念願のオープンカントリーを装着して愛車の足元がワイルドになると、毎日車を見るのが楽しくなりますよね。ゴツゴツとしたホワイトレターのタイヤは、まさにカスタムカーの象徴。でも、いざガソリンスタンドで空気入れを使おうとしたとき、ふと手が止まってしまうことはありませんか。
「あれ? ドアに貼ってある純正の指定空気圧のままでいいんだっけ?」と。それとも、ジムニーやデリカD:5のような車種ごとに、ショップ推奨の特別な設定値が必要なのでしょうか。
この疑問、実はオープンカントリーを履いた多くのユーザーが一度は直面する「通過儀礼」のようなものです。実際に私も、見た目のカッコよさに惹かれてタイヤを変えた当初は、何も考えずに純正値のまま走っていました。その結果、燃費がガクンと落ちたり、高速道路でふわふわとした不安定さを感じたり、さらには大切なタイヤが変な減り方(偏摩耗)をして寿命を縮めてしまったりと、散々な目に遭いました。
特にこれから家族を乗せて高速道路を走る予定がある方や、キャンプ道具を満載にして雪道や悪路での走行を考えている方にとって、空気圧の管理は乗り心地だけでなく、バーストなどの事故を防ぐ「安全」に直結する極めて重要なテーマです。
- 純正指定空気圧のまま走ってはいけない「構造的な理由」が明確にわかる
- ジムニー、デリカD:5、RAV4など車種別の具体的な推奨数値(2.6kPaなど)を知ることができる
- タイヤの寿命を延ばし、無駄な出費を抑えるための偏摩耗対策やメンテナンス方法が学べる
- 家族からの「乗り心地が悪い」というクレームを回避しつつ、燃費も考慮したベストなセッティングが見つかる
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オープンカントリーの空気圧管理と純正値の違い

「タイヤなんて黒くて丸いゴムの塊でしょ?」と思っているとしたら、それは大きな間違いです。見た目がカッコよくてオフロードの走破性も高いオープンカントリーですが、実は純正タイヤとは中身の構造も、求められる管理方法も全くの別物なのです。ここでは、なぜドアの開口部に書いてあるメーカー指定数値通りに入れてはいけないのか、その物理的な理由と、車種ごとに弾き出された具体的な目安について、マニアックになりすぎないよう分かりやすく解説していきます。
LT規格タイヤは純正指定値では低い理由

私たちが普段乗っている乗用車(SUV含む)には、新車時に「Pメトリック(Passenger Vehicle)」という規格のタイヤが装着されています。これは、街乗りでの快適な乗り心地や静粛性を最優先に設計されており、比較的低い空気圧でも車重を支えられるようにサイドウォール(タイヤの側面)がしなやかに作られています。しかし、私たちが愛するオープンカントリーのR/TやM/Tといった人気モデルの多く、特にカスタムで選ばれるサイズは、「LT規格(Light Truck:小型トラック用)」として設計されています。
この「LT」という文字が非常に重要です。LTタイヤは、もともと重い荷物を積んで未舗装路を走る商用車やトラックを想定して作られています。そのため、鋭利な岩や過酷な路面状況でもパンクしないよう、タイヤの骨格にあたるカーカスコードやベルトが非常に頑丈かつ分厚く作られているのです。この頑丈な構造こそが頼もしさの源なのですが、同時に「硬い」という特性も持っています。
ここが最大のポイント!
LT規格のタイヤは、頑丈な構造をしている反面、「高い空気圧を入れることで初めて本来の耐荷重性能(ロードインデックス)を発揮する」という特性を持っています。低い空気圧では、タイヤが十分に膨らまず、性能が出ないのです。
具体的に言うと、Pメトリックタイヤが200kPa程度で支えられる重さを、LTタイヤで支えようとすると、構造上もっと高い空気圧(例えば300kPa近く)が必要になるケースがあります。つまり、純正タイヤと同じ感覚で低い空気圧(例えばジムニー純正の160kPaや180kPaなど)のまま運用してしまうと、タイヤ内部の空気が足りず、車重を支えきれなくなるのです。これは専門用語で「負荷能力不足」と言われますが、単純に言えば「空気圧不足でタイヤが潰れたまま無理やり走っている状態」と同じことになりかねません。
この状態で走行を続けると、タイヤが過度にたわんで発熱し、最悪の場合は高速道路でバースト(破裂)する「スタンディングウェーブ現象」を引き起こすリスクすらあります。「純正値だから安心」という常識は、LTタイヤには通用しないのです。
ジムニーJB64は2.6キロが目安

では、大人気のスズキ・ジムニー(JB64/JB74)に、定番のサイズアップであるオープンカントリーR/T(185/85R16 105/103N LT)を履かせている場合、どれくらいの空気圧が正解なのでしょうか。SNSやオーナーズクラブ、そしてプロショップの間で、ひとつの「最適解」として定着している数値があります。それが260kPa(2.6kgf/cm2)です。
まず前提として、ジムニーの純正指定空気圧を見てみましょう。前輪160kPa(1.6キロ)、後輪180kPa(1.8キロ)と指定されています。これは現代の乗用車としては驚くほど低い数値です。スズキのエンジニアが、軽量なジムニーの車体でオフロードの凹凸を包み込むように走るため、あえて低圧に設定しているわけです。しかし、この数値をそのままLT規格のオープンカントリーに適用すると、明らかに空気が足りません。
実際に計算してみるとわかりますが、純正タイヤ(ロードインデックス91)が160kPaで支えている荷重を、LTタイヤで支えるためには、規格上の計算では最低でも220kPa〜240kPa程度が必要になります。しかし、ギリギリの数値ではタイヤの剛性が足りず、コーナリングでグニャッとした不快なロール(横揺れ)が出やすくなります。
多くのジムニー専門店やユーザーの実体験から、260kPaあたりが「LTタイヤ特有の剛性を保ちつつ、直進安定性も確保できるスウィートスポット」として推奨されています。
実際に私の周りでも、純正値に近い1.8キロ程度で走っていたジムニー乗りが、「高速道路で風に煽られて怖い」「ハンドルが取られる」と悩んでいました。そこでアドバイス通りに2.6キロまで昇圧したところ、嘘のように車がシャキッとし、「まるでサスペンションを変えたかのように走りやすくなった」と感動していたのを鮮明に覚えています。2.6キロという数値は、単なる目安ではなく、安全と走りを両立させるための「基準点」と言えるでしょう。
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デリカD5やRAV4の適正数値

ジムニーは軽自動車(シエラは普通車ですが軽量)ですが、もっと車体が重い三菱・デリカD:5や、トヨタ・RAV4といったミドルサイズSUVの場合はどうでしょうか。特にデリカD:5は、ミニバンの居住性とSUVの走破性を兼ね備えている分、車両重量が2トン近く(乗員や荷物を含めるとそれ以上)にもなります。車重が重ければ重いほど、タイヤにかかる負担は激増するため、より慎重でシビアな管理が求められます。
デリカD:5で主流となっているサイズアップ(例えば235/70R16のオープンカントリーR/T)を行った場合、多くのタイヤ専門店やカスタムショップでは270kPa(2.7kgf/cm2)〜280kPa程度を推奨しています。ジムニーよりもさらに高めの設定です。
なぜここまで高くするのかというと、重量級の車体で空気圧が低いと、カーブを曲がる際やブレーキを踏んだ際にタイヤが激しく変形してしまうからです。この変形は「腰砕け感」としてドライバーに伝わり、非常に不安な運転感覚をもたらします。また、変形による発熱も無視できません。重量車こそ、高めの内圧(空気圧)でタイヤの形状をビシッと保持させる必要があるのです。
| 車種カテゴリー | 代表的なタイヤサイズ例 | 推奨空気圧の目安(冷間時) | 備考・注意点 |
|---|---|---|---|
| ジムニー (JB64/74) | 185/85R16 105/103N LT | 260kPa (2.6kgf/cm2) | 軽量だが剛性確保のため高めに設定 |
| デリカD:5 | 235/70R16 LT | 270kPa (2.7kgf/cm2) | 車重が重いため変形抑制が最優先 |
| RAV4 (Adventure) | 245/65R17 など | 250〜260kPa | 純正値+20kPa程度がバランス良し |
| 軽トラ・軽バン (リフトアップ) | 145/80R12 LT (R/T) | 300kPa〜350kPa | 貨物用タイヤの特性上、かなり高圧が必要 |
RAV4に関しても、特にアドベンチャーグレードなどでインチダウン(ホイールを小さくしてタイヤを肉厚にするカスタム)を行い、オフロードタイヤを履く場合は注意が必要です。純正サイズ(19インチなど)の指定空気圧は通常230-240kPa程度ですが、これをLTタイヤに変更した場合は、少し高めの250kPa〜260kPaあたりに合わせておくのが定石です。これにより、燃費の悪化を防ぎつつ、SUVらしいどっしりとした安心感のある走りが得られるはずです。
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人気のオープンカントリーRTの特徴

ここで少し、私たちが愛してやまない「オープンカントリーR/T」というタイヤそのものの性格について、少し深掘りしておきましょう。R/Tとは「Rugged Terrain(ラギッドテレーン)」の略称です。「Rugged」は「でこぼこした、起伏のある」という意味ですね。
タイヤのカテゴリーには、泥道に強い「マッドテレーン(M/T)」と、舗装路から砂利道まで万能にこなす「オールテレーン(A/T)」がありますが、R/Tはその両方のいいとこ取りをした、画期的なハイブリッドタイヤとして開発されました。TOYO TIRESが北米市場で成功させ、逆輸入のような形で日本でも大ブレイクした経緯があります。
このタイヤの最大の魅力は、M/T譲りのゴツゴツしたショルダーブロックを持ちながら、センター部分(タイヤの中央)にはA/Tのように密接したブロック配置を採用している点です。これにより、「見た目はワイルドでカッコいいのに、街乗りでは意外と静かでハンドルも取られにくい」という、夢のような性能を実現しています。ホワイトレターのデザインも所有欲をくすぐりますよね。
しかし、いくら街乗りしやすいと言っても、その構造はやはりオフロード寄りです。サイドウォール(側面)は岩場でのカット対策として強化されており、非常に硬く作られています。この「硬さ」があるからこそ、「空気圧で性能をコントロールする幅が広い」という特徴が生まれます。空気圧を高めればカチッとしたオンロードタイヤのような走りになり、逆に空気を抜けば岩や泥を掴むオフロードタイヤの本性を現す。つまり、オーナーである私たちのセッティング(空気圧調整)次第で、良くも悪くも化けるタイヤだと言えるでしょう。
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高めに設定するメリットとデメリット

ここまで「LTタイヤは純正値より高めの空気圧を入れるべき」と繰り返しおすすめしてきましたが、では「高ければ高いほど良いのか」と言われると、決してそうではありません。空気圧にはメリットとデメリットのトレードオフ(相殺関係)が存在します。これらをしっかり理解して、自分の好みや使用環境に合わせた「マイ・ベスト空気圧」を探ることが、カスタムカーライフの醍醐味でもあります。
空気圧を高め(適正値付近・少し高め)にするメリット
- 走行安定性の向上:タイヤの剛性が上がり、カーブでのふらつきや高速道路でのレーンチェンジがビシッと決まるようになります。
- 燃費の向上:タイヤの変形が減り、転がり抵抗(路面との摩擦)が少なくなるため、リッターあたりの走行距離が伸びます。
- 偏摩耗の抑制:特にショルダー部分(タイヤの肩)が早く減ってしまう「両肩減り」を強力に防ぐことができます。
- 放熱性の向上:タイヤ内部の空気量が増えることで、走行中の発熱を抑え、バーストのリスクを低減します。
高すぎる場合(入れすぎ)のデメリット
- 乗り心地の悪化:タイヤがパンパンに張るため、マンホールの段差や道路の継ぎ目で「ガツン!」という突き上げ感が強くなります。
- センター摩耗のリスク:タイヤの中央部分ばかりが膨らんで接地するため、真ん中の溝だけが早く減ってしまい、タイヤの寿命を縮めます。
- グリップ力の低下(雨天時など):接地面積(路面に触れている面積)が減ってしまうため、濡れた路面や凍結路面で滑りやすくなる可能性があります。
- サスペンションへの負担増:タイヤで吸収しきれなかった衝撃がダイレクトに車体に伝わるため、足回りの部品への負担がわずかに増えます。
基本戦略としては、まず推奨値(ジムニーなら260kPa、デリカなら270kPa)に合わせて走ってみることからスタートしましょう。そこから、「ちょっと跳ねるな」と感じたら10kPa下げてみる、「高速道路が多いからこのままでいこう」と判断する、といった微調整を楽しむのが、このタイヤとの賢く、そして楽しい付き合い方かなと思います。
オープンカントリーの空気圧で変わる燃費と寿命

適正な空気圧を入れることは、単に「安全に走る」というだけでなく、私たちのお財布事情(ランニングコスト)にも大きく関わってきます。ガソリン代が高騰する昨今、少しでも燃費を良くしたいですし、決して安くないタイヤは1日でも長く持たせたいですよね。ここからは、不快な乗り心地の改善テクニックや、タイヤを長持ちさせるための具体的な運用方法について、さらに深掘りしていきましょう。
乗り心地の悪化は調整で改善できる

「見た目に惚れてオープンカントリーに変えたけど、ゴツゴツして家族から『乗り心地が悪い』と不評だった…」なんて経験、ありませんか? これはカスタムカーあるあるですね。LTタイヤは構造自体が頑丈で重いため、どうしても純正の柔らかい乗用車タイヤに比べると、路面の凹凸を拾いやすく、硬さを感じやすい傾向にあります。
もし、推奨値である260kPaや270kPaを入れてみて、日常の街乗りで「跳ねる感じが強すぎる」「突き上げが不快だ」と感じたら、10kPa〜20kPaほど下げてみるのもひとつの有効な手段です。例えばジムニーなら、260kPaから240kPa(2.4キロ)に落としてみるのです。たった0.2キロの違いですが、人間の感覚とは鋭いもので、これだけで当たりがマイルドになり「角が取れた」ような乗り心地に変化することがあります。
ただし、下げすぎにはくれぐれも要注意です。乗り心地を優先したいからといって、ジムニーで200kPa(2.0キロ)を切るような設定にしてしまうと、今度は燃費が目に見えて悪化したり、タイヤのサイドウォールに過度な負担がかかって構造的なダメージを与えたりします。あくまで「適正範囲内(ジムニーなら2.2〜2.8キロ程度)での微調整」に留めるのがコツです。私の感覚では、街乗りや通勤メインなら少し低めの2.4キロ、キャンプや長距離ドライブの前には少し高めの2.6〜2.7キロにするなど、シチュエーションに合わせて空気圧を「着せ替える」ような感覚で調整するのも、玄人っぽくてアリですね。
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片減りなどの偏摩耗を防ぐ対策

ブロックタイヤ、特にR/TやM/Tのようなパターンのタイヤにとって、最大の敵であり宿命とも言えるのが「偏摩耗(へんまもう)」です。タイヤが綺麗に均等に減ってくれれば良いのですが、空気圧管理をサボったりアライメントが狂っていたりすると、あっという間に変な減り方をしてしまいます。一度偏摩耗が始まると、そこから振動や騒音が発生し、まだ溝が残っているのに交換せざるを得ない…なんてことになりかねません。
- 両肩減り(ショルダー摩耗):これは「空気圧不足」が主原因です。タイヤが潰れて中央が浮き気味になり、両端のブロックばかりが路面に押し付けられて削れていきます。LTタイヤを純正圧で運用すると、ほぼ確実にこの減り方をします。
- センター摩耗:逆に「空気圧の入れすぎ」が原因です。タイヤがパンパンに膨らんで風船のようになり、中央のブロックばかりが接地して摩耗します。燃費を稼ごうとして3.0キロ以上入れているジムニーなどで見られます。
- 段減り(ヒール&トゥ摩耗):ブロックの進行方向側と後ろ側で摩耗量が変わり、横から見るとノコギリの歯のように段差ができる現象です。これは空気圧だけでなく、「ローテーション不足」も大きく関係します。
特にオープンカントリーR/Tは、ショルダーのデザインが特徴的でカッコいいのですが、純正の低い空気圧で使い続けると、このショルダー部分が極端に早く減る「両肩減り」が発生しやすいです。せっかくの迫力あるブロックパターンが台無しにならないよう、やはり高めの圧をキープすることが寿命を延ばす秘訣です。また、5,000km走行ごと(オイル交換のタイミングなど)に、前後左右のタイヤ位置を入れ替える「クロスローテーション」を行うことを強くおすすめします。
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燃費やロードノイズへの影響

「オフロードタイヤにすると燃費が悪くなる」「走行音がうるさい」というのは、ある程度は物理的に避けられない事実です。重くて溝が深いタイヤを履くのですから、純正タイヤより不利なのは当然です。しかし、これも空気圧管理である程度コントロールし、悪化を最小限に抑えることは可能です。
まず燃費ですが、空気圧が低いとタイヤの接地面が増え、地面にへばりつくような形になるため、「転がり抵抗」が大きくなります。自転車のタイヤの空気が抜けていると、ペダルを漕ぐのが重くなりますよね? あれと同じことが車でも起きており、エンジンに余計な負荷がかかってガソリンを無駄に消費します。適正値(高め)までしっかり空気を入れておけば、タイヤは丸く硬くなり、転がりがスムーズになります。私の経験では、空気圧を適正化するだけで、リッターあたり0.5km〜1.0km程度燃費が改善することも珍しくありません。
ロードノイズに関しても同様です。空気圧不足でタイヤ全体がたわみすぎると、ブロックが路面を叩く「パタンパタン」という音が大きくなったり、共鳴して「ウォー」「ゴォー」という唸り音が車内に響きやすくなったりします。タイヤの張りを保つことで、これらの不快なノイズの発生源であるブロックの無駄な動きを抑制できます。「最近、タイヤの音がうるさくなったな?」と思ったら、まずは空気圧を疑ってみてください。補充するだけで静かになることはよくあります。
H4:ロードインデックス(LI)という重要指標
少し専門的な話になりますが、タイヤには「ロードインデックス(LI)」という、そのタイヤが支えられる最大の重さを示す指数が決まっています。例えばジムニー純正タイヤは「91」、オープンカントリーR/T(185/85R16)は「105/103」です。数字が大きい方が重い荷物を支えられるのですが、それはあくまで「規定の空気圧を入れた時」の話です。空気圧管理において、このLIの概念を理解しておくことは、自分と家族の安全を守るために非常に価値があります。詳しくはタイヤメーカーの公式サイトなどで一度確認してみると良いでしょう。
雪道や高速道路での調整方法

日本には四季があり、私たちは様々な環境で車を走らせます。季節の変化や走行シーンによっても、空気圧の管理方法はガラリと変わります。特に注意したいのが「冬の寒さ」と「高速道路の熱」です。
寒冷地での注意点(ボイル・シャルルの法則)
理科の授業で習ったかもしれませんが、気体は温度が下がると体積が収縮します。つまり、気温が下がるとタイヤの空気圧も自然に下がってしまうのです。
具体的には、気温が10℃下がると空気圧は約10kPa低下すると言われています。例えば、暖かい都市部(10℃)のガレージで260kPaに調整しても、氷点下(-10℃)のスキー場に着く頃には、240kPa以下まで下がっている可能性があるのです。さらに雪道では、タイヤの接地面積を稼ぐために「あえて空気を抜く」というテクニックもありますが、これはスタック脱出時などの緊急用と割り切るべきです。基本的には、冬場は自然低下を見越して、あらかじめ基準値より少し高め(+10〜20kPa)に入れておくのが、トラブルを防ぐ安心の秘訣です。
また、「高速道路を走る時は空気圧を高めにする」と教習所で習った方も多いでしょう。これはタイヤの変形による発熱を防ぐためですが、LTタイヤの場合は普段から高めの設定(260〜270kPa)にして運用していれば、高速道路に乗るからといって特に追加でパンパンにする必要はありません。むしろ、問題なのは「空気圧不足のまま高速に乗ること」です。低圧のまま高速走行すると、タイヤが波打つように変形する「スタンディングウェーブ現象」が起き、タイヤが内部から破壊されてバーストする危険性が跳ね上がります。高速に乗る前は、必ず「規定値を下回っていないか」のチェックを徹底しましょう。
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オープンカントリーの適正空気圧まとめ


長くなりましたが、最後にオープンカントリーを長く、安全に、そしてカッコよく楽しみ続けるためのポイントをまとめます。
- ドアに書いてある「純正指定空気圧」は一旦忘れて、装着しているタイヤの規格(LT規格)に合わせた高めの設定(ジムニーなら260kPa、デリカなら270kPaなど)を新しい基準にする。
- 高すぎる空気圧は突き上げの原因になるため、乗り心地や好みに合わせて10〜20kPa程度の微調整をするのはOK。ただし、燃費悪化や偏摩耗を防ぐため、下げすぎ(低圧運用)には十分注意する。
- 気温の変化で空気圧は想像以上に変動するため、最低でも月に一度はガソリンスタンドや洗車場でエアチェックを行う習慣をつける。
タイヤは、重い車体と路面をつなぐ「ハガキ1枚分」の面積しかない、唯一のパーツです。どんなに高性能なエンジンやサスペンションがあっても、タイヤの空気圧が適正でなければ、その性能は発揮されません。見た目のカッコよさだけでなく、適切な空気圧管理を行うことで、オープンカントリーの持つポテンシャルを最大限に引き出してあげてくださいね。もちろん、車両の状態や積載量、ホイールのリム幅によってもベストな数値は微妙に変わりますので、迷ったときは自己判断せず、タイヤショップ等の専門家に相談することをおすすめします。






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