愛車のメンテナンス、楽しんでいますか。ハリアーは高級感あふれる素晴らしいSUVですが、いざタイヤの空気圧を調整しようとしたときや、急に警告灯が点灯したときに、どうすればいいか迷ってしまうことはないでしょうか。
ガソリンスタンドで適正値がわからなかったり、スタッドレスタイヤへの交換時やインチアップをした際の適正な空気圧に悩んだりすることも多いはずです。特に80系や60系、そして根強い人気の30系と、世代によって指定空気圧やリセット方法が全く異なるため、正しい知識を持っておくことが大切です。
この記事では、ハリアーのタイヤ空気圧に関するあらゆる疑問を解消するために、私が徹底的に調べた情報をわかりやすくまとめました。
- 世代ごとの指定空気圧とインチアップ時の計算方法
- ガソリンスタンドでの正しい空気の入れ方と窒素ガスの効果
- 点灯してしまったタイヤ空気圧警告灯の消し方とリセット手順
- エア漏れの原因にもなるリム腐食やトラブルへの対処法
ハリアーのタイヤ空気圧適正値と基礎知識

まずは、ハリアーを安全かつ快適に走らせるために最も重要な、空気圧の「適正値」について詳しく見ていきましょう。モデルやグレード、さらには装着しているタイヤサイズによって細かく設定が異なるため、ご自身のハリアーに当てはまる数値をしっかりチェックし、最適なコンディションを保つことが大切です。
世代別ハリアーの指定空気圧一覧表

ハリアーの指定空気圧は、年式(世代)やパワートレイン、グレードによって驚くほど異なります。特に注意が必要なのは、「同じハリアーでも型式が違うと全く数値が変わる」という点です。また、SUV特有の重量や重心の高さも関係しており、適正な空気圧管理は燃費だけでなく、安全性にも直結します。ここでは、主要な世代ごとのデータを詳細にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
80系(2020年〜現行)の完全ガイド
現行モデルである80系は、TNGA(GA-Kプラットフォーム)を採用し、乗り心地と走行性能が飛躍的に向上しています。基本的にはわかりやすい設定になっていますが、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルだけは別格の設定となっている点に注意が必要です。
| モデル・グレード | タイヤサイズ | 指定空気圧(前/後) |
|---|---|---|
| ガソリン / ハイブリッド(S・G・Z) | 225/65R17 (17インチ) | 230 kPa |
| ガソリン / ハイブリッド(G・Z) | 225/60R18 (18インチ) | 230 kPa |
| ガソリン / ハイブリッド(Z Leather Pkg) | 225/55R19 (19インチ) | 230 kPa |
| PHEV(Zグレード) | 225/55R19 (19インチ) | 240 kPa |
表を見ていただくと分かる通り、ガソリン車とハイブリッド車(HEV)に関しては、17インチから19インチまで全てのサイズで230 kPaに統一されています。これはユーザーにとって非常に分かりやすく、タイヤ外径とロードインデックス(負荷能力)のバランスがメーカーによって巧みに調整されている証拠です。
一方で、PHEVモデルは床下に大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載しており、車両重量がハイブリッド車に比べて約150kgも増加しています。この重量増を支えるために、指定空気圧が240 kPaと高めに設定されています。もしPHEVオーナーの方が、ガソリン車と同じ感覚で230kPaにしてしまうと、タイヤのたわみが大きくなりすぎて電費が悪化したり、タイヤの摩耗が早まったりする恐れがあるので注意してくださいね。
60系(2013年〜2020年)の完全ガイド
60系は少し複雑で、多くのオーナーさんが混乱しやすいポイントがあります。それは、「インチアップ(サイズアップ)すると指定空気圧が下がる」という、一般的な常識とは逆の設定になっていることです。
| モデル・グレード | タイヤサイズ | 指定空気圧(前/後) |
|---|---|---|
| ベースグレード(エレガンス等) | 225/65R17 (17インチ) | 240 kPa |
| 上位グレード(プレミアム・プログレス等) | 235/55R18 (18インチ) | 220 kPa |
| ターボ・GR SPORT | 235/50R19 (19インチ) | 220 kPa |
なぜこのような逆転現象が起きるのでしょうか。これはタイヤの剛性が関係していると言われています。17インチタイヤ(扁平率65)はサイドウォールが高く剛性が低めなので、高めの圧(240kPa)で剛性を補っています。対して、18インチや19インチ(扁平率55/50)はタイヤ自体の剛性が高いため、乗り心地を確保するためにあえて圧を抑えている(220kPa)という設計思想なんです。
もし18インチや19インチの上位グレードに乗っている方が、17インチと同じ感覚で240kPaを入れてしまうと、乗り心地がゴツゴツと跳ねてしまったりする可能性があります。必ず運転席ドアを開けたところにあるBピラーのラベルを確認してくださいね。
30系(2003年〜2013年)の完全ガイド
海外ではレクサスRXとして販売されていた30系は、現代の車に比べると基準値が少し低めに設定されています。
- 標準的な目安:210〜230 kPa
30系の取扱説明書やラベルには、「高速道路走行時は+20kPa増圧する」といった注記がある場合が多いです。これは当時のタイヤ技術や乗り心地基準によるものです。現在はタイヤの性能も上がっていますし、燃費(転がり抵抗低減)の観点からも、常時230kPa程度に合わせておくのが安心で経済的かなと私は思います。
\ 自分の型式に合うタイヤ /
ガソリンスタンドでの空気の入れ方

セルフのガソリンスタンドで空気を入れるのって、慣れていないと少し緊張しますよね。後ろに他の車が待っていたりすると焦ってしまうこともあるかもしれません。でも、正しい手順とコツさえ掴んでおけば、誰でも簡単にプロ並みの管理ができるようになります。
「いつ入れるか」が最も重要
まず手順の前に知っておいてほしいのが、「走行前の冷えた状態(冷間時)」で調整するのが基本だということです。タイヤの中の空気は、走ることで熱を持ち、膨張します。気体の状態方程式(PV=nRT)という物理法則通り、温度が上がれば圧力も上がるのです。
もし、高速道路を走った直後などのタイヤが熱い状態で指定値(例えば230kPa)ピッタリに合わせてしまうとどうなるでしょうか。タイヤが冷えたときに空気が収縮し、圧力が下がって「空気圧不足」の状態になってしまいます。これではせっかく調整した意味がありません。
もし走行直後にガソリンスタンドで入れる場合は、熱による圧力上昇を見越して、指定値より20〜30kPa高めに入れておくのがプロのコツです。例えば指定が230kPaなら、250〜260kPaくらい入れておくと、冷えた後にちょうど良くなりますよ。
ちなみに、空気圧不足がどれほど経済的にマイナスかご存知でしょうか。日本自動車タイヤ協会(JATMA)のデータによると、適正空気圧から50kPa低下した場合、市街地走行で約2.5%、郊外走行で約4.3%もの燃費悪化が確認されています。
(出典:一般社団法人日本自動車タイヤ協会『タイヤの空気圧適正化活動』)
\ 自宅で簡単エアチェック /
失敗しない充填ステップ
では、実際の手順を見ていきましょう。特にセルフスタンドに多い「持ち運び型エアタンク」の場合で解説します。
- 指定値の確認: 運転席ドアを開けたところにあるラベルを見て、自分の車の適正値(例:230kPa)を確認します。
- 機材の準備: エアタンクを持ってきます。この時、タンク自体の空気が空になっていないかゲージを見て確認しましょう。
- キャップを外す: バルブキャップを外します。これ、本当によく転がって無くなるので、必ずポケットに入れるか、ダッシュボード等の決まった場所に置く癖をつけてください。
- 接続と充填: ノズル(チャック)をバルブに垂直に強く押し当てます。「プシュー」と音がしている間は漏れています。音が止まるまでグッと押し込み、「プラス(+)」レバーを握ると空気が入ります。入れすぎたら「マイナス(-)」ボタンで抜けます。
- キャップを閉める: 4本全て終わったら、キャップをしっかり閉めます。ゴムパッキンが劣化してひび割れていると、そこから微量の漏れが発生するので、気になったら交換しましょう。
この手順で月に一度チェックするだけで、燃費も良くなり、タイヤも長持ちしますよ。
窒素ガス充填の効果とメリット

カー用品店やタイヤショップでタイヤ交換をした時などに、「窒素ガスはいかがですか?」と勧められた経験はありませんか?「空気なんてどれも同じでしょ?」「ただのセールストークでは?」と思うかもしれませんが、実はハリアーのような重量級SUVには、窒素ガスを入れるメリットが科学的にも大きいんです。
なぜ窒素が良いのか?その科学的根拠
通常の空気は約78%が窒素、約21%が酸素で構成されていますが、100%に近い窒素ガスを入れることには、主に2つの大きな意味があります。
- 空気が抜けにくい(メンテナンス頻度の低減):
ゴムの分子構造に対して、窒素分子は酸素分子よりも通り抜けにくい(透過係数が酸素の約3分の1)という性質を持っています。そのため、自然な空気圧低下が遅くなり、適正圧を長くキープできます。忙しくてこまめにチェックできない方には嬉しいポイントですよね。 - 温度変化に強い(内圧の安定化):
これがハリアーにとって最大のメリットかもしれません。ショップで入れる窒素ガスは水分を含まない「乾燥ガス」です。通常の空気には湿気が含まれており、タイヤ内部の温度が上がるとその水分が膨張して圧力を大きく変動させます。しかし、乾燥した窒素ガスなら温度による圧力変化が非常に少なくなります。
ハリアーの走りにどう影響する?
ハリアーは車体が大きく、コーナリングや高速走行時にはタイヤに大きな負荷がかかり、タイヤ内部の温度が上昇しやすい車です。窒素ガスを入れることで、走行中の内圧上昇が抑えられ、タイヤの接地感が安定します。
その結果、「乗り心地がしっとりする」「高速道路での継ぎ目の突き上げがマイルドになる」「ロードノイズが少し減った気がする」といった体感効果を得られるオーナーさんも多いです。
有料(1本500円〜1,000円程度)ですが、メンテナンスの手間を減らしたい方や、ハリアー本来の上質な乗り心地(高級サルーンのような走り)を追求したい方には、投資対効果は十分にあると私は思います。試してみる価値アリですよ。
ただし、一度窒素を入れたら、補充する時も窒素を入れないと純度が下がって効果が薄れてしまう点だけは注意してくださいね。
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インチアップ時の空気圧計算方法

ハリアーをカスタムして、20インチや21インチの大径ホイールを履かせたい!という方も多いですよね。足元が引き締まってめちゃくちゃカッコいいですが、ここで一番気をつけないといけないのが「ロードインデックス(LI:荷重指数)」です。これを無視して空気圧を設定すると、最悪の場合タイヤがバーストする危険があります。
空気の容量が減ることを理解しよう
純正タイヤは、その車の重量を支えるのに十分な空気の容量(エアボリューム)を持っています。しかし、インチアップしてタイヤが薄くなる(扁平率が下がる)と、タイヤ内部に入る空気の絶対量が減ってしまいます。当然、そのままでは車を支える力(負荷能力)も下がってしまいます。
例えば、80系ハリアー純正の「225/60R18」はロードインデックスが「100」で、230kPa入れた時に約800kgの荷重を支えられます。しかし、インチアップして「245/45R20」などに変えた場合、ロードインデックスが「99」や「96」に下がることがあります。
XL規格(エクストラロード規格)の活用
そこで登場するのが、インチアップ用タイヤに多く採用されている「XL規格(エクストラロード規格)」や「レインフォースド規格」と呼ばれるものです。これは、内部構造を強くして、通常より高い空気圧を入れることで負荷能力を高められるように設計された規格です。
ここで重要なのが、「XL規格のタイヤに純正と同じ空気圧を入れても、負荷能力が足りない」という点です。XL規格は高圧にして初めて性能を発揮します。
例えば純正が230kPaだとしても、インチアップ後のXL規格タイヤでは250kPa〜260kPa、場合によっては290kPa近く入れないと、純正と同等の負荷能力(約800kg)が出ないケースがよくあります。
もしインチアップをして、純正と同じ230kPaしか入れていないと、タイヤが重さに耐えきれず異常発熱し、サイドウォールが損傷したり偏摩耗したりします。ショップで交換した場合はスタッフさんが計算してくれますが、自分でネット通販などで買った場合は、必ずタイヤのカタログにある「空気圧別負荷能力対応表」を確認して、少し高めの圧に設定する必要があることを絶対に覚えておいてください。
\ 足元を劇的にカッコよく /
スタッドレスタイヤの推奨空気圧

冬場、スタッドレスタイヤに履き替える際も空気圧管理は非常に重要です。基本的には「純正サイズと同じであれば、指定空気圧と同じ」で問題ありませんが、私は長年の経験から少し高めに入れることを強くおすすめしています。
寒さで空気圧は勝手に下がる
理由はシンプルで、物理現象として「気温が低いと空気の体積が収縮し、圧力が下がるから」です。 例えば、日中の暖かい時間や暖房の効いたガレージ(15℃くらい)で230kPaに調整したとします。その後、氷点下のスキー場(-10℃)に行くと、温度差は25℃もあります。概算ですが、気温が10℃下がると空気圧は約10kPa下がると言われているので、現地に着く頃には約25kPaも低下し、205kPa程度になってしまう計算です。
これでは明らかに空気圧不足です。燃費が悪くなるだけでなく、タイヤの剛性が下がってフラつきやすくなり、雪道でのコントロール性も悪化してしまいます。
スタッドレスタイヤには、指定空気圧より20kPa程度高めに入れておくと、寒さによる自然減圧分をカバーできます。さらに、圧を高めることでタイヤの接地圧(路面を押さえつける力)が上がり、雪を噛む「排雪性能」が向上するというメリットもあります。まさに一石二鳥ですね。
冬のドライブは安全第一。出発前に少し高めに調整して、安心して雪道を楽しんでください。
\ 雪道の安全準備はOK? /
空気圧警告灯が点灯する主な原因

ここからは、多くのハリアーオーナーさんが一度は経験するであろう「警告灯」のトラブルについてです。メーターパネルに突然表示される、壺の中にビックリマークが入ったようなオレンジ色のランプ。あれが点灯すると「えっ、パンク!?」と焦りますよね。でも、仕組みと対処法を知っていれば冷静に対処できますよ。
空気圧警告灯が点灯する主な原因

警告灯が点く理由はいくつかありますが、大きく分けると以下の4つです。まずは落ち着いて、どれに当てはまるか考えてみましょう。
- 自然な空気圧低下:
これが一番多い原因です。タイヤの空気は何もしていなくても1ヶ月で5〜10kPaほど自然に抜けていきます。数ヶ月放置していると、設定された閾値(しきいち)を下回って点灯します。 - パンク(異物が刺さる):
釘やガラス片が刺さり、急激に、または徐々に空気が抜けている場合です。この場合、1本だけ空気圧が極端に低いことが多いです。 - 気温の変化:
先ほども触れましたが、急に寒くなった日の朝などに点灯することがあります。これはタイヤ内の空気が収縮して圧が下がったためで、空気を補充して走れば消えることが多いです。 - システムの設定ミス・故障:
タイヤ交換やローテーションをした後にリセット操作をしていない、またはセンサーの電池切れなどのシステム側の問題です。
警告灯が点いたら、まずは安全な場所に停めて目視でタイヤを確認しましょう。明らかに潰れているタイヤがなければ、近くのガソリンスタンドへ行き、4輪すべての空気圧を測ってみてください。全体的に下がっているなら補充を、1本だけ低いならパンク修理が必要です。
\ パンクなら交換も視野に /
80系のTPWS初期化とリセット手順

現行の80系ハリアーには、全車に「直接式TPWS(Tire Pressure Warning System)」が装備されており、ホイール内部のセンサーが圧力を監視しています。このモデルには物理的なリセットボタンがありません。すべてハンドルのスイッチとメーター内のディスプレイ操作で行います。
【重要】作業前の準備:20分待機の法則
ここが最大のポイントです。必ず車を20分以上停車させてから、指定空気圧に調整してください。走行直後の熱い状態でリセットしてしまうと、タイヤが冷えた時に「基準より圧が下がった」と判定され、すぐにまた警告灯が点いてしまいます。
リセット手順詳細:
- システム起動: ブレーキを踏まずにパワースイッチを2回押して「イグニッションON」モードにする(ハイブリッドならREADY状態でも可ですが、エンジンがかからない状態が望ましいです)。
- メニュー選択: ステアリング左側の十字キーを操作し、メーターディスプレイの「設定(歯車マーク)」を選びます。
- 車両設定へ: メニューの中から「車両設定」を選び、OKボタンを長押しします。
- TPWS選択: 「TPWS」という項目を選択し、OKを押します。
- 初期化実行: 「設定圧初期化」または「初期化」を選択し、OKボタンを長押しします。
- 完了確認: 警告灯が3回点滅し、ディスプレイに「空気圧設定中」等のメッセージが出れば操作は完了です。
ただし、操作だけでは終わりません。そのあと時速40km以上で、右左折を含めて10分〜30分程度走行することで、システムが各タイヤのセンサーIDや回転数を学習し、ディスプレイに数値が表示されて初めて完了となります。
60系のリセットスイッチ発見ガイド

60系ハリアーにお乗りの方からよく聞くのが、「取扱説明書にはリセットボタンがあると書いてあるのに、実車で見つからない!」という悲鳴に近い声です。実は60系のリセットスイッチは、かなり見つけにくい「隠し場所」にあることで有名なんです。
どこにあるの?探し方のコツ
普通に運転席に座って探しても絶対に見つかりません。以下の手順で探してみてください。
- 場所: 運転席の足元、ものすごく奥深いです。
- 目印: アクセルペダルやブレーキペダルの、さらに上部。インパネ(内装パネル)の下端の裏側あたりにひっそりと付いています。
- 姿勢: 運転席のドアを全開にして、地面に膝をつき、下からペダルの奥を覗き込むようにしないと視認できません。懐中電灯があると便利です。
そこに「SET」という文字とタイヤ断面のアイコンが描かれた小さな黒いボタンがあります。
60系のリセット手順
- 80系同様、20分以上の停車と適正空気圧への調整を行います。
- イグニッションONの状態で、発見したリセットスイッチを長押しします。
- メーター内の警告灯がゆっくり3回点滅したら指を離します。
- その後、一定時間走行することで初期化が完了します。
このボタン、一度場所を知ってしまえばなんてことはないのですが、初見殺しの配置なので注意してくださいね。
警告灯が消えない時の故障診断

「空気もしっかり入れたし、リセット操作も手順通りやった。なのに警告灯が消えない…」という場合、いくつかの原因が考えられます。プロの診断フローに沿って確認してみましょう。
ケース1:走行学習が終わっていない(「–」表示のまま)
リセット操作の後、すぐに数値が出るわけではありません。一定時間の走行が必要です。信号の少ないバイパスなどを、時速40km以上で30分ほど走ってみてください。また、バック(後退)を繰り返すと学習がキャンセルされることがあるので、なるべく前進で走り続けましょう。
ケース2:リセットの基準ズレ
よくあるのが、「20分以上の停車」を飛ばしてしまうミスです。タイヤが温まった状態でリセットすると、冷えた時に「基準値より下がった」と判断され、翌朝などに警告が出ることがあります。一度冷間時に戻してから、再設定してみてください。
ケース3:センサーの電池切れ・故障(点滅→点灯)
もしエンジンをかけた直後に警告灯が「1分間点滅してから、点灯に変わる」場合、これは空気圧異常ではなく、システム自体の故障(ダイアグノシスコードの記憶)を示しています。
最も多い原因は、ホイール内部にあるTPWSセンサーの電池切れです。電池寿命は約7〜10年程度と言われています。60系や30系で長く乗っている車両の場合、電池切れの可能性が高いです。この場合はディーラーで診断機にかけてもらい、センサーごとの交換が必要になります。
エア漏れの原因となるリム腐食対策

これは特に年式の進んだ30系ハリアーや、長く同じ社外ホイールを使っている60系で注意したいトラブルです。 「パンクしていないし、バルブも正常。なのに、なぜか1本だけ空気が頻繁に抜ける(スローパンクチャー)」という現象に悩まされていませんか?
実はこれ、タイヤではなく「ホイールのリム腐食」が原因かもしれません。
なぜホイールから漏れるのか
長年の使用により、アルミホイールとタイヤのビード(接合部)の間に水分やブレーキダストが入り込み、アルミが腐食して「白サビ」が発生します。このサビがリムの内側にデコボコを作り、タイヤとの密着性を損なうことで、わずかな隙間から空気がジワジワ漏れてしまうのです。
この状態のまま新品タイヤに交換しても、ホイール側のデコボコはそのままなので、空気漏れは直りません。「新品タイヤなのに空気が抜ける!」というトラブルの原因の多くがこれです。
対策方法
タイヤ交換の際に、ショップのスタッフさんに「リムの腐食はありませんか?もしあれば磨いてください」と伝えておくのがベストです。軽度であれば、ワイヤーブラシでサビを落とし、「ビードシーラー」という黒い液体ゴムのような漏れ止め剤を塗ることで防げます。
あまりに腐食が激しい場合は、安全のためにホイール自体の買い替えを検討したほうが良いでしょう。古いハリアーを大切に乗っている方は、ぜひ気にかけてみてください。
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ハリアーのタイヤ空気圧管理のまとめ


最後に、改めてハリアーの空気圧管理について要点をまとめます。 ハリアーという車は、単なる移動手段ではなく、オーナーのライフスタイルを彩るプレミアムな空間です。その設計思想である「静粛性」「快適性」「安心感」を足元で支えているのは、高度な電子制御技術でも豪華な内装でもなく、最終的には路面に接するタイヤの中に入っている「空気」です。
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- 空気圧調整は「冷間時」に行うのが鉄則(温間時は高めに入れる)
- 月に一度はチェックする習慣をつける(「月イチ・エアチェック」が最強のメンテ)
- 警告灯がついたら焦らず確認、リセット手順を事前にマスターしておく
たかが空気、されど空気です。ガソリンスタンドに寄ったついでに少し気にかけるだけで、燃費という経済的メリットだけでなく、ハリアー本来の素晴らしい走りを長く楽しむことができます。
この記事が、あなたのハリアーライフをより安全で快適なものにする手助けになれば嬉しいです。ぜひ、次回の給油の時にでも空気圧チェック、試してみてくださいね!
※本記事の情報は一般的な目安であり、全ての車両状態を保証するものではありません。正確な数値は必ずご自身の車両の取扱説明書やドア表示ラベルを確認してください。また、タイヤの異常や判断に迷う場合は、プロのいるタイヤショップやディーラーへ相談することをおすすめします。
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