなら、オートウェイがおすすめです!
タイヤのフジ│ホイールセット・保証も充実


| 取り扱いメーカー | 価格・工賃 | 交換・予約 |
| 国内・海外 アジアン少量 | 良心的な価格設定 廃タイヤ料、バルブ交換料別 | フジ直営店舗 取付協力店 ガソリンスタンド宇佐美 |
| 店舗数 | 保証・アフター | 口コミ・評判 |
| フジ48店舗+ 提携店 | パンク保証(有料) | 保証・アフターサービスも充実 |
- 最強の接客ツール・フィッティングシミュレーター
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愛車のホイール、「もし交換したら…?」と想像したことはありませんか?
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「失敗したくない」を「最高の満足」に変える、後悔しないホイール選びは、ここから始まります。
まとめ:ハスラーのスペアタイヤの場所と対策


ここまで、ハスラーのスペアタイヤ事情について長々とお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。最後に今回のポイントを振り返ります。
- ハスラーには標準でスペアタイヤはなく、ラゲッジアンダーボックスにパンク修理キットがある。
- 修理キットは釘踏みパンクには有効だが、サイドカットやバーストには無力である。
- 純正固定キットでの後付けは安心だが、7〜9万円の費用と、後席の狭さという代償を伴う。
- 背面タイヤカスタムは、車検適合や車体強度へのリスクが高いため推奨しにくい。
- 自分の走行エリア(市街地or山間部)に合わせて、ロードサービスで済ますか、タイヤを積むかを選ぶべき。
「備えあれば憂いなし」と言いますが、その備えが普段の生活を圧迫してしまっては意味がありません。ご自身のライフスタイルとリスクを天秤にかけ、最適な「ハスラーとの付き合い方」を見つけてください。安全で楽しいカーライフを!
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