愛車のカスタムを考えたとき、足元の印象を決定づけるタイヤ選びは本当に悩みますよね。特に、ゴツゴツとした見た目がかっこいいオフロードタイヤに興味がある方なら、一度は「マッドスターとオープンカントリーの比較」について調べたことがあるのではないでしょうか。
私も自分の車をカスタムする際、評判や口コミを徹底的にリサーチして、どちらにするか数日間悩み続けた経験があります。マッドスターの迫力あるデザインは捨てがたいですし、一方でオープンカントリーの走行性能や信頼性の高さも魅力的です。
この記事では、実際に多くのユーザーが気になっている「うるさいのか」「燃費はどうなのか」「雪道でも滑らないのか」といった疑問や、それぞれのタイヤが持つ寿命や耐久性の違いについて、私の視点を交えながら詳しく解説していきます。
- マッドスターとオープンカントリーの決定的な性格の違いがわかります
- 走行音や乗り心地など、日常使いでのリアルな快適性が理解できます
- 車検対応や寿命など、購入後に後悔しないためのポイントがわかります
- あなたのライフスタイルに最適なタイヤがどちらなのか判断できます
性能面でマッドスターとオープンカントリーを比較

まずは、皆さんが一番気になっているであろう性能面の違いから見ていきましょう。どちらもオフロードタイヤという括りではありますが、実際に中身を見てみると、そのキャラクターは驚くほど異なります。「マッドスターとオープンカントリーの比較」をする上で、ここを理解しておかないと「思っていたのと違う…」ということになりかねませんので、しっかりと解説していきますね。
買うならどっち?用途の違い

結論から言ってしまうと、この二つのタイヤは「何を最優先にするか」で選ぶべきものが全く変わってきます。同じ「オフロードタイヤ」というジャンルに分類されてはいますが、開発のスタート地点や目指しているゴールがまるで異なるからです。
見た目と泥遊び性能に特化したマッドスター
マッドスター(MUDSTAR)は「見た目のインパクトと泥遊び性能」を徹底的に重視する人向けのタイヤです。 このブランドは、日本の「EXIZZLE-LINE(エクシズルライン)」という会社が企画し、台湾の老舗メーカー「NANKANG(ナンカン)」が製造するというユニークな体制で作られています。その開発コンセプトは非常に明確で、「日本のアゲトラ・アゲバン文化や、リフトアップした軽自動車に似合う、とにかくカッコいいタイヤを作る」という点に集約されています。
基本設計が「マッドテレーン(M/T)」という、本来は泥道や岩場などの過酷なオフロードを走るためのタイヤ構造を採用しているため、トレッド面のブロック一つひとつが非常に大きく、溝も深く刻まれています。これにより、車を真横から見たときの「タイヤの厚み」や「ゴツゴツ感」といった迫力が段違いなんですよね。「とにかくゴツく見せたい!」「信号待ちで隣に並んだ車とかぶりたくない!」という強いこだわりのある方には、マッドスターのエモーショナルで攻撃的なデザインが間違いなく刺さるはずです。実際に、農道や林道などの未舗装路を走る機会が多い方にとっても、その泥かき性能(トラクション)は頼もしい味方となります。
日常の快適性とワイルドさを両立したオープンカントリー
一方で、オープンカントリー(OPEN COUNTRY)、特に人気のR/Tは「日常の快適性と程よいワイルドさ」を求める人向けのタイヤです。 こちらは日本の大手タイヤメーカーである「TOYO TIRES(トーヨータイヤ)」が、北米市場での過酷なレース経験をフィードバックして開発した本格派ブランドです。特に日本市場で爆発的なヒットとなった「R/T(ラギッドテレーン)」というモデルは、泥道用のM/T(マッドテレーン)と、舗装路用のA/T(オールテレーン)の特性を融合させた、いわば「いいとこ取り」の新しいカテゴリーです。
タイヤのセンター部分にはオンロードでの安定性を重視したパターンを、ショルダー部分(端っこ)にはオフロードでのトラクションを重視したブロックを配置するというハイブリッドなデザインを採用しています。これにより、「平日は通勤や子供の送り迎えで街中を走り、週末はキャンプや釣りで未舗装路に入る」といった、現代の多くのSUV・クロスオーバーユーザーのライフスタイルに完璧にフィットします。「見た目はワイルドにしたいけれど、乗り心地が悪くなるのは家族から反対される…」という悩みを持つお父さんにとって、オープンカントリーR/Tはまさに救世主のような存在と言えるでしょう。
sakuのワンポイント
「見た目全振り」ならマッドスター、「快適バランス」ならオープンカントリー。まずは自分の普段の車の使い方を振り返ってみると、自然と答えが出てくるかもしれません。
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走行音はうるさい?静粛性

オフロードタイヤを履くときに最大の懸念点となるのが「ロードノイズ(走行音)」ですよね。ここに関しては、ユーザーのレビューでも最も意見が分かれる部分ですが、構造的な違いから生じるはっきりとした差があります。
オープンカントリーR/Tの静粛性は驚異的
正直に言いますと、静粛性に関してはオープンカントリーR/Tの圧勝です。 トーヨータイヤの技術力は凄まじく、時速60km〜80kmくらいの一般道やバイパスを流していても、「あれ?これ本当にオフロードタイヤ?」と疑いたくなるほど静かです。もちろん、純正の夏タイヤ(エコタイヤなど)に比べれば、サーッという音や多少のパターンノイズは聞こえますが、車内で普通のボリュームで会話ができますし、カーステレオの音量を上げる必要もほとんどありません。
この静かさの秘密は、タイヤのパターン配列にあります。ブロックの大きさや配置をランダムに変える(ピッチバリエーションを持たせる)ことで、特定の周波数の音が共鳴して「ボーッ」という不快な唸り音になるのを防いでいるのです。長距離ドライブでも耳が疲れにくいので、旅行や帰省などで高速道路を頻繁に使う方にとっては、このメリットは非常に大きいと思います。
マッドスターは「音」も個性の一部
対してマッドスターは、構造上どうしてもノイズが出やすいです。 走り出した直後の低速域から、タイヤが路面を叩く「ゴロゴロ」という感触がステアリングやシートを通じて伝わってきます。そして速度が上がり、時速40km〜50kmを超えたあたりから、「ゴーッ」「ウォンウォン」という独特の唸り音(パターンノイズ)がはっきりと聞こえてきます。速度域によっては、ジェット機のような音が車内に響くこともあります。
ただ、勘違いしてほしくないのは、これが「欠陥」ではないということです。マッドテレーンタイヤというのは、泥を掴むためにブロックの隙間(溝)を大きく空ける必要があり、その隙間の空気が圧縮・開放されることで音が発生するのは物理的に避けられない宿命なのです。むしろ、このワイルドな走行音を「四駆に乗っているという実感」「男らしいBGM」としてポジティブに捉えているファンも大勢います。「静かな車なんてつまらない!」という感性をお持ちの方なら全く問題ないでしょう。しかし、「うるさいのは疲れるな…」「助手席の妻や子供に文句を言われたくないな…」と少しでも不安に感じる方は、購入前に覚悟を決めるか、試乗動画などで音の傾向を確認しておくことを強くおすすめします。
同乗者がいる場合は注意
奥様や小さなお子様を乗せることが多い場合、ロードノイズがクレームの原因になることも…。家族平和を守るなら、オープンカントリーの方が無難な選択と言えるでしょう。
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街乗りの乗り心地と評判

乗り心地についても、静粛性と同様の傾向があり、タイヤの「剛性(硬さ)」や「サイドウォールの構造」が大きく影響しています。毎日乗る車だからこそ、ストレスのない乗り味かどうかは重要なチェックポイントです。
マイルドで乗用車ライクなオープンカントリー
オープンカントリーR/Tは、街乗りでの突き上げ感が非常にマイルドです。 ベースとなっている技術がA/T(オールテレーン)であるため、舗装路を走ることを前提にコンパウンド(ゴム)の配合や内部構造がチューニングされています。マンホールや道路の継ぎ目を越えたときでも、衝撃を「タン、タン」といなしてくれる感覚があり、不快な振動がいつまでも残りません。
また、ハンドリング(操縦安定性)に関しても優秀です。オフロードタイヤはブロックが柔らかいと、ハンドルを切ったときにタイヤがよれて反応が遅れる(グニャッとする)感覚が出やすいのですが、オープンカントリーR/Tはセンターブロックの剛性が高いため、ハンドル操作に対して素直に車が反応してくれます。高速道路でのレーンチェンジや、山道のカーブでも不安感が少なく、純正タイヤから履き替えても違和感なくなじめるはずです。雨の日のウェットグリップ性能に関しても、トーヨータイヤ独自のナノバランステクノロジーにより、濡れた路面でもしっかりと食いついてくれる安心感があります。
硬派でダイレクトな感触のマッドスター
一方、マッドスターは、ゴムが厚く全体的な剛性が高い分、少し「硬め」の乗り味になります。 路面の細かな凹凸を拾いやすく、荒れたアスファルトを走ると微振動がビリビリと伝わってくることがあります。大きな段差を越えた際には「ドスン」という重厚な衝撃を感じることもあるでしょう。これは、悪路で鋭利な岩などからタイヤを守るためにサイドウォールを頑丈に作っている証拠でもあります。
この「硬さ」や「揺れ」を不快と感じるか、頼もしいと感じるかは好みの分かれるところです。リフトアップした軽トラックやジムニーなどで、あえて荒々しい乗り味を楽しみたいというユーザーにとっては、このダイレクトなインフォメーションこそがオフロード車の醍醐味でもあります。また、タイヤ自体に重量があるため、ハンドリングにはどっしりとした安定感が出ますが、燃費重視の軽量なタイヤに比べると、出足(加速)が少し重たく感じる場合もあるかもしれません。ただ、それも含めて「カスタムカーを操っている」という満足感に繋がる要素と言えます。
雪道は滑る?凍結路の注意

これ、すごく重要なポイントなので声を大にしてお伝えしたいのですが、「どちらのタイヤも、凍結した路面(アイスバーン)は絶対に無理」です。インターネット上の口コミやSNSで「雪道も全然いける!」という投稿を見かけることがありますが、それを鵜呑みにして真冬の凍結路に突っ込むのは自殺行為に等しいです。
M+S(マッド&スノー)の本当の意味
両方のタイヤのサイドウォールには「M+S(マッド&スノー)」という刻印があります。これを見ると「スタッドレスタイヤの代わりになるのかな?」と思ってしまいがちですが、これはあくまで「泥(Mud)や雪(Snow)をかき分けるための溝の比率が一定以上ありますよ」という、アメリカの規格(RMA)に基づいた表示に過ぎません。日本の厳しい冬道における「止まる性能」や「曲がる性能」を保証するものではないのです。
確かに、降り始めの柔らかい新雪や、ざくざくとしたシャーベット状の雪、あるいは踏み固められた圧雪路であれば、深い溝が雪柱せん断力(雪を踏み固めて蹴り出す力)を生み出し、一般的な夏タイヤ(サマータイヤ)よりも遥かに高い走破性を見せます。ちょっとした雪道ならチェーンなしで進めてしまう頼もしさは間違いなくあります。
アイスバーンではプラスチックのように滑る
しかし、問題は「凍結路面(アイスバーン)」です。カチカチに凍った路面でタイヤがグリップするためには、ゴムが低温でも柔らかさを保ち、氷の表面の微細な凹凸に密着する必要があります。スタッドレスタイヤはそのために特殊なシリカなどを配合して、極寒でもプニプニとした柔らかさを維持するように作られています。
対して、マッドスターやオープンカントリーのようなオフロードタイヤは、岩場や泥道でタイヤが裂けないように、ゴムを硬く丈夫に設定しています。この「硬いゴム」が凍った路面に乗るとどうなるか。想像してみてください、氷の上でプラスチックの塊を滑らせるような状態になります。ブレーキを踏んでもABSが作動するだけで車は止まらず、カーブではハンドルを切ってもそのまま真っ直ぐ滑っていきます。これは運転技術でカバーできるレベルではありません。
実際にメーカーもこの点については警鐘を鳴らしており、特にオープンカントリーを展開するTOYO TIRESの公式サイトでも、M+Sタイヤについて「凍結路面に関してはスタッドレスタイヤと異なり、十分な性能を発揮しない」といった旨の注意喚起がなされています。(出典:TOYO TIRES『OPEN COUNTRY R/T 製品情報』)
冬季の走行について
資料やメーカーの公式サイトでも、「凍結路面に関しては性能が弱く、滑りやすい」と明記されています。冬の朝晩の凍結が予想される地域にお住まいの方は、命を守るためにも必ずスタッドレスタイヤに履き替えてくださいね。オールシーズンタイヤのような万能性を過信するのは禁物です。
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見た目とホワイトレター

性能の話ばかりしてしまいましたが、やっぱり見た目も大事ですよね!むしろここが一番の悩みどころかもしれません。タイヤのサイドウォール(側面)のデザインは、車の横顔の印象を劇的に変える力を持っています。
マッドスターのホワイトレターは主役級のインパクト
マッドスターのホワイトレターは、とにかく主張が強くて最高です。 他ブランドと比較しても、文字のサイズが大きく、フォントも太くエッジが効いたデザインになっています。遠くから走ってきても、タイヤが回っている様子から「MUDSTAR」の文字がはっきりと判読できるほどの視認性があります。
特に、軽トラや軽バン、ハスラーなどの軽自動車カスタムにおいて、12インチ〜15インチといった比較的小さなホイールサイズを選ぶ場合、タイヤの扁平率(厚み)が高くなるため、サイドウォールの面積が広くなります。マッドスターはこの広いキャンバスを余すところなく使い、ホワイトレターだけでなく、星形のアイコンや幾何学的なブロックパターンを配置しています。これにより、タイヤ単体がひとつのファッションアイテムとして成立しており、車体全体を実際よりも大きく、力強く見せる視覚トリック効果も期待できます。「とにかく目立ちたい」「足元に視線を集めたい」というドレスアップ重視のユーザーにとって、この満足感は代えがたいものです。
オープンカントリーは洗練された機能美
オープンカントリーのホワイトレターは、スポーティーで洗練されています。 文字のフォントは少し斜体がかかったようなスピード感のあるデザインで、大きさも全体のバランスを崩さない絶妙なサイズ感に留められています。「主張しすぎないけれど、しっかりとブランドの存在感はある」という、大人のカスタムにふさわしい仕上がりです。
また、オープンカントリーR/Tの多くのサイズでは、「片面がホワイトレター、もう片面がブラックレター(黒文字)」というリバーシブルデザインが採用されています。これにより、購入時に組み込む向きを変えることで、2通りのスタイルを楽しむことができます。「最初は流行りのホワイトレターにしていたけれど、飽きてきたから次は黒文字側を表にして、硬派で渋いスタイルにイメチェンする」といった遊び方ができるのも、長く使うタイヤとしては嬉しいポイントです。ジムニーなどの本格クロカン車では、あえてブラックレター側を見せて、泥汚れが似合う玄人感を演出するのも人気があります。
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コスパでマッドスターとオープンカントリーを比較

さて、性能や見た目の次は、お財布事情に関わる「コストパフォーマンス」について見ていきましょう。タイヤは消耗品ですから、買って終わりではありません。「マッドスターとオープンカントリーの比較」においては、購入時の価格だけでなく、燃費、寿命、車検対応、そして手放すときのリセールバリューまで含めて検討するのが賢い選び方です。
車検は通る?LT規格と荷重

タイヤ選びで絶対に失敗してはいけないのが「車検」の問題です。特に、最近流行りの「アゲトラ(リフトアップした軽トラック)」や「アゲバン(リフトアップした軽バン)」を楽しんでいる方、あるいはこれから楽しみたいと思っている方は、ここを必ずチェックしてください。
商用車(4ナンバー)には「LT規格」が必須
ハイゼット、キャリイ、エブリイ(バン)、N-VANなどの「4ナンバー軽商用車」は、荷物をたくさん積むことを前提に作られています。そのため、車検に通るためにはタイヤに一定以上の負荷能力(ロードインデックス)があることが法律で義務付けられています。乗用車用のタイヤでは強度が足りず、車検に落ちてしまうばかりか、重い荷物を積んだ際にタイヤがバースト(破裂)する危険性すらあります。この商用車用の強度基準を満たしたタイヤ規格を「LT(ライトトラック)」規格と呼びます。
両ブランドともLT規格に対応したサイズを用意
嬉しいことに、マッドスターもオープンカントリーも、このクラス向けにはしっかりとLT規格対応のタイヤを用意してくれています。 例えば、軽トラ・軽バンの純正サイズである12インチにおいて、マッドスターは「145/80R12 80/78N LT」という規格のタイヤをラインナップしています。これは純正のスチールホイールにもそのまま履けるサイズでありながら、マッドテレーンのゴツい見た目を手に入れられるため、農家の方の「働く車」のドレスアップとしても非常に人気があります。
オープンカントリーR/Tも同様に、12インチや14インチでLT規格(またはそれに準ずるプライレーティングを持つタイヤ)を展開しています。どちらのブランドを選んでも、車種に合った適切なサイズと規格を選べば、車検の問題はクリアできるので安心してください。
サイズ選びは慎重に
ただし、リフトアップ(車高上げ)をしてタイヤの外径を純正よりも大きくする場合(インチアップなど)は注意が必要です。タイヤが大きくなるとスピードメーターの表示に誤差が出たり、ハンドルを切ったときにタイヤが車体(フェンダーやバンパー)にはみ出したり干渉したりする可能性があります。これらは車検不適合の原因となりますので、サイズ変更を伴うカスタムを行う際は、必ずプロのショップ等の専門家に相談してくださいね。
▶軽トラ・軽バンに最適!車検対応「12インチ」のオフロードタイヤ一覧
燃費の悪化率はどのくらい

「ゴツいタイヤにすると燃費が悪くなる」というのは、残念ながら事実です。これを避けて通ることはできません。純正のエコタイヤは「転がり抵抗」を極限まで減らすように設計されていますが、オフロードタイヤはその逆で、抵抗になってもグリップすることを優先しているからです。
重量増と空気抵抗が燃費悪化の主犯
オフロードタイヤは、悪路でのパンクを防ぐためにゴムを厚くしており、純正タイヤに比べて重量がかなり重くなります。タイヤが重くなると、走り出し(発進)に多くのエネルギーが必要になります。また、ゴツゴツしたブロックパターンは空気抵抗となり、回転する際にも大きな抵抗を生みます。
一般的な目安ですが、どちらを選んでも10%〜15%程度の燃費ダウンは覚悟しておいた方が良いでしょう。例えば、リッター20km走っていた車なら、リッター17km〜18kmくらいになるイメージです。これを「許容範囲」と捉えるか、「痛い出費」と捉えるかは走行距離によるでしょう。
オープンカントリーの方が傷は浅い?
ただ、両者を比較するとオープンカントリーの方が燃費の悪化は穏やかな傾向にあります。先ほどお話しした通り、オープンカントリーR/TはA/T(オールテレーン)の技術がベースになっており、舗装路をスムーズに転がるようにセンター部分のブロックが配置されています。また、トーヨータイヤ独自の材料設計技術により、転がり抵抗を低減するコンパウンドが採用されています。
対してマッドスターは、ブロックの抵抗が大きく、重量も比較的重めであるため、燃費への影響はオープンカントリーよりも大きくなりやすいです。毎日の通勤距離が長い方や、仕事で長距離を移動する方にとっては、ガソリン代の差がジワジワと効いてくるかもしれません。経済性を少しでも優先したいなら、オープンカントリーに軍配が上がります。
タイヤの寿命と交換時期

「オフロードタイヤは溝が深いから、すり減るまでに時間がかかって長持ちしそう」と思われがちですが、実はそうとも限りません。使い道とタイヤの特性がマッチしていないと、驚くほど早く寿命が来てしまうことがあります。
マッドタイヤの宿命「偏摩耗」
マッドスターのようなブロックが高いM/Tタイヤは、走行中にブロックの一つひとつが大きく変形(よじれ)します。特に、舗装路のカーブやブレーキング時には大きな力がかかり、ブロックの特定の部分だけが削れてしまう「偏摩耗(段減り)」という現象が起きやすいのです。タイヤの角だけが極端に減ったり、のこぎりの刃のように段差ができたりすると、ただでさえ大きいロードノイズが「爆音」に変わってしまいます。
舗装路ばかりを走る環境でマッドスターを使用する場合、この偏摩耗の進行が早まる傾向にあり、溝は残っているのに音や振動がひどくて交換せざるを得ない、というケースも珍しくありません。一般的なマッドタイヤの寿命目安は3万km前後と言われることもありますが、メンテナンス次第で大きく変わります。
オープンカントリーR/Tの高寿命設計
その点、オープンカントリーR/Tは耐摩耗性が非常に高いと評判です。 オンロード走行を想定して、ブロックの剛性を高く設計し、よじれにくくしています。また、耐摩耗性に優れた硬質のコンパウンドを使用しているため、一般的なマッドタイヤよりも寿命が長い傾向にあります。ユーザーの報告では、3万km〜5万km走ってもまだ溝が十分に残っているという声も多く聞かれます。
ただし、どちらのタイヤを選んだとしても、長持ちさせるための秘訣は同じです。それは「こまめなローテーション(タイヤの位置交換)」です。5,000km走行ごとを目安に、前輪と後輪を入れ替える(クロスローテーションなど)ことで、タイヤの減り方を均一にし、偏摩耗を防ぐことができます。これをサボると、どんなに良いタイヤでも寿命は半減してしまいますよ。
サイズ別の価格と流通相場

タイヤ選びの最後の決め手となる価格。以前は「アジアンタイヤ(マッドスター)は激安」「国産ブランド(オープンカントリー)は高級品」という明確な価格差がありましたが、最近はこの図式が崩れつつあり、逆転現象すら起きています。
流通量の差が価格に反映される
実は、人気サイズ(ハスラー用の165/60R15や、ジムニー用の185/85R16など)では、オープンカントリーの実勢価格がマッドスターと同等、なんなら安い場合もあるんです。 これは単純に「流通の規模」の違いです。オープンカントリーR/Tは爆発的なヒット商品であり、全国のカー用品店、タイヤショップ、ネット通販サイトが大量に仕入れています。大量仕入れによるコストダウンや、店舗間の価格競争が激しいため、ユーザーにとっては非常にお買い得な価格で手に入ることが多いのです。
マッドスターは独自性で勝負
逆に、マッドスターは独自のニッチなサイズ戦略をとっています。「純正よりほんの少しだけ外径が大きいサイズ」や「他のメーカーが作っていない特殊なサイズ」をラインナップしており、そういった「ここにしか無いサイズ」に関しては、競合がいないため価格競争が起きにくく、少し割高に感じることもあるかもしれません。しかし、それは「カスタムのための指名料」とも言えるでしょう。
リセールバリューも考慮しよう
購入価格だけでなく、手放すときのことも考えてみましょう。オープンカントリーは知名度が高く中古市場でも大人気です。もし車を乗り換えることになっても、溝が残っているホイールセットならヤフオクやメルカリで高値で売れやすいです。購入価格と売却価格の差額(実質コスト)で考えると、オープンカントリーの経済合理性は非常に高いと言えます。
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マッドスターとオープンカントリーの比較まとめ


ここまで長々と解説してきましたが、最後にそれぞれのタイヤがどんな人におすすめかをまとめておきますね。あなたの心はどちらに傾いているでしょうか?
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「マッドスターとオープンカントリーの比較」で迷っている時間は、実は一番楽しい時間でもあります(笑)。あっちのサイトを見たり、こっちの動画を見たりして悩むプロセスこそがカスタムの第一歩です。どちらを選んでも、純正タイヤでは決して味わえないワクワク感や、愛車がもっと好きになる体験が待っています。ぜひご自身のスタイルに合った運命の一本を見つけて、素敵なカーライフを送ってくださいね!






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