【車検対応】N-VAN タイヤサイズ インチアップ完全ガイド|LT規格の壁

【車検対応】N-VAN タイヤサイズ インチアップ完全ガイド|LT規格の壁

ホンダN-VANのインチアップを検討中でしょうか。「n van タイヤ サイズ インチアップ」というキーワードで検索する方は、すでにN-VANが単なる軽自動車ではなく、特有の制約を持つ「商用車」であるという事実に直面しているかもしれません。

N-VANは、ベースとなったN-BOXとは異なり、重い荷物を積むことを前提とした4ナンバー車両です。そのため、車検対応のホイールを選ぶ必要があり、デザインと規制の両立が求められます。カスタムの定番として14インチホイールが人気ですが、安全に装着するには14インチ オフセットの数値やホイール幅の限界を正確に把握する必要があり、サイズ選びは非常にシビアです。また、N-BOXなどで定番の155/65R14で車検は通るのか、あるいは思い切って16インチまで装着できるのか、そしてそれらが乗り心地にどのような影響を与えるのか。最終的に、自分にとっておすすめの組み合わせはどれなのか、多くの疑問があると思います。この記事では、N-VANのインチアップに関するそれら複雑な疑問を、商用車特有の規格にも踏み込みながら徹底的に解説します。

記事のポイント
  • N-VANが商用車であることの重要性
  • 車検に対応するタイヤとホイールの規格
  • 14インチや16インチの具体的な装着サイズ例
  • インチアップが乗り心地や安全性に与える影響

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目次

N-VANのタイヤサイズとインチアップ基礎知識

N-VANのタイヤサイズとインチアップ基礎知識
  • 純正タイヤとホイールサイズを確認
  • ホイール車検対応とLT規格の注意点
  • 定番の14インチホイール装着サイズ
  • 14インチ オフセット選びのポイント
  • ホイール幅の限界とフェンダー干渉
  • 155/65R14で車検は通るのか

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純正タイヤとホイールサイズを確認

純正タイヤとホイールサイズを確認

N-VANのインチアップ計画を立てる上で、全ての基準となるのが「純正サイズ」です。これを正確に把握せずに行うカスタムは、トラブルの原因となります。N-VANは、どのグレード(G, L, +STYLE FUN, +STYLE COOL)であっても、全車共通のタイヤとホイールサイズが採用されています。

まずは、ご自身のN-VANの標準装備を再確認してください。

スクロールできます
項目スペック
タイヤサイズ145/80R12 80/78N LT
ホイールサイズ12×4.0J(または12×4J)
PCD100mm
ホール数4穴
インセット+40mm

(出典:ホンダ公式サイト N-VAN 主要諸元表

ここで最も重要なのが、タイヤサイズに含まれる「80/78N LT」という記号です。これは、N-VANが乗用車(5ナンバー)ではなく「軽商用車(4ナンバー)」であることを示す決定的な証拠です。

「80/78N LT」の意味とは?

  • 80/78:ロードインデックス(荷重指数)です。単輪で使用する場合は「80」(450kg)、複輪(ダブルタイヤ)で使用する場合は「78」(425kg)の負荷能力があることを示します。N-VANは単輪使用なので「80」(450kg)が基準となります。
  • N:速度記号(140km/hまで)を指します。
  • LT:「Light Truck(ライトトラック)」の略で、小型トラックやバンなどの商用車用タイヤであることを示します。乗用車用タイヤよりも高い空気圧設定に対応し、優れた耐荷重性能と耐久性を持つように設計されています。

この「LT規格」こそが、N-VANのインチアップにおける最大のハードルとなります。

ホイールナットの形状にも注意

ホンダ車の多くは、純正ホイールを車体に固定するために「球面ナット」という、ナットの座面が丸みを帯びた特殊な形状のナットを使用しています。N-VANもこの球面ナットを採用しています。

一方、インチアップで使用する社外品のアルミホイールの多くは、ナットの取り付け面(ナットホール)が「60°テーパー座」と呼ばれる円錐状になっています。純正の球面ナットは形状が合わず使用できないため、ホイールに適合するテーパーナット(サイズはM12×1.5)を別途、必ず用意する必要があります。

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ホイール車検対応とLT規格の注意点

ホイール車検対応とLT規格の注意点

N-VANのインチアップで挫折するオーナーが多い最大の理由が、車検への対応です。前述の通り、N-VANは荷物を積載することを前提とした軽商用車(4ナンバー)であり、乗用の軽自動車(5ナンバーのN-BOXなど)とは車検で求められる基準が根本的に異なります。

N-VANが車検を合法的に通過するためには、タイヤとホイールがそれぞれ以下の規格を満たしている必要があります。

N-VAN 車検対応の絶対条件

  1. タイヤ:LT(ライトトラック)規格のタイヤ、またはそれに準ずる荷重指数(ロードインデックス)をクリアしたタイヤであること。
  2. ホイール:JWL-T規格の基準を満たしたホイールであること。

乗用車用のタイヤ(LT表記なし)や、JWL規格のみ(「T」のマークがない)のホイールでは、たとえサイズがフェンダーに綺麗に収まっていたとしても、強度や耐荷重性能の不足により車検不適合と判断されます。これは、荷物を最大積載した状態での走行安全性を確保するための重要な規制です。

「JWL」と「JWL-T」は全く別物です

アルミホイールには、国が定める安全基準を満たしている証として「JWL」や「JWL-T」のマークが刻印されています。

  • JWL:Japan Light Alloy Wheel の略。乗用車用ホイールに適用される安全基準です。
  • JWL-T:JWL基準に加えて、トラック・バス用(軽商用車含む)に、より厳しい強度試験や耐久試験を課した安全基準です。

N-VAN(4ナンバー)には、このJWL-Tマークが刻印されたホイールが必要です。デザインが気に入っても、このマークがなければ車検には通りません。

しかし、市場で流通しているインチアップ向けのタイヤやデザイン性の高いアルミホイールの多くは、乗用車(JWL規格)を対象に設計されています。LT規格やJWL-T規格に対応した製品は、特に14インチ以上になると選択肢が極端に少なくなります。これが、N-VANのインチアップが「難しい」と言われる最大の理由です。

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定番の14インチホイール装着サイズ

定番の14インチホイール装着サイズ

車検対応のハードルは高いものの、ドレスアップとしてN-VANのインチアップを行う場合、14インチが最も現実的で人気のあるサイズとされています。

14インチを装着する場合の、車検非対応(ドレスアップ優先)も含めた一般的な参考サイズは以下の通りです。

タイヤサイズ:165/55R14

このサイズが選ばれる最大の理由は、タイヤの外径にあります。 純正タイヤ(145/80R12)の計算上の外径が約536mmであるのに対し、165/55R14の外径は約537mmです。 その差はわずか1mmであり、タイヤの外径がほぼ変わらないため、スピードメーターの誤差がほとんど発生しないという絶大なメリットがあります。これは、インチアップのサイズ選びで非常に重要なポイントです。

ホイールサイズ:14×4.5J または 14×5.0J

タイヤ幅が145mmから165mmに広がることに合わせ、ホイールの幅(リム幅)も純正の4.0Jから4.5Jや5.0Jにするのが一般的です。これにより、タイヤが不自然に膨らむことなく、適正な形状で装着できます。

車検対応可能な14インチLTタイヤ

ほとんどの165/55R14タイヤは乗用車用(JWL規格)ですが、このニーズに応える形で、一部のメーカーからLT規格を満たす商用車用タイヤが発売されています。

代表的な製品が、ヨコハマタイヤの「PARADA PA03です。このタイヤには「165/55R14C 95/93N LT」という、まさにN-VANの14インチアップのためにあるようなサイズ設定が存在します。(2025年10月時点の情報)

このタイヤと、JWL-T規格をクリアした14インチホイール(例:BADX ロクサーニ バトルシップ NEOなど)を組み合わせることで、N-VANの車検に対応したまま14インチへのインチアップが実現可能となります。

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14インチ オフセット選びのポイント

14インチ オフセット選びのポイント

オフセット(現在は「インセット」と呼ぶのが主流)は、ホイールの取り付け面がホイール幅の中心からどれだけズレているかを示す数値です。この数値が、ホイールがフェンダーから「はみ出す」か「内側に入り込む」かを決定する、非常に重要な要素です。

N-VANの純正ホイールは 12×4.0J インセット+40mm です。

14インチで定番とされる 14×4.5J のホイールを選ぶ場合、市場製品のインセットは +40mm から +45mm の範囲で設定されているものが大半です。純正の車体セッティング(車高ノーマル)であれば、この範囲のインセットを選択すれば、フェンダーからのはみ出しや、内側のサスペンション・ブレーキキャリパーに干渉したりするリスクは低いとされています。

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ホイール幅インセットフェンダーとの関係
4.5J+45mm純正(4.0J +40)比で、内側に約0.35mm、外側に約12.35mm出ます。多くのN-VANで装着実績があり、比較的安全なサイズとされます。
4.5J+40mm純正比で、内側に約5.35mm引っ込み、外側に約17.35mm出ます。+45より外側に出るため、ツライチに近づきますが、はみ出しリスクもわずかに高まります。

インセットを攻めすぎると…

インセットの数値を小さくする(例:+35など)と、ホイールは車体の外側に出ていきます(ツライチ方向)。しかし、N-VANのフェンダーは乗用車に比べてクリアランス(余裕)が少ないため、少しの変更でもはみ出しやすく、車検不適合となる可能性が高まります。逆に数値を大きくしすぎる(例:+50など)と、ホイールが車体の内側に入り込みすぎ、サスペンションアームやブレーキ部品に干渉する恐れがあるため注意が必要です。

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ホイール幅の限界とフェンダー干渉

ホイール幅の限界とフェンダー干渉

インチアップに伴い、見た目の迫力を出すためにタイヤの幅だけでなくホイールの幅(リム幅)も太くするのが一般的です。純正の4.0Jに対し、14インチでは4.5Jや5.0Jが主流となります。

では、N-VANに装着できるホイール幅の限界はどの程度でしょうか。

これは装着するタイヤの銘柄(サイドウォールの膨らみ方)、車高(ローダウンしているか)、そして前述のインセットの数値によって大きく変動するため、一概に「ここまで」とは言えません。しかし、一般的にN-VAN(ノーマル車高)では 5.0Jあたりがフェンダー干渉を避ける上での一つの目安とされています。

中には5.5Jを装着する猛者もいますが、その場合はタイヤサイズを165/55R14のままにしてタイヤを少し引っ張り気味に装着したり、インセットを+45など内側寄りに設定したりと、シビアな計算が必要です。それでも、走行中の段差などでフェンダー内部に干渉するリスクは残ります。

ホイール幅を太くすると、確かにタイヤが台形になってカッコよく見え、迫力も増します。ですが、同時にフェンダー干渉のリスクも一気に高まります。特にN-VANは助手席側がピラーレス、後席は両側スライドドアという特殊な構造です。リアフェンダーやスライドドア周辺のクリアランス(隙間)もシビアなので、安全マージンを見るなら5.0Jまで、と考えるのが無難かもしれませんね。

車検では、タイヤの側面(サイドウォール)がフェンダーの最上部から1mmでもはみ出すと不適合となるため、過度なサイズ変更は推奨されません。

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155/65R14で車検は通るのか

155/65R14で車検は通るのか

軽自動車のインチアップで、N-BOXやタントなど、乗用ハイトワゴンで非常によく使われるタイヤサイズに「155/65R14」があります。中古市場でも流通量が多く、タイヤの選択肢も豊富です。

しかし、N-VANにこのサイズを装着して車検を通すことは、結論から言うと100%不可能です。

理由は大きく分けて2つあります。

1. タイヤ外径が大きすぎる

純正(145/80R12)の外径約536mmに対し、155/65R14の外径は約557mmにもなります。 外径差が+21mmと非常に大きく、これはスピードメーターが実際の速度よりも遅く表示される誤差が、車検の許容範囲(40km/h走行時で約-22%〜+6%)を逸脱することを意味します。メーターが40km/hを指していても、実際はそれ以上の速度が出ている状態になり、危険かつ違法です。

2. LT規格のタイヤが存在しない

155/65R14は、その成り立ちから完全に乗用車向けのサイズです。N-VANの車検に必要なLT規格(ライトトラック規格)を満たす商用タイヤは、このサイズには存在しません。つまり、耐荷重性能が不足します。

タイヤ外径が車検基準を満たせず、耐荷重性能も不足するため、155/65R14はN-VANの車検対応サイズとしては絶対に選択肢になり得ません。装着自体は物理的に可能であっても、スピードメーターの狂いや耐荷重不足を抱えたまま公道を走る違法改造となるため、使用は絶対に避けるべきです。

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N-VANタイヤサイズインチアップ具体例

N-VANタイヤサイズインチアップ具体例
  • 16インチ装着は可能か?
  • インチアップによる乗り心地の変化
  • おすすめのタイヤとホイール紹介
  • N-VANタイヤサイズインチアップの総括

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16インチ装着は可能か?

16インチ装着は可能か?

さらなる迫力と個性を求めて、14インチを飛び越え、16インチへのインチアップを検討するケースもあります。装着自体は可能なのでしょうか。

結論として、装着自体は可能ですが、車検への対応は絶望的であり、安全性を大きく損なうため、ドレスアップコンテスト用(競技用)と割り切る必要があります。

16インチを装着する場合、タイヤサイズは「165/40R16」という非常に薄いタイヤが選択肢となります。驚くべきことに、このサイズのタイヤ外径は約538mmで、純正(約536mm)とほぼ同じです。そのため、スピードメーターの誤差という点では問題ありません。

しかし、それ以外の全てが問題となります。

  1. ロードインデックス(耐荷重)の致命的な不足
    165/40R16というサイズは、タイヤの厚み(サイドウォールの高さ)が極端に薄い「超低扁平タイヤ」です。タイヤ内部の空気の量が極端に少ないため、荷重を支える能力が著しく低くなります。純正のLT規格(荷重指数80=450kg)が要求する荷重指数を到底満たすことができません(例:一般的な165/40R16の荷重指数は70=335kg程度)。車検不適合であることはもちろん、N-VANに荷物を積んで走行すると、わずかな段差でホイールが変形したり、最悪の場合はタイヤがバースト(破裂)したりする危険性が極めて高くなります。
  2. ホイール幅と干渉のリスク
    このタイヤサイズに適したホイール幅は5.5J程度になります。前述の通り、5.5Jをノーマル車高のN-VANに装着すると、インセットを慎重に選んでもフェンダーからのはみ出しや、サスペンションへの干渉リスクが非常に高くなります。

16インチへのインチアップは、見た目と引き換えに、N-VANが本来持つ「積載能力」と「走行安全性」、そして「合法性」の全てを失う行為となります。N-VANを「働くクルマ」として、あるいは日常の足として安全に使用する限り、16インチの選択は絶対に推奨されません。

\ 16インチより現実的な選択 /

インチアップによる乗り心地の変化

インチアップによる乗り心地の変化

インチアップは見た目が劇的に向上するドレスアップの王道ですが、走行性能、特に「乗り心地」には必ず変化(多くの場合は悪化)をもたらします。これは物理的な法則であり、避けて通ることはできません。

メリット

  • 見た目の向上(ドレスアップ):最大のメリットです。ホイールが大きくなり、タイヤが薄くなることで、足元が引き締まり、非常にスタイリッシュでスポーティーな印象になります。
  • 操縦安定性の向上(クイックな反応):タイヤの扁平率が下がる(薄くなる)と、タイヤの側面(サイドウォール)のたわみが減ります。これにより、ハンドルを切った際の車の応答性(ハンドリング)がシャープになり、カーブを曲がる際の安定感(剛性感)が増します。

デメリット

  • 乗り心地の悪化(ゴツゴツ感):これが最大のデメリットです。タイヤのクッション部分(空気層)が薄くなるため、路面の凹凸やマンホール、道路の継ぎ目などを乗り越える際の衝撃がダイレクトに車体に伝わりやすくなります。ゴツゴツとした硬い乗り心地に感じられるようになります。
  • 燃費の悪化:多くの場合、タイヤの幅が広くなります(例:145mm→165mm)。これにより路面との接地面積が増えるため、転がり抵抗が増加し、燃費が悪化する傾向があります。
  • 静粛性の低下(ロードノイズ):タイヤ幅が広がることや、タイヤのトレッドパターン(溝の模様)によっては、「ゴーッ」というロードノイズ(走行音)が大きくなる場合があります。
  • パンクやホイール損傷のリスク増大:タイヤが薄くなるため、縁石に強くヒットしたり、悪路を走行したりした際に、タイヤやホイールが損傷するリスクが高まります。

N-VANは元々、最大350kgの荷物を積むことを想定した商用車用のサスペンション(足回り)を採用しています。そのため、N-BOXなどの乗用車に比べて足回りが硬めに設定されています(特にリアのリーフスプリング)。その硬い足回りに、さらにクッション性の低い薄いタイヤを組み合わせるため、インチアップによる乗り心地の悪化を、他の乗用車よりも顕著に感じやすい可能性があります。

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おすすめのタイヤとホイール紹介

おすすめのタイヤとホイール紹介

N-VANのカスタムにおいて、「車検への完全対応」を最優先するか、「ドレスアップ(見た目)」を優先するかで、おすすめの選択肢は大きく変わります。ご自身のN-VANの使い方に合わせて判断してください。

1.【車検対応・安全性重視】純正12インチのまま楽しむ

インチアップは行わず、純正の12インチ(145/80R12 80/78N LTT)のまま、タイヤのデザインで個性を出す方法です。これが最も安全かつ手軽で、N-VANの「道具感」を強調できるカスタムと言えます。

  • おすすめタイヤ:TOYOTIRE オープンカントリー R/T
    純正と全く同じLT規格のサイズ設定がありながら、マッド(泥)とオールテレーン(全地形)の特徴を併せ持つ、ゴツゴツとしたオフロード風のトレッドパターンが特徴です。N-VANのスクエアなボディと相性が抜群で、一気に「アゲバン」スタイルになります。(参考:TOYOTIRE OPEN COUNTRY R/T 公式サイト
  • おすすめホイール:JWL-T規格対応の12インチホイール
    例えば「無限 MD5」や「MG ビースト for Kカー」、その他多くのメーカーからJWL-T規格をクリアした12インチの社外ホイールが発売されています。これらと組み合わせれば、車検対応のまま力強いスタイルを確立できます。

2.【車検対応・ドレスアップ両立】14インチへインチアップする

前述の通り、車検対応で14インチを目指す、ややハードルは高いが両立可能な組み合わせです。

3.【ドレスアップ優先】14インチ(乗用タイヤ使用)

車検非対応を前提とし、タイヤやホイールのデザインの選択肢を広げる方法です。外径が純正に近い「165/55R14」の乗用タイヤ(LT規格ではない)と、JWL規格(Tなし)のデザイン豊富なホイールを組み合わせます。

この場合、車検時には必ず純正の12インチタイヤ・ホイールセットに戻す作業が必須となります。また、タイヤの耐荷重性能が純正(450kg)よりも低下する(例:LI 72 = 355kg)ため、重い荷物を積載しての走行は非常に危険であり、メーカーの想定外の使用方法となります。全て自己責任での運用が求められます。

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N-VANのタイヤ・ホイールセット購入のおすすめ店舗

安心のおすすめタイヤ販売ってどこ?

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N-VANタイヤサイズインチアップの総括

  • N-VANは軽商用車(4ナンバー)である
  • 純正タイヤサイズは145/80R12 80/78N LT
  • 純正ホイールサイズは12×4.0J PCD100 4穴 インセット+40
  • 車検対応にはタイヤがLT規格(または同等の荷重指数)である必要がある
  • 車検対応にはホイールがJWL-T規格である必要がある
  • N-BOXなど乗用車用の部品は流用できない場合が多い
  • 純正ホイールナットは球面座で、社外ホイールにはテーパーナットが別途必要
  • 14インチアップが現実的だが、車検対応品は非常に少ない
  • 14インチの車検対応タイヤはヨコハマ PARADA PA03 (165/55R14C) がある
  • 165/55R14は純正と外径が近くメーター誤差が少ない
  • 155/65R14は外径が大きすぎ、LT規格もないため車検には絶対に通らない
  • 16インチ(165/40R16)も装着は可能だが、耐荷重不足で車検は通らず危険
  • ホイール幅は5.0Jあたりまでが干渉リスクの少ない目安
  • インチアップは乗り心地が悪化(硬くなる)する傾向がある
  • 安全にカスタムするなら12インチのままLT規格のオフロードタイヤ交換がおすすめ
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