最近、街中でゴツゴツしたタイヤを履いたSUVやジムニーを見かけることが増えましたよね。キャンプブームの影響もあって、愛車をワイルドにカスタムしたいという方が本当に増えているなと感じます。私自身もあの力強い見た目は大好きです。
でも、これからオフロードタイヤを履いてみたいと思っている皆さん。インターネットで検索していると「うるさい」「滑る」「燃費が落ちる」といったネガティブな言葉を目にして、不安になっていませんか。普段の運転のほとんどが舗装路であるオンロードなのに、見た目だけでタイヤを選んでしまって後悔しないだろうか。そんな悩みを持つのは当然のことです。
この記事では、そんな「オフロードタイヤをオンロードで履く」という選択について、実際に運用する際に直面するリアルなメリットとデメリット、そして失敗しないための選び方を、私の経験とリサーチに基づいて包み隠さずお話しします。
- オフロードタイヤ特有の騒音や乗り心地のリアルな実情
- 雨の日や高速道路で注意すべき安全面のリスク
- 燃費の悪化やタイヤの摩耗寿命に関するコストの話
- 車検に通る「はみ出し」や「ロードインデックス」の基準
オフロードタイヤをオンロードで使う際の注意点

冒頭でも触れましたが、オフロードタイヤの魅力はその圧倒的な「存在感」と「非日常感」にあります。愛車の足元が力強くなるだけで、いつもの通勤路が少し冒険のような気分に変わる。これは、他のカスタムパーツでは味わえない特別な体験です。
しかし、その魅力の裏側には、物理的な「トレードオフ(代償)」が必ず存在します。メーカーは莫大な開発費をかけてタイヤを設計していますが、その設計思想が「泥を掴むこと」に全振りされている以上、舗装路での快適性が犠牲になるのは避けられない物理法則なのです。
ここでは、実際に私が長年オフロードタイヤを履き続けてきて感じた、カタログスペックだけでは分からない「リアルな不便さ」や「リスク」について、包み隠さず詳細にお伝えします。これらを知った上で履くのと、知らずに履くのとでは、その後のカーライフの満足度が大きく変わってくるはずです。
オフロードタイヤはうるさい?騒音の真実

「タイヤを変えたら、車内での会話ができなくなった」
これは決して大げさな話ではなく、マッドテレーン(M/T)タイヤを初めて履いたユーザーから頻繁に聞かれる感想です。純正のハイウェイテレーン(H/T)タイヤや、一般的なサマータイヤと比較すると、その騒音レベルは別次元と言っても過言ではありません。
なぜ、これほどまでにうるさいのでしょうか。その原因は、オフロードタイヤ特有の「トレードパターン(溝の形状)」にあります。泥濘地(ぬかるみ)でトラクションを確保するため、M/Tタイヤは巨大なゴムのブロックと、その間の広い隙間(ボイド)で構成されています。タイヤが回転して路面に接地する瞬間、この広い隙間に閉じ込められた空気が急激に圧縮され、路面から離れる瞬間に一気に開放されます。これが「エアポンピング音」と呼ばれる破裂音を生み出し、連続することで「ゴー」「ウォー」という重低音の唸り音(パターンノイズ)となるのです。
私の経験では、騒音の発生には明確な「速度域」があります。
- 時速40km以下:「ゴロゴロ」という固形物が転がるような振動音が主役です。音というよりは、ブロックの一つ一つが路面を叩く感触がステアリングやシートを通して伝わってきます。
- 時速60km〜80km:最も騒音が激しくなる魔の領域です。「ウォー!」という共鳴音(ハウリング)が車内に響き渡り、オーディオのボリュームを普段より3〜5目盛り上げないと歌詞が聞き取れなくなります。後部座席の家族と話す時は、少し声を張る必要が出てくるでしょう。
- 時速100km以上:風切り音(ウィンドノイズ)も大きくなるため、タイヤの音だけが突出して聞こえることは少なくなりますが、依然として「ゴー」という背景ノイズは消えません。
また、最近の乗用車用タイヤは、ブロックの大きさを不均等に配置する「バリアブルピッチ」という技術でノイズの周波数を分散させ、耳障りな音を消しています。しかし、多くのM/Tタイヤはトラクションを優先して等間隔ピッチを採用しているため、特定の周波数の音が強調されやすく、これがドライバーの疲労を蓄積させる原因となります。
対策はあるの?
残念ながら、タイヤ自体の音を消す方法はありません。できることと言えば、車のフロアやホイールハウス内に制振材を貼る「デッドニング施工」を行うか、あるいは「この音がワイルドでカッコいいんだ!」と自分に言い聞かせて慣れることです。実際、多くのオフロード好きはこのノイズさえも「やる気にさせるBGM」として楽しんでいます。
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雨の日のオフロードタイヤは滑る危険性

騒音は我慢すれば済みますが、安全に関わる問題はそうはいきません。私がオフロードタイヤ初心者の方に最も強く警告したいのが、「雨の日の滑りやすさ」です。
一般的なタイヤには、進行方向に走る太い溝(ストレートグルーブ)が刻まれています。これはタイヤと路面の間の水を後方に勢いよく排水し、タイヤが水の上に浮くのを防ぐための生命線です。しかし、本格的なM/Tタイヤのトレッド面を見てください。横方向の溝は深く刻まれていますが、縦方向に水が抜ける道がほとんどありません。
この構造的な欠陥により、水深のある道路を走行した際に「ハイドロプレーニング現象」が非常に発生しやすくなります。高速道路などで水たまりに突っ込んだ瞬間、ステアリングの手応えがフッと消え、車がコントロール不能になるあの感覚は、何度経験しても背筋が凍る思いがします。
さらに厄介なのが、濡れたマンホールや白線、工事用の鉄板の上での挙動です。
タイヤが濡れた路面に食いつく力(ウェットグリップ)は、ゴムの柔らかさと、表面に刻まれた微細な切れ込み(サイプ)のエッジ効果によって生まれます。しかし、M/Tタイヤは岩場でゴムがちぎれるのを防ぐために、あえてサイプを無くし、ゴム自体も硬めに設定されています。
その結果どうなるかというと、雨の日に交差点を曲がろうとしてマンホールを踏んだ瞬間、唐突に「ツルッ」と滑ります。ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が作動する頻度も劇的に増えます。私自身、急な雨の日に前の車が急ブレーキをかけた際、制動距離が思った以上に伸びてしまい、「ぶつかる!」と冷や汗をかいた経験があります。
| 路面状況 | H/Tタイヤ(純正) | M/Tタイヤ | リスク評価 |
|---|---|---|---|
| ドライ路面 | ◎ 安心 | △ 制動距離が伸びる | 車間距離を多めに |
| ウェット路面 | ○ 普通 | × 非常に滑りやすい | 速度を2割落とす必要あり |
| 水たまり | ◎ 排水性良し | △ ハイドロ注意 | ハンドルを取られやすい |
「オフロードタイヤは全天候型ではない」という認識を強く持ってください。雨の日は制限速度以下で走り、車間距離を晴天時の2倍以上空ける。これくらいの「防衛運転」をする覚悟が必要です。
燃費悪化とタイヤ寿命の関係性

「オフロードタイヤに変えてから、ガソリンスタンドに行く回数が増えた気がする…」
これも決して気のせいではありません。オフロードタイヤへの交換は、お財布事情にもダイレクトに影響を及ぼします。その最大の要因は「重量」と「空気抵抗」です。
まず重量についてですが、オフロードタイヤはパンクに強い頑丈な構造(厚いサイドウォール、スチールベルトの補強など)を持っているため、同サイズの純正タイヤと比較して、1本あたり数キログラム単位で重くなることが珍しくありません。タイヤは回転するパーツであるため、その重量増は「バネ下重量」として車の運動性能に大きく影響します。
重い靴を履いて走るのを想像してみてください。走り出しに余計な力が必要ですよね?車も同じで、重いタイヤを転がし始めるためにエンジンはより多くの燃料を消費します。特に信号待ちからの発進(ストップ&ゴー)が多い日本の市街地走行では、この影響が顕著に現れます。
さらに、あのゴツゴツしたブロックパターンは空気抵抗の塊です。高速走行時にはタイヤハウス内で乱気流が発生し、まるでパラシュートを広げているかのような抵抗となります。これらの複合要因により、実燃費は確実に悪化します。私の体感値では、リッターあたり1km〜2km程度の悪化は「誤差ではなく仕様」として受け入れる必要があります。
そしてもう一つ、コスト面で見逃せないのが「偏摩耗(へんまも)」の問題です。
ブロックタイヤ特有の現象として、「ヒール・アンド・トウ摩耗(段減り)」があります。これはブロックの蹴り出し側と着地側で削れ方が変わり、ノコギリの刃のように段差ができてしまう現象です。これが進行すると、ただでさえ大きいロードノイズが「ドコドコドコ」という振動を伴う爆音へと進化してしまいます。
寿命を延ばす唯一の秘訣:こまめなローテーション
段減りを防ぐためには、3,000km〜5,000kmごとのタイヤローテーション(位置交換)が必須です。一般的なタイヤなら1万kmごとで十分と言われますが、オフロードタイヤはもっとデリケートです。面倒くさがらずに前後左右を入れ替えることで、タイヤの寿命を数千キロ延ばすことができます。
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乗り心地やハンドリングへの影響

タイヤは、車の「乗り味」を決める一番の調味料です。オフロードタイヤというスパイスは非常に刺激が強いため、純正のまろやかな乗り味を一変させてしまいます。
まず感じるのが、「ステアリングの応答遅れ」です。これを専門用語では「位相遅れ」と呼んだりしますが、要はハンドルを切ってから実際に車が曲がり始めるまでに、ほんのわずかなタイムラグが生じるのです。オフロードタイヤはブロックが高く、サイドウォールも大きくたわむため、ハンドルを切るとまずタイヤのゴムが「グニャリ」とよじれ、その変形が終わってからようやく車体の向きが変わります。
この「グニャリ感」は、山道のカーブなどで顕著に現れます。純正タイヤのような「意のままに曲がる感覚」は薄れ、「ヨッコイショ」と車体を傾けながら曲がっていくような、独特のダルな挙動になります。これを「四駆らしくて重厚感がある」と好意的に捉えることもできますが、キビキビとした運転を好む人にとってはストレスになるかもしれません。
また、高速道路での直進安定性も低下します。タイヤの接地面剛性が低いため、横風や路面の轍(わだち)の影響を受けやすく、直進していても常にハンドルを微修正し続ける必要があります。長距離ドライブの後に「なんだかいつもより腕や肩が疲れたな」と感じるのは、この無意識の修正舵が原因であることが多いです。
低速域での乗り心地に関しても、「ゴツゴツ感」は避けられません。舗装の継ぎ目やマンホールの段差を乗り越える際、一般的なタイヤがゴムの弾性で衝撃を「いなす」のに対し、オフロードタイヤは硬いブロックが衝撃を直接車体に伝えてくる感覚があります。「ワイルドな乗り心地」と言えば聞こえはいいですが、同乗者、特に車酔いしやすいお子さんなどがいる場合は、事前の根回し(?)が必要かもしれません。
はみ出し注意!車検に通る条件とは

カスタムユーザーにとって最大の関門、それが「車検」です。せっかく高いお金を出してカッコいいタイヤを買っても、車検に通らなければ公道を走ることはできません。特に問題となるのが「タイヤのはみ出し(ハミタイ)」です。
道路運送車両法の保安基準では、回転部分(タイヤやホイール)が車体の外側(フェンダー)から突出してはならないと厳格に定められています。しかし、2017年(平成29年)6月の法改正により、一部の規制が緩和されたことで、多くのユーザーの間に混乱や誤解が生じています。
よくある誤解が「タイヤは10mmまでならはみ出してもOKになった」というものです。
これは半分正解で、半分間違いです。正確には、「タイヤのラベリング(文字)、リムガード等のゴムの突出部分に限り、10mm未満であれば突出していないものとみなす」という内容です。つまり、許されているのはあくまで「ゴムの付加物」だけであり、タイヤの主要な構造部分や、ホイールのリム、スポークなどが1mmでもはみ出していれば、それは即座に不適合(車検NG)となります。
ここで参照すべき一次情報を示します。
(出典:国土交通省『道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第178条』)
特にM/TタイヤやR/Tタイヤは、サイドウォールに大きなブロック(サイドバイター)がデザインされていることが多く、これが「ラベリング等の付加物」とみなされるのか、「タイヤの構造部」とみなされるのかは、現場の検査員の判断に委ねられるケースがあります。実際、ディーラーの車検では「グレーゾーンは全てNG」と判定されることも多く、カー用品店でもピット入庫を断られる可能性があります。
また、もう一つ見落としがちなのが「ロードインデックス(荷重指数)」の問題です。
オフロードタイヤの多くは「LT規格(ライトトラック規格)」で作られています。純正の乗用車用タイヤと同じ空気圧(例:200kPa)でLTタイヤを使用すると、タイヤが支えられる重さ(負荷能力)が不足し、最悪の場合はバーストする危険性があります。LTタイヤは、より高い空気圧(例:300kPa以上)を入れて初めて性能を発揮するように設計されているのです。
車検場では、タイヤが車重を支えられるだけの強度を持っているかも厳しくチェックされます。「サイズは合っているのに、ロードインデックス不足で車検に落ちた」というのは、知識不足が招く典型的な失敗例です。タイヤ交換の際は、必ずプロショップで「この車重で、このタイヤを履く場合、適正空気圧は何kPaになりますか?」と相談し、計算してもらうことを強くお勧めします。
オフロードタイヤのオンロード向けな選び方

ここまで、オフロードタイヤを舗装路で使う際のリスクやデメリットについて、かなり厳しめにお伝えしてきました。「こんなに大変なら、やめておこうかな…」と心が折れかけた方もいるかもしれません。でも、安心してください。私が伝えたいのは「やめろ」ということではありません。
ネガティブな要素を正しく理解し、それを受け入れた上で選ぶならば、オフロードタイヤはあなたの愛車を唯一無二の相棒に変える最高のカスタムパーツになります。ここからは、後悔しないための「賢い選び方」と「運用テクニック」を具体的に解説していきます。
オフロードタイヤの適正空気圧と管理

オフロードタイヤを安全かつ快適に使うための最初の一歩、それが「空気圧管理」です。先ほども触れましたが、これは単なるメンテナンスではなく、タイヤの性能を引き出すためのチューニングだと思ってください。
多くのカスタムユーザーが陥る罠が、「純正指定空気圧の呪縛」です。運転席のドアを開けると、Bピラー付近に「前輪 200kPa / 後輪 220kPa」といったシールが貼ってありますよね。これはあくまで「純正装着タイヤ」にとってのベストな数値であって、あなたが新しく履くLT(ライトトラック)規格のタイヤには当てはまらないケースがほとんどです。
LTタイヤは、内部構造が頑丈に作られている分、高い空気圧を充填することで初めて本来の負荷能力(ロードインデックス)を発揮します。もし純正指定のままの低い空気圧で走行を続けると、以下のようなトラブルが起きます。
- 燃費の激化:タイヤが潰れすぎて転がり抵抗が増大します。
- 異常発熱とバースト:タイヤの側面が過度に変形を繰り返し(スタンディングウェーブ現象)、内部構造が破壊されて走行中に破裂する恐れがあります。
- 偏摩耗の加速:接地面の両肩だけが極端に減ってしまい、タイヤの寿命が半分以下になります。
解決策:空気圧別負荷能力対応表を確認する
タイヤメーカーは、各タイヤサイズごとに「どのくらいの空気圧を入れたら、何kgの重さを支えられるか」を示した詳細なデータ表を公開しています。ショップにお願いして、あなたの車の軸重(車検証に記載されています)をカバーできる適正空気圧を割り出してもらいましょう。多くの場合、純正値プラス20kPa〜50kPa程度の高めの設定になるはずです。
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街乗りにおすすめのオフロードタイヤ

では、具体的にどのタイヤを選べばいいのでしょうか。「見た目はワイルドにしたいけど、普段の買い物や送迎、週末の高速道路移動も快適にこなしたい」。そんな欲張りなニーズに応える最適解は、間違いなく「最新世代のオールテレーン(A/T)タイヤ」です。
一昔前のA/Tタイヤは、「M/Tほどではないけど、やっぱりうるさいし滑る」という中途半端な存在でした。しかし、近年の技術革新は凄まじいものがあります。最新のA/Tタイヤは、シミュレーション技術を駆使してパターンノイズを徹底的に低減しており、目隠しをして乗れば純正タイヤと区別がつかないレベルの静粛性を実現しているモデルも登場しています。
私が自信を持っておすすめできるのは以下のモデルです。
| モデル名 | 特徴 | おすすめユーザー |
|---|---|---|
| BFGoodrich All-Terrain T/A KO2 / KO3 | A/Tタイヤの王様。サイドウォールのデザインが圧倒的にカッコよく、耐久性も最強クラス。KO3になってウェット性能も向上しました。 | 見た目重視で失敗したくない人 |
| TOYO OPEN COUNTRY A/T III | 日本市場で大ブレイク中。オンロードでの乗り心地が非常に良く、雨の日も安心。ホワイトレターの設定も豊富です。 | コスパと快適性を両立したい人 |
| YOKOHAM GEOLANDAR A/T4 | 静粛性はトップクラス。オフロード感は控えめですが、純正+αの上品なカスタムに最適です。 | 家族を乗せることが多い人 |
また、「A/Tだと見た目の迫力が物足りない、でもM/Tは辛い」という方には、第3の選択肢として「ラギッドテレーン(R/T)」を強く推します。これはM/Tのアグレッシブなサイドデザインと、A/Tの快適なトレッドパターンを融合させた「いいとこ取り」のタイヤです。特に「TOYO OPEN COUNTRY R/T」は、軽自動車のハスラーやジムニーから、ハイエース、RAV4までサイズラインナップが豊富で、今の日本のカスタムシーンのど真ん中にいるタイヤと言えます。
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雪道での走行性能とスタッドレスの必要性

ここも誤解が多いポイントなので、はっきりさせておきましょう。「オフロードタイヤ=雪に強い」というのは、半分正解で半分間違いです。
確かに、誰も踏んでいないフカフカの新雪(深雪)であれば、M/Tタイヤの深い溝が雪柱をガッチリと掴み(雪柱せん断力)、驚くほどの走破性を見せます。しかし、私たちが冬の街中で遭遇するのは、車に踏み固められた「圧雪路」や、溶けた雪が再凍結した「アイスバーン」です。
はっきり言います。アイスバーンでのオフロードタイヤは無力です。
硬いブロックゴムはツルツルの氷の上では爪が立たず、サイプ(切れ込み)が少ないため表面の水膜も除去できません。スケートリンクの上をスパイクなしの靴で歩くようなもので、ブレーキを踏んでもABSがガガガと作動するだけで、車はスーッと滑っていきます。これは4WD車であっても同じです(4WDは進む力は強いですが、止まる力は2WDと同じです)。
最近のA/Tタイヤには、欧州の厳しい寒冷地テストをクリアした証である「スノーフレークマーク(3PMSF)」が刻印されているものが増えています。これがあれば、高速道路の冬用タイヤ規制時でも走行可能です。しかし、これはあくまで「予期せぬ雪でもとりあえず帰ってこれる」というレベルの性能保証であり、スタッドレスタイヤと同等の氷上性能があるわけではありません。
結論:冬はスタッドレス一択
自分の命、家族の命、そして他人の財産を守るために、降雪地域や凍結の恐れがある場所に行く場合は、必ずスタッドレスタイヤに履き替えてください。「M/Tタイヤで冬も乗り切る」という考えは、現代の道路事情ではリスクが高すぎます。
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マッドテレーンとオールテレーンの違い

ここまで読んで、まだどちらにするか迷っている方のために、最終的な判断基準を整理します。
■ マッドテレーン(M/T)を選ぶべき人
- 「ゴオーッ」というロードノイズすら「ワイルドなBGM」として楽しめるメンタルがある。
- 燃費がリッター1〜2km落ちても、「カッコいいから税金だ」と割り切れる。
- 雨の日は自分を戒め、制限速度以下で慎重に走る自制心がある。
- 年に数回は河川敷や林道など、未舗装路をガッツリ走る予定がある。
- とにかく見た目の迫力が最優先。妥協したくない。
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■ オールテレーン(A/T)を選ぶべき人
- 車内で家族や恋人と普通の声量で会話を楽しみたい。
- 燃費やタイヤの減りを気にして、経済的に運用したい。
- 雨の日も晴れの日も、純正タイヤに近い感覚でストレスなく運転したい。
- オフロードコースに行くことはほぼないが、キャンプ場の砂利道程度は安心して走りたい。
- 見た目のカスタム感と実用性のバランスを重視する。
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オフロードタイヤをオンロードで楽しむ結論


長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
オフロードタイヤをオンロードで履くこと。それは、現代の効率化された社会において、あえて「無駄」を楽しむという、とても贅沢で文化的な行為だと私は思います。アスファルトの上では不要なスペックにお金を払い、多少の不便さを引き受けてでも、自分の「好き」を表現する。その心意気は本当に素晴らしいものです。
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それでは、良いタイヤ選びを!







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