オールシーズンタイヤは、ドライ・ウェット・雪上など幅広い路面に対応できますが、得意な性能は商品によって大きく異なります。
2026年現在は、MICHELIN CROSSCLIMATE 3、PIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF 3、Continental AllSeasonContact 2、GOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3など、ドライ・雨・雪を高いレベルで両立するモデルが販売されています。
さらに国内では、氷上走行にも対応するDUNLOP SYNCHRO WEATHERや、2026年に登場したYOKOHAMA BluEarth-AllSeason2 AW22など、特徴の異なるモデルも選べるようになりました。
この記事では、2026年の第三者タイヤテストと各メーカーの公式情報をもとに、オールシーズンタイヤの性能を比較します。
「総合性能が高いのはどれか」だけでなく、雪・氷・雨・ドライ・静粛性など、重視する性能別に選びやすく整理しました。
オールシーズンタイヤは、すべての性能で1本が必ず一番になるわけではありません。普段走る道路や冬の使用環境に合ったタイヤを選ぶことが重要です。
- 2026年の主要オールシーズンタイヤを性能比較
- 第三者テストで評価された総合性能の高いモデルを紹介
- 雪上性能・氷上性能・ウェット性能・ドライ性能の違いを比較
- 氷上対応のSYNCHRO WEATHERと一般的なオールシーズンの違いを解説
- 使用環境から自分に合うオールシーズンタイヤを選べる
【2026年版】オールシーズンタイヤ性能比較表

まず、2026年現在の主要モデルを比較します。
タイヤ性能はサイズや試験条件によって結果が変わるため、独自の★評価だけで単純比較するのではなく、同条件で比較された第三者テストとメーカー公式の路面適合情報をもとに特徴を整理しています。
| タイヤ | 総合的な特徴 | 雪上 | 氷上 | 特に向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| PIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF 3 | ドライ・ウェット性能が特に強く、雪上も含めた総合バランスが高い | 対応 | 非対応 | 雨・ドライ性能を重視 |
| Continental AllSeasonContact 2 | ドライ・ウェット・雪上・快適性のバランス型 | 対応 | スタッドレス推奨 | 性能バランス重視 |
| GOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3 | ウェット・雪上・燃費・静粛性をバランスよくカバー | 対応 | メーカー氷上ブレーキ試験あり※ | 万能型を選びたい |
| MICHELIN CROSSCLIMATE 3 | 雪上性能が非常に高く、夏性能やロングライフにも配慮 | 対応 | 凍結路はスタッドレス推奨 | 雪上性能を重視 |
| DUNLOP SYNCHRO WEATHER | 一般的なオールシーズンでは苦手な氷上にも対応 | 対応 | 対応 | 氷上への備えも重視 |
| YOKOHAMA BluEarth-AllSeason2 AW22 | 2026年登場。ドライ・ウェットと雪上性能を両立 | 対応 | 非対応 | 国内新モデルを比較したい |
2026年の第三者テストではPirelliが総合トップ
2026年のAuto Zeitungによる225/45R17のオールシーズンタイヤ比較では、PIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF 3が総合1位でした。
同じテストでは、
1位 PIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF 3
2位 Continental AllSeasonContact 2
3位 GOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3
4位 MICHELIN CROSSCLIMATE 3
という結果になっています。
Pirelliはドライとウェットで高い評価を獲得し、Michelinは雪上性能で特に高い結果を記録しました。
つまり、「総合1位=すべての路面で1位」という意味ではありません。
雨やドライ路面を重視するならPirelli、雪上性能ならMichelinなど、使用環境によって適したタイヤは変わります。
SYNCHRO WEATHERとAW22は別の視点で比較
DUNLOP SYNCHRO WEATHERとYOKOHAMA BluEarth-AllSeason2 AW22は、上記4モデルと同じ2026年の横断テストには含まれていません。
そのため、同じ条件で順位を断定するのではなく、メーカー公式の路面適合情報をもとに比較します。
SYNCHRO WEATHERは、ダンロップがドライ・ウェット・雪上・氷上すべてへの対応を明記している点が大きな特徴です。ただし、過酷な積雪・凍結路ではプレミアムスタッドレスタイヤが推奨されています。
一方、BluEarth-AllSeason2 AW22は、ヨコハマタイヤの公式路面適合表でドライ・ウェット「◎」、圧雪・シャーベット「○」、凍結路「×」とされています。
オールシーズンタイヤを比較するときは、「雪を走れるか」だけでなく、「氷上まで想定するのか」を分けて考えることが重要です。
オールシーズンタイヤ性能ランキングTOP4

ここでは、2026年のAuto Zeitungによるオールシーズンタイヤ比較テストをもとに、同じ条件で比較された主要4モデルをランキング形式で紹介します。
テストサイズは225/45R17です。タイヤの性能はサイズや車種、路面温度などによって変わるため、順位はすべてのサイズで同じ結果になることを保証するものではありません。
1位:PIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF 3
2026年のAuto Zeitungテストで総合1位となったモデルです。
特にドライ・ウェット路面で高い性能を示し、ドライではテスト最高評価、ウェットでもトップクラスの結果でした。
雪上でも必要な性能を確保していますが、今回のテストでは雪上総合性能は中位でした。
そのため、雪の少ない地域で普段はドライ・ウェット路面を走ることが多く、急な降雪にも備えたい方に向いています。
PIRELLIの日本公式サイトでも3PMSF付きのオールシーズンタイヤとして販売されています。
2位:Continental AllSeasonContact 2
総合2位はContinental AllSeasonContact 2です。
今回のテストでは、ドライ・ウェット・雪上のすべてで大きな弱点が少なく、特に雪上性能と快適性で高い評価を得ています。
「雨だけ」「雪だけ」と特定の性能へ極端に寄せず、年間を通した性能バランスを重視したい方に比較しやすいモデルです。
高速道路を含め、幅広い路面状況で使いやすいオールシーズンタイヤを求める方の候補になります。
3位:GOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3
総合3位はGOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3です。
2026年のAuto Zeitungテストでは、ウェット性能・雪上性能・ドライ性能をバランス良くまとめています。
日本でもGOODYEARのプレミアムオールシーズンタイヤとして販売されており、メーカーはドライ・ウェット路面から雪道まで四季を通じて使用できるモデルとして案内しています。
性能のどこか一つだけを最優先するより、年間を通して安定した性能を求める方に向いています。
4位:MICHELIN CROSSCLIMATE 3
総合4位はMICHELIN CROSSCLIMATE 3です。
今回のテストで特に強かったのが雪上性能です。
雪上カテゴリーでは4モデルの中でも非常に高い結果を記録しており、雪上性能を重視する方には有力な候補になります。
一方、今回のテストではウェット性能が上位3モデルより低く、総合順位では4位となりました。
つまり、「総合4位だから性能が低い」のではなく、雪道を重視するか、雨やドライ路面を重視するかによって評価が変わるタイヤです。
総合順位だけで選ばないことが重要
2026年の同条件テストでは、
1位 PIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF 3
2位 Continental AllSeasonContact 2
3位 GOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3
4位 MICHELIN CROSSCLIMATE 3
という結果でした。
ただし、タイヤごとに得意な性能は異なります。
ドライ・ウェット性能を重視するならPirelli、バランスならContinentalやGoodyear、雪上性能を重視するならMichelinというように、自分が走る道路環境に合わせて選びましょう。
国内で注目したいオールシーズンタイヤ2選
上記の2026年テストには含まれていませんが、日本でオールシーズンタイヤを選ぶなら、次の2モデルも比較しておきたい候補です。
DUNLOP SYNCHRO WEATHER|氷上走行にも対応
SYNCHRO WEATHERの最大の特徴は、一般的なオールシーズンタイヤでは苦手とされる氷上路面にも対応していることです。
ダンロップの公式路面適合表では、
- ドライ:○
- ウェット:○
- 雪上:○
- シャーベット:○
- 氷上:○
とされています。
一方、同社のALL SEASON MAXX AS1は氷上「×」です。
突然の雪だけでなく、凍結路への備えも重視したい方にはSYNCHRO WEATHERが有力な候補になります。
ただし、氷上対応だからスタッドレスタイヤとまったく同じという意味ではありません。
ダンロップも、過酷な積雪・凍結路を走行する場合はプレミアムスタッドレスタイヤの装着を推奨しています。
YOKOHAMA BluEarth-AllSeason2 AW22|2026年の新モデル
BluEarth-AllSeason2 AW22は、ヨコハマタイヤの新世代オールシーズンタイヤです。
メーカー公式の路面適合表では、
- ドライ:◎
- ウェット:◎
- シャーベット:○
- 圧雪:○
- 凍結:×
とされています。
夏のドライ・ウェット性能を重視しながら、突然の雪にも備えたい方に向いたモデルです。
一方、凍結路には対応していないため、アイスバーンを走る可能性が高い場合はスタッドレスタイヤや氷上対応モデルを検討しましょう。
ランキングと国内注目モデルの選び分け
総合ランキングだけで決めるのではなく、次のように考えると選びやすくなります。
- ドライ・ウェット性能を重視 → PIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF 3
- 総合バランスを重視 → Continental AllSeasonContact 2
- ウェット・雪上・年間性能のバランス → GOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3
- 雪上性能を重視 → MICHELIN CROSSCLIMATE 3
- 氷上への備えも重視 → DUNLOP SYNCHRO WEATHER
- ドライ・ウェット+突然の雪への備え → YOKOHAMA BluEarth-AllSeason2 AW22
「総合順位が高い=すべての人に最適」ではありません。
普段走る路面と、冬にどこまでの路面を想定するかを決めてから選ぶことが重要です。
\ 主要オールシーズンタイヤを比較 /
性能別オールシーズンタイヤランキング
総合順位だけでは、自分に合うタイヤを選べないことがあります。
2026年の同条件テストでは、ドライ・ウェット・雪上・快適性・転がり抵抗など、性能ごとに上位モデルが異なりました。
ここでは、重視する性能別に候補を整理します。
ドライ性能を重視するなら|PIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF 3
2026年Auto Zeitungの225/45R17比較では、CINTURATO ALL SEASON SF 3がドライ部門で最高評価となりました。
高速道路や乾燥路を走る機会が多く、夏場の走行性能を重視する方に有力な候補です。
ウェット性能も高く、雪上性能だけに偏らず、普段のドライ・雨天走行を重視したオールシーズンタイヤを探している方に向いています。
ウェット性能を重視するなら|PIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF 3
同じ2026年Auto Zeitungテストでは、Pirelliがウェット部門でもトップクラスの結果を記録しました。
日本のPirelli公式サイトでも、CINTURATO ALL SEASON SF 3は全サイズで欧州ラベリングのウェットブレーキング「Aクラス」を取得したモデルとして案内されています。
雨の日の走行が多く、ドライ性能とウェット性能を両立したい方に比較しやすいモデルです。
雪上性能を重視するなら|MICHELIN CROSSCLIMATE 3
雪上性能ではMICHELIN CROSSCLIMATE 3が特に高い結果を記録しています。
2026年Auto Zeitungテストでは、雪上カテゴリーでテスト最高水準の評価となりました。
普段はドライ・ウェット路面を走りながら、冬の雪道性能も重視したい方に向いています。
ただし、雪上性能が高いことと、凍結路でスタッドレスタイヤと同じように使用できることは別です。
凍結路を頻繁に走る場合は、氷上性能も確認してください。
氷上性能を重視するなら|SYNCHRO WEATHERとVECTOR 4SEASONS GEN-3を確認
氷上性能については、他の性能のように同条件の横断テストで単純に1位・2位を決めることはできません。
日本向け商品で確認しておきたいのが、DUNLOP SYNCHRO WEATHERとGOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3です。
SYNCHRO WEATHERは、ダンロップの公式路面適合表で氷上路面「○」とされています。
一般的なALL SEASON MAXX AS1が氷上「×」なのに対し、SYNCHRO WEATHERは氷上走行にも対応している点が大きな違いです。
一方、VECTOR 4SEASONS GEN-3も、日本グッドイヤーが195/65R15を使用した氷上ブレーキ試験を公開しています。
その試験では、同社スタッドレスタイヤICE NAVI 7を100とした制動指数に対し、VECTOR 4SEASONS GEN-3は104という結果です。
ただし、メーカー・試験条件が異なるため、SYNCHRO WEATHERとVECTOR 4SEASONS GEN-3のどちらが氷上性能で上かを、このデータだけで断定することはできません。
また、氷上走行への対応を示す商品でも、過酷な積雪・凍結路を頻繁に走る場合はスタッドレスタイヤを優先して検討しましょう。
快適性を重視するなら|Continental AllSeasonContact 2
2026年Auto Zeitungテストでは、AllSeasonContact 2が主観的な快適性評価で最高評価グループに入りました。
ドライ・ウェット・雪上性能にも大きな弱点が少なく、特定の性能だけでなく乗り心地を含めたバランスを重視したい方に向いています。
高速道路や長距離走行が多く、年間を通した使いやすさを求める場合にも比較候補になります。
燃費・転がり抵抗を重視するなら|サイズごとの性能表示も確認
燃費性能はタイヤサイズによってラベリングが変わる場合があるため、「この商品なら必ず燃費性能1位」と一律には判断できません。
2026年Auto Zeitungの225/45R17テストでは、今回総合TOP4として紹介したモデルの中ではContinental AllSeasonContact 2の転がり抵抗が最も低く、次いでMICHELIN CROSSCLIMATE 3、PIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF 3、GOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3という結果でした。
ただし、この順位は225/45R17での試験結果です。
購入するときは、自分の車に装着するサイズの転がり抵抗性能やラベリングを確認しましょう。
耐摩耗性を重視するなら|MICHELINとGOODYEARも候補
同じ2026年Auto Zeitungテストでは、摩耗量の測定でMICHELIN CROSSCLIMATE 3とGOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3が同率で最も少ない結果でした。
年間走行距離が多く、交換サイクルも重視したい方には比較しやすい2モデルです。
ただし、実際の寿命は空気圧・車種・走行環境・運転方法などでも変わります。
テスト結果だけで「必ず一番長持ちする」とは考えず、定期的に残り溝や偏摩耗を確認しましょう。
性能ランキングから選ぶなら
オールシーズンタイヤは、すべての性能で1本がトップになるわけではありません。
ドライ・ウェットを重視するならPIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF 3、雪上性能ならMICHELIN CROSSCLIMATE 3、年間の性能バランスならContinental AllSeasonContact 2やGOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3が比較しやすい候補です。
凍結路への備えまで重視する場合は、DUNLOP SYNCHRO WEATHERやVECTOR 4SEASONS GEN-3の氷上性能も確認してください。
最終的には「ランキング1位だから」という理由だけで決めず、自分が普段走る路面で最も必要な性能から選ぶことが大切です。
\ 重視する性能が決まったら /
オールシーズンタイヤ性能の見方|ランキングだけで選ばない
オールシーズンタイヤは、同じカテゴリーの商品でも対応できる路面や得意な性能が異なります。
ランキングだけを見るのではなく、雪上・氷上・ウェット・ドライなど、自分が実際に走る道路に必要な性能を確認して選びましょう。
雪上性能と氷上性能は分けて考える
特に注意したいのが、「雪道を走れる=凍結路も走れる」ではないことです。
一般的なオールシーズンタイヤは、圧雪路やシャーベット路に対応していても、アイスバーンなどの凍結路には対応していない商品があります。
例えばYOKOHAMA BluEarth-AllSeason2 AW22は、メーカー公式の路面適合表で、
- ドライ:◎
- ウェット:◎
- シャーベット:○
- 圧雪:○
- 凍結:×
とされています。
そのため、雪上性能だけでなく、凍結路を走る可能性まで考えて選ぶことが重要です。
3PMSFだけで氷上性能は判断しない
オールシーズンタイヤには、側面に「3PMSF(スリーピーク・マウンテン・スノーフレーク)」が表示されている商品があります。
3PMSFは一定の雪上性能を満たしていることを示すマークですが、氷上性能を保証するマークではありません。
そのため、
「3PMSF付きだからアイスバーンも大丈夫」
とは判断しないようにしましょう。
購入前にメーカーの路面適合表を確認し、「凍結路」「氷上」への対応が明記されているかを見ることが大切です。
氷上対応を重視するなら商品ごとに確認
2026年現在、DUNLOP SYNCHRO WEATHERはメーカー公式で氷上路面への対応が明記されています。
一方、同じダンロップのALL SEASON MAXX AS1は氷上非対応です。
このように、同じメーカー・同じオールシーズンタイヤでも対応できる路面は異なります。
また、氷上対応モデルでも、スタッドレスタイヤとまったく同じ性能になるわけではありません。
SYNCHRO WEATHERについても、ダンロップは過酷な積雪・凍結路を走行する場合にはプレミアムスタッドレスタイヤの装着を推奨しています。
ドライ・ウェット性能も重要
オールシーズンタイヤは冬だけ使うタイヤではありません。
一年を通して装着するなら、実際にはドライ路面や雨の日を走る時間の方が長いケースもあります。
そのため、
- ドライブや高速道路が多い → ドライ性能
- 雨の日も毎日運転する → ウェット性能
- 冬の降雪に備えたい → 雪上性能
- 凍結路も想定する → 氷上性能
というように、自分の使用環境から優先順位を決めると選びやすくなります。
サイズによって性能表示や設定が異なる場合がある
同じ商品名でも、タイヤサイズによって速度記号や荷重指数、転がり抵抗・ウェットグリップなどの表示が異なる場合があります。
ランキングで商品名を確認したら、最後に自分の車へ装着するサイズの公式スペックを確認してください。
また、XL規格など標準タイヤと規格が異なる場合は、適正空気圧も販売店などで確認しましょう。
オールシーズンタイヤとスタッドレスの性能差
オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤは、どちらも冬の道路を走れる商品がありますが、重視している性能が異なります。
一般的な違いを整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | オールシーズンタイヤ | スタッドレスタイヤ |
|---|---|---|
| ドライ路面 | 年間使用を想定 | 走行可能だが冬向け設計 |
| ウェット路面 | 得意なモデルが多い | 商品によって異なる |
| 圧雪路 | 対応モデルあり | 得意 |
| シャーベット | 対応モデルあり | 得意 |
| 凍結路 | 非対応の商品が多い。一部対応モデルあり | 氷上走行を想定 |
| 季節ごとの履き替え | 基本的に不要 | 必要 |
| 夏の使用 | 使用可能 | 夏季使用には向かない |
雪が少ない地域ならオールシーズンが使いやすい
普段はドライ・ウェット路面を走り、年に数回の降雪へ備えたい場合は、オールシーズンタイヤの利便性が高くなります。
夏タイヤとスタッドレスタイヤを季節ごとに履き替える必要を減らせるため、
- タイヤ交換の手間を減らしたい
- 保管スペースを減らしたい
- 突然の降雪に備えたい
といった方には選択肢になります。
積雪・凍結路を頻繁に走るならスタッドレスを優先
一方、
- 積雪地域を頻繁に走る
- アイスバーンを走る機会が多い
- 雪山や寒冷地へ出かける
- 冬の道路性能を最優先したい
場合は、スタッドレスタイヤを優先して検討した方が適しています。
SYNCHRO WEATHERのような氷上対応オールシーズンタイヤもありますが、メーカー自身も過酷な積雪・凍結路ではプレミアムスタッドレスタイヤを推奨しています。
高速道路の規制も確認する
オールシーズンタイヤを装着していても、冬の高速道路を必ず通行できるとは限りません。
商品や気象条件、道路管理者の判断によって通行条件が変わる場合があります。
また、「チェーン規制」が実施された場合は、スタッドレスタイヤを装着していてもタイヤチェーンが必要です。
冬に高速道路や降雪地域を走る場合は、
- 装着タイヤの路面適合
- 当日の道路規制
- 降雪・凍結情報
- タイヤチェーンの必要性
を確認してから走行しましょう。
どちらを選ぶかは冬の使い方で決める
オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤのどちらが優れているかではなく、使用環境に合っているかが重要です。
普段は雪の少ない地域を走り、突然の降雪への備えと年間の使いやすさを重視するならオールシーズンタイヤ。
積雪・凍結路を頻繁に走り、冬性能を優先するならスタッドレスタイヤ。
この基準で考えると、自分に必要なタイヤを選びやすくなります。
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まとめ|オールシーズンタイヤ性能ランキングから自分に合う1本を選ぼう
2026年のオールシーズンタイヤは、商品によって得意な性能がはっきり分かれています。
同条件の第三者テストでは、PIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF 3がドライ・ウェット性能を含む総合力で高い評価を獲得しました。
一方、雪上性能を重視するならMICHELIN CROSSCLIMATE 3、年間の性能バランスならContinental AllSeasonContact 2やGOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3も有力な候補です。
さらに、凍結路への備えまで考えるならDUNLOP SYNCHRO WEATHERなど、氷上走行への対応が明記されたモデルも比較対象になります。
選ぶときは「ランキング1位だから」という理由だけで決めず、
- ドライ・ウェット性能
- 雪上性能
- 氷上性能
- 静粛性・乗り心地
- 燃費・耐摩耗性
- 自分が走る地域や道路環境
を確認することが重要です。
特に、雪上性能と氷上性能は同じではありません。
普段は雪の少ない地域を走り、突然の降雪への備えや季節ごとの履き替えを減らしたい方には、オールシーズンタイヤが便利な選択肢になります。
一方、積雪・凍結路を頻繁に走る場合は、オールシーズンタイヤだけでなくスタッドレスタイヤも含めて検討しましょう。
自分が最も重視する性能を決めてから比較すると、用途に合ったオールシーズンタイヤを選びやすくなります。
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