SUVやジムニーに人気のオールテレーンタイヤへ交換したけれど、空気圧をいくつにすればいいのか迷っていませんか。純正タイヤとは規格が違うことも多く、ディーラーやショップでも意見が分かれることがあるので不安になりますよね。
実はタイヤの構造やロードインデックスを理解しないと、乗り心地が悪化したり最悪の場合はバーストの危険さえあります。この記事では私の経験とリサーチをもとに、安全で快適に走るための空気圧管理について詳しくお話しします。
- LT規格と純正タイヤの構造的な違い
- ロードインデックスを使った適正値の計算方法
- ジムニーやハイラックスなどの車種別実例
- オフロード走行時の空気圧調整テクニック
オールテレーンタイヤの空気圧管理と適正値

純正のタイヤから、ゴツゴツとしたワイルドな見た目のオールテレーンタイヤ(A/Tタイヤ)や、さらにアグレッシブなラギッドテレーン(R/T)、マッドテレーン(M/T)タイヤに履き替えると、愛車の雰囲気が一気に変わってワクワクしますよね。週末のアウトドアが待ち遠しくなるカスタムです。
でも、いざショップで交換を済ませて走り出してみると、「なんだか車が跳ねる気がする…」「以前より路面の突き上げが強くなったかも?」と感じることはありませんか? あるいは、燃費がガクンと落ちてしまって「こんなものなのかな?」とモヤモヤしている方もいるかもしれません。
実は、オールテレーンタイヤの多くは、純正タイヤとは「中身の作り」が根本的に異なります。そのため、運転席のドアの横に貼ってある「指定空気圧」のシール通りに空気を入れるだけでは、正解とは言えないケースが非常に多いのです。
場合によっては、空気圧不足でタイヤがバーストする危険性があったり、逆に入れすぎて乗り心地を台無しにしていたりすることも。ここでは、プロでも意見が割れることのある「オールテレーンタイヤの空気圧」について、基本的な構造の違いと、自分の車に合った適正値を見つけるための計算方法を、私の経験を交えてじっくり解説していきます。
LT規格と乗用車用タイヤの違い

まず最初に理解しておきたいのが、私たちが普段乗っている車の純正タイヤと、カスタムで履くようなタイヤの「生まれの違い」です。ここを飛ばしてしまうと、なぜ空気圧の調整が必要なのかが腑に落ちないんですよね。
一般的なSUVや乗用車に純正装着されているタイヤは、基本的に「乗用車規格(Pメトリック)」で作られています。これは「P(Passenger)」の頭文字で、家族を乗せて快適に移動することを最優先に設計されています。サイドウォール(タイヤの側面)が比較的薄く、柔らかく作られているため、路面の凸凹をタイヤ全体がたわんで吸収してくれるのが特徴です。
一方で、BFグッドリッチの「All-Terrain T/A KO2」や、トーヨータイヤの「Open Country R/T」など、私たちが好んで選ぶ人気タイヤの多くは「LT規格(ライトトラック)」で作られています。
LT規格(ライトトラック)とは?
その名の通り、小型トラックや商用車向けに設計された規格です。重い荷物を積んでも耐えられるように、タイヤの骨組み(カーカスやベルト)が非常に頑丈かつ分厚く作られています。「6PR(6プライ)」や「ロードレンジC」「ロードレンジD」といった言葉で強度が示されることが多いですね。
LTタイヤは頑丈な分、タイヤそのものの「殻」が硬いです。鉄板入りの安全靴と、クッション性の良いスニーカーの違いをイメージしてみてください。
そのため、乗用車用タイヤと同じ感覚で空気圧を設定してしまうと、特にスズキ・ジムニーのような軽量な車ではミスマッチが起きます。LTタイヤに高い空気圧を入れると「タイヤが硬すぎてサスペンションが動く前にタイヤが弾いてしまう」という状態になり、ガツガツとした不快な振動が直に伝わってしまうのです。逆に、柔らかくしようとして空気を抜きすぎると、今度はタイヤの構造維持ができなくなるというジレンマがあります。
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適正空気圧の計算とロードインデックス

では、具体的にどうやって「自分だけの適正値」を見つければいいのでしょうか。タイヤサイズを変更(インチアップ等)した際に、最も科学的で信頼できるのが「ロードインデックス(LI)」を使った計算です。
ロードインデックスとは、規定の条件下でそのタイヤ一本が支えられる「最大負荷能力(重さ)」を示した指数のことです。タイヤの側面に「100S」とか「96Q」といった数字とアルファベットが刻印されていますが、この数字の部分がLIです。
よくある危険な勘違いとして、「タイヤが大きくなったんだから、空気に余裕があるはず。空気圧は純正と同じで大丈夫だろう」と思ってしまうことがあります。しかし、これが一番の落とし穴なんです。
「規格違い」による空気圧不足のリスク
ここが最重要ポイントです。「XL規格(エクストラロード)」や「LT規格」のタイヤは、純正の「スタンダード規格」よりも高い空気圧を充填しないと、同じ重さを支えられない(負荷能力が出ない)という特性があります。
例えば、純正タイヤが「ロードインデックス96」で200kPa入っていたとします。この時、タイヤは約650kgの重さを支えています。しかし、新しく履き替えたLTタイヤで同じ200kPaを入れた場合、タイヤの構造上、支えられる重さが500kg程度まで落ちてしまうことがあるのです。
これでは、車重と荷物の重さを支えきれずにタイヤが潰れ、最悪の場合は走行中にバースト(破裂)します。これを防ぐためには、以下の手順で「逆算」をする必要があります。
適正空気圧の算出ステップ
- 純正タイヤの能力を知る: ドアのステッカーを見て、純正タイヤのサイズと指定空気圧を確認し、規格表(JATMA等)で「純正タイヤが支えている重さ(kg)」を割り出す。
- 新タイヤの規格を確認する: 新しいオールテレーンタイヤのロードインデックスと規格(LTやXLなど)を確認する。
- 空気圧を逆算する: 新タイヤの空気圧別能力表を見て、「純正タイヤと同じ重さ」を支えるために必要な空気圧を探し出す。
少し面倒に感じるかもしれませんが、これが安全を守るためのベースラインになります。日本のタイヤ規格を定めているJATMAの公式サイトなどで対応表が公開されていますので、一度計算してみることを強くおすすめします。
(出典:一般社団法人 日本自動車タイヤ協会『JATMA 空気圧・負荷能力対応表』)
空気圧が高すぎや低すぎの場合のリスク

計算上の数値はあくまで「最低限必要なライン」です。実際には車の重量配分や走り方によって微調整が必要ですが、その調整幅を間違えるとタイヤは悲鳴を上げてしまいます。ここでは、空気圧が適正範囲を外れた時に起こる具体的なトラブルについて解説します。
空気圧が高すぎる場合(過充填)
「燃費を良くしたいから」といってパンパンに空気を入れる方がいますが、やりすぎは禁物です。空気圧が高すぎるとタイヤのトレッド面(地面に接する部分)が風船のように膨らみ、中央部分だけが強く路面に当たります。
これを「センター摩耗」と呼びます。タイヤの真ん中の溝だけがあっという間になくなってしまい、まだ使えるはずの両端が残ったまま交換時期を迎えることになります。また、タイヤが跳ねることでサスペンションや車体への攻撃性が増し、乗り心地が悪化するだけでなく、パーツの寿命を縮める可能性もあります。
空気圧が低すぎる場合(空気圧不足)
逆に、「乗り心地を良くしたい」と下げすぎるのも危険です。空気圧が低いと、タイヤの中央が浮き上がり、両肩(ショルダー部分)に過度な負担がかかります。これを「ショルダー摩耗」や「両肩減り」と言います。
さらに怖いのが「発熱」です。タイヤのサイドウォールが過度に屈伸運動を繰り返すことで熱を持ち、内部のゴムやコードが剥離してバーストに至るリスクが跳ね上がります。特に高速道路でのトラブルは、この空気圧不足が主原因です。
燃費や乗り心地に与える影響

空気圧の設定は、日々の維持費(ガソリン代)や、助手席に乗る家族の機嫌(乗り心地)にも直結します。ここが非常に悩ましいトレードオフ(あちらを立てればこちらが立たず)の関係にあるんですよね。
一般的に、空気圧を高く設定すると燃費は良くなります。これはタイヤの変形が少なくなり、「転がり抵抗」が減るためです。自転車のタイヤに空気を入れた直後、ペダルが軽くなるのと同じ原理ですね。また、タイヤの剛性が上がるため、ハンドルの応答がシャキッとして、カーブでのふらつきが減るメリットもあります。
しかし、その代償として路面のマンホールや継ぎ目の段差を「ドンッ」と拾いやすくなり、突き上げ感(ゴツゴツ感)が強くなります。LTタイヤのような硬いタイヤでこれをやると、長距離ドライブで疲労が溜まりやすくなるかも知れません。
逆に空気圧を低めにすると、タイヤ自体がエアクッションの役割を果たして乗り心地はマイルドでソフトになります。しかし、接地面積が増える分だけ摩擦抵抗が増え、燃費は確実に悪化します。また、ハンドル操作に対して車がワンテンポ遅れて動くような「ヨレ」や「グニャリ感」が出やすくなり、運転の楽しさが半減してしまうことも。
この「燃費・操作性」と「乗り心地」の間の、自分にとって一番気持ちいいバランスポイント(スイートスポット)を見つけるのが、オールテレーンタイヤ運用の醍醐味とも言えます。
高速道路を走行する際の空気圧調整

街乗りと高速道路では、タイヤに求められる性能が少し違います。私が高速道路を使ってキャンプや遠出をする時は、普段の街乗り設定よりも「+10〜20kPa」ほど高めに入れるようにしています。
なぜかと言うと、高速走行中はタイヤが猛スピードで回転するため、変形による発熱量がものすごいことになるからです。もし空気圧が低い状態で高速走行を続けると、タイヤが接地した時の歪みが元に戻る前に次の接地が来てしまい、タイヤの後ろ側が波打つように変形してしまいます。
スタンディングウェーブ現象の恐怖
この波打ち現象を「スタンディングウェーブ現象」と呼びます。一度発生するとタイヤは急激に加熱され、最悪の場合は数分で破裂(バースト)します。恐ろしいのは、予兆がほとんどなく突然起こることです。
これを防ぐためには、空気圧を高めにしてタイヤの「張り」を強くし、変形を抑えるのが一番効果的です。また、オールテレーンタイヤはブロックが高くて柔らかいので、高速域ではどうしてもふらつきやすくなります。高圧にして剛性を上げてあげたほうが、直進安定性も増してハンドルの修正が減り、結果としてロングドライブが楽になりますよ。
車種別オールテレーンタイヤの空気圧実例

ここからは、具体的な車種ごとの事例を深掘りしていきましょう。理屈は分かっても、「で、結局俺の車にはいくつ入れればいいの?」というのが本音ですよね。
特に日本国内でカスタムベースとして人気の高い車種は、それぞれ車重やサスペンションの構造、そして使用目的が大きく異なります。そのため、「オールテレーンタイヤなら一律で300kPa」といった単純な答えは存在しません。私のリサーチ結果や、実際に多くのユーザーさんが試行錯誤してたどり着いた「現場の最適解」とも言える目安を紹介します。これをベースラインにして、ご自身の好みに合わせて微調整してみてください。
ジムニーの空気圧は低めがおすすめ

今、日本で一番オールテレーンタイヤへの交換需要が高いのが、スズキのジムニー(JB64)とジムニーシエラ(JB74)ではないでしょうか。ゴツゴツしたタイヤを履いたジムニーは本当にかっこいいですよね。しかし、ジムニーはタイヤ選びと空気圧管理において、非常に特殊なバランス感覚が求められる車なんです。
最大の理由は「車体の軽さ」と「タイヤの硬さ」のギャップにあります。
ジムニー(JB64)の車両重量は約1,000kg(1トン)しかありません。これに対し、多くのカスタムユーザーが選ぶ「BFGoodrich All-Terrain T/A KO2」や「TOYO Open Country R/T」などの人気タイヤ(特にサイズアップしたもの)は、はるかに重い荷物を積むことを想定したLT規格で作られています。
もし、タイヤメーカーの規格表通りに、LTタイヤの性能をフルに発揮させるような高圧(例:300kPa以上)をジムニーに入れてしまうとどうなるでしょうか。タイヤが石のようにカチカチになり、路面のわずかな小石やマンホールの段差ですら吸収できず、車体が激しくポンポンと跳ねてしまいます。これではせっかくのドライブが苦行になってしまいますし、サスペンションが仕事をする前にタイヤが弾いてしまうため、接地感(グリップしている感覚)も希薄になります。
ジムニーユーザーの最適解:180kPa〜200kPa
多くのショップやベテランユーザーの間では、LT規格のタイヤであっても「180kPa(1.8キロ)」から「200kPa(2.0キロ)」の間で調整するのが定石となっています。
「えっ、LTタイヤなのにそんなに低くて大丈夫?」と心配になるかもしれませんが、計算上は問題ありません。例えばBFグッドリッチのKO3などのデータを見ても、200kPaあればジムニーの車重を支えるのに十分な負荷能力(ロードインデックス)を確保できています。
| 設定値 | メリット・デメリット | おすすめのシーン |
|---|---|---|
| 180 kPa | 【メリット】純正の乗り味に近く、跳ねにくい。オフロードでのグリップが良い。 【デメリット】高速道路での燃費が少し落ちる。ハンドリングが少しマイルド。 | 街乗り中心、林道ツーリング、乗り心地最優先の人 |
| 200 kPa | 【メリット】転がり抵抗が減り、燃費が伸びる。ハンドルの応答性が良い。 【デメリット】段差での突き上げ感が少し強くなる。 | 高速道路の利用が多い、キビキビ走りたい人 |
まずは純正指定値に近い180kPaあたりからスタートして、「もう少しシャキッとさせたいな」と思ったら少しずつ足していくのが、失敗しないコツかなと思います。
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ハイラックスは空荷の空気圧に注意

ピックアップトラックであるトヨタ・ハイラックス(GUN125)は、ジムニーとは全く逆の、そしてトラック特有の悩みを抱えています。この車は「荷台に最大500kgの荷物を積んで走ること」を前提に設計されているため、リアサスペンション(リーフスプリング)が非常に硬く作られています。
しかし、日本の個人オーナーの多くは、荷台に何も積んでいない「空荷」の状態で街乗りをすることがほとんどですよね。この状態で、メーカー指定やタイヤショップ推奨の高圧(例えばLTタイヤ推奨の300kPa〜350kPa)をリアタイヤに入れてしまうと、悲劇が起きます。
後ろが軽すぎる上にタイヤもパンパンに張っているため、ちょっとした段差でリアがポーンと跳ね上がり、トラクション(タイヤが路面を蹴る力)が全くかかりません。雨の日などは、交差点の発進で簡単にホイールスピンしてしまうことも。
ハイラックス運用の要は「可変管理」
ハイラックスを快適に乗る秘訣は、積載状況に合わせて空気圧を大胆に変えることです。特に空荷の時は、フロントとリアで全く違う数値を設定するのが一般的です。【フロントタイヤ】重さを支えるために高め維持(260kPa〜280kPa) ハイラックスの前側には重たいディーゼルエンジンが載っています。ここを下げすぎるとハンドルが重くなったり、タイヤが潰れすぎたりするので、規定値付近の高圧をキープします。 【リアタイヤ】空荷時は大胆に減圧(200kPa〜220kPa) ここがポイントです。荷物を積んでいない時は、リアタイヤの空気圧を思い切って2.0〜2.2キロ程度まで落とします。こうすることでタイヤが適度にたわみ、硬い板バネの衝撃をタイヤが吸収してくれるようになります。跳ねが収まり、乗り心地が劇的に改善します。
ただし、キャンプ道具満載で出かける時や、荷台にバイクを積むような時は、必ずリアの空気圧を規定値(300kPaなど)に戻してください。この「こまめな調整」こそが、ピックアップトラック乗りとしての腕の見せ所ですよ。
デリカD:5に必要な空気圧の目安

ミニバンとSUVの融合である三菱・デリカD:5は、その唯一無二のキャラクターで大人気ですが、タイヤにとっては過酷な条件が揃った車でもあります。頑丈なボディ剛性とスライドドアなどの装備により、車両重量は約1.9トン〜2トンにも達します。さらに車高が高いため重心も高く、カーブでは外側に強い遠心力がかかります。
そのため、デリカD:5にLT規格のオールテレーンタイヤを履かせる場合、ジムニーのような「低圧で乗り心地重視」というセッティングはあまり向きません。空気圧が低いと、重い車体をサイドウォールが支えきれず、カーブを曲がるたびにタイヤがグニャッと潰れる「腰砕け感」が出やすくなります。これが続くと、同乗者が車酔いしやすくなったり、タイヤのショルダー部分があっという間に摩耗したりします。
デリカD:5の推奨値は「260kPa〜280kPa」の高め設定
私の周りのデリカ乗りや、専門ショップ(Urban Off Craftさんなど)のブログを見ても、やはり2.6キロ〜2.8キロ(260〜280kPa)あたりを狙って入れている方が多いですね。
このくらいの圧を確保しておけば、LTタイヤ特有の剛性感(しっかり感)が出て、重いデリカでもグラつかずに安心してハンドルを切ることができます。もちろん、純正タイヤよりは少し硬めの乗り味になりますが、デリカの場合は「ふわふわして怖い」よりも「ガッシリして安定している」ほうが、結果的に疲れにくい長距離ツアラーになると思います。
オフロードや砂浜での空気圧調整法

せっかくオールテレーンタイヤを履いたなら、舗装路(オンロード)だけ走っているのはもったいないですよね。キャンプ場の河原、林道の砂利道、あるいは砂浜(サンド)など、オフロードに踏み入れた時こそ、このタイヤの真価が発揮されます。
そして、オフロード走行において最も重要なテクニック、それが「エアダウン(空気圧を意図的に下げること)」です。
「えっ、パンクしそうで怖い」と思うかもしれませんが、逆なんです。空気圧を下げるとタイヤが縦方向に潰れて、地面に接する面積(フットプリント)が前後に長く伸びます。これにより、以下のような絶大なメリットが生まれます。
- フローテーション(浮力)効果: 接地面積が増えることで、タイヤが砂や泥に沈み込みにくくなります。カンジキを履いて雪の上を歩くのと同じ理屈です。
- 包み込み効果: タイヤが柔らかくなるので、岩や木の根っこなどの障害物を包み込むようにグリップします。
- 乗り心地向上: タイヤ自体がサスペンションのように衝撃を吸収してくれるので、ガタガタ道でも車内が揺れにくくなります。
| 路面状況 | 推奨空気圧目安 | 注意点と目的 |
|---|---|---|
| 林道(フラットダート) | 160 〜 200 kPa | パンク防止のため下げすぎないのが鉄則。尖った石でのサイドカットを防ぎつつ、振動を吸収させるレベル。 |
| 砂浜・深雪(サンド・スノー) | 100 〜 140 kPa | 絶対にスタックしたくない場面。接地圧を下げて「浮く」ことが最優先。走り出しはゆっくりと。 |
| 岩場(ロック) | 60 〜 100 kPa | 極低圧走行。ビードロックホイールが無い場合は、これ以上下げるとタイヤが外れる危険大。 |
ただし、ここで絶対に守ってほしいルールがあります。
【重要】オフロードから戻ったら即座に充填を!
空気圧を下げたまま舗装路をスピードを出して走るのは自殺行為です。スタンディングウェーブ現象や、カーブでのビード落ち(タイヤがホイールから外れる)のリスクが極端に高まります。
エアダウンをして遊ぶ際は、必ず「携帯用エアコンプレッサー」を持参し、舗装路に出る前に規定値まで空気を入れ直すこと。これがオフローダーの最低限のマナーであり、命を守るルールです。
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オールテレーンタイヤの空気圧総括


ここまで、オールテレーンタイヤの空気圧管理について、構造の話から車種別の実践テクニックまで長々とお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。
「記事を読む前より迷っちゃったよ!」という方もいるかもしれませんね(笑)。でも、それで良いんです。結論としてお伝えしたいのは、「このタイヤなら絶対この数値を入れておけばOK」という魔法の数字は存在しないということです。
車の重さ、積んでいる荷物の量、タイヤの銘柄やサイズ、そしてあなたが普段走る道の状況…これら全ての要素が絡み合って「ベストな空気圧」は決まります。だからこそ、愛車の状態と対話することが大切なんです。
自分だけの正解を見つける3ステップ
- まずは計算: ロードインデックスを確認し、車重を支えられる「最低ライン(ベースライン)」を知る。
- 次に実走: ベースラインに「+10〜20kPa」した状態から走り始め、乗り心地や燃費をチェックする。
- 最後に観察: タイヤの摩耗を見る。真ん中が減るなら高すぎ、両端が減るなら低すぎ。
タイヤは正直です。空気圧が合っていなければ、変な減り方(偏摩耗)をして必ずサインを出してくれます。ガソリンスタンドで給油するついでに、「最近どう?」とタイヤの顔色を見て、エアゲージで測ってあげる。そんなちょっとした習慣が、タイヤの寿命を延ばし、何よりあなたと家族の安全を守ることに繋がります。
オールテレーンタイヤは、正しく管理すればオンロードもオフロードも楽しめる最高の相棒です。ぜひ、あなただけの「ゴールデン空気圧」を見つけて、安全で楽しい四駆ライフを送ってくださいね!







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